詠里庵ぶろぐ

詠里庵

高知工科大学

2005-09-07 06:48:33 | 日々のこと(一般)
でのサマースクールももうすぐ終わります。この夏二つ目のサマースクールです。全部出る受講者はごくろうさまですが、私は例によって適当に切り上げて帰って来ました。会場の高知工科大学は欧米の大学のようなきれいな佇まいでした。このホームページでもわかるようにレンガ調の建物、芝生と噴水、高いタワーの学生ドーミトリーなど。それもそのはず、設計者はアメリカ人だそうです。理事長は橋本高知県知事、初期投資は県もちということで、あとの運営は民間と説明されました。そう聞いてホームページも「定員と学生数」「財務状況」に目が行きました。見学では木村研究室を拝見しました。イオン化した極微小物体のレーザートラップの実験で、極微小風車を光の風で回すなど、わかりやすくインパクトのあるディスプレイやビデオによるデモでした。
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2 コメント

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サマースクール (あつこ)
2005-09-11 02:56:46
高知のサマースクール、いかがでしたか。私もお伺いしたかったです。憧れのスターのみなさんのそろい踏み。ここ数年追っかけてるんだけど、まだお会いできていない方ばかり・・・。



こういうスクールが日本でも盛んになってきたみたいで、嬉しいです。優秀な若い人が集まって闊達に議論できる場は、サイエンスの発展にはとても重要だと思います。93年からしばらくイタリアのトリノで開かれていた合宿が、詠里庵さんのご専門分野の初期の発展にどれほど寄与したことか。一番活発だった最初の3年間に、日本からの参加者が一人もなかったことが惜しまれてなりません。



ただ日本のこういうスクールって、えてして期間は短かめ、スケジュールはびっしりみたいですね。高知がどうだったのでしょう?欧米だと発表は午前に2件だけ、あとは議論するのも遊ぶのも自由、なんて話を結構聞きます。日本じゃ講師も学生も真面目なのか、忙しすぎるのか・・・。



ちなみにトリノ合宿は、とあるイタリア企業が資金を全面的にサポートしてました。そこの重役さんが、まだ誰も注目していなかったこの研究分野にほれ込んで、パトロンになったのです。イタリアって組織の機動力はさっぱりですが、こういう個人の行動力には、時々ハッとさせられることがあります。日本はどうでしょうか・・・?



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Re:高知工科大学 (詠里庵)
2005-09-11 07:05:01
ほぼ2週間なので期間は短くはないと思います。前半1週間の講義と聴講者によるポスターセッションは十分楽しみました。講義では日本人聴講者からの質問もありましたが、ほとんどが外国人聴講者(か他講師や主催者)からだったのが残念でした。ポスターになると日本人も活発に議論していました。スケジュールは午前2午後1の講義+ポスターで過密ということはなかったと思います。後半どうだったかまだ聞いていませんが、前半から推して総じて成功だったと思います(主催側だから言うわけではありません、多分客観的だと思います)。パトロンについてはまた後日。

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