アヴァターラ・神のまにまに

精神世界の研究試論です。テーマは、瞑想、冥想、人間の進化、七つの身体。このブログは、いかなる団体とも関係ありません。

霊界の魔法の山に秘蔵されている宝捜し-4

2024-09-04 06:11:08 | 浅い霊感から神人合一まで

◎大いなる静けさに、明けの明星がのぼるのを見る

 

エウゲニス・フィラレテスの宝捜しメモの続き。

 

『「地震が去ると次いで火事が起こる。地上のがらくたをすべて燃やし尽した後、はじめて宝物が姿を現わす。

しかしまだ貴兄には見えないだろう。

これら一連の現象の後、明け方近く、大いなる静けさがやってくる。貴兄は明けの明星がのぼるのを見よう。』

(象徴哲学大系 4 錬金術 マンリー・P・ホール/著 人文書院P68-69から引用)

 

『地震の次に火事が起こり、地上のがらくたをすべて燃やし尽くす』というのは、あらゆるこの世的なものに別れを告げるということ。

風、土、火というエレメントを問題にするならば、次は水だろうと予想する。

 

そこで初めて宝物が姿を現す。

『明け方近く、大いなる静けさがやってくる。貴兄は明けの明星がのぼるのを見よう。』

この光景は釈迦も、空海も、クリシュナムルティもそうだった。中心太陽に突入するのではなく、明けの明星を望見するのだ。

 

これは、書きぶりは見神だが、単なる見神とは評価できず、個から全なる第六身体へと進んだと見るのだろう。

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