詠里庵ぶろぐ

詠里庵

妻の実家

2006-08-24 06:43:38 | 詠里庵・新着案内
からいただく野菜はスーパーで買うものとはひと味違うコクと甘みがあります。調理の味付けは最低限にとどめないともったいない。ものによっては味付けなしでもいいくらい。シシトウは辛いのに当たることがありますが、それもクジに当たったようで楽しみ。

先頃、数日間一人暮らしをするので、まだ収穫は早いのを承知で小さめの(サッカーボールより一皮小さい)スイカをいただきました。持ち帰って二つに割ると、やはり皮が厚い。というか、赤い部分より皮の方が厚いくらい。さすがに早すぎたと思いましたが、ここでガッカリしませんでした。何を考えたかわかるでしょうか?

まず、私はスイカの皮をみそ汁の具にするのが好きです。味噌は、これも実家製の、もろみが少し残っている感じのもの。夏らしいさわやかな味と香りが楽しめます。最近のスイカは皮が薄くて困ります。しかしこのもらったスイカはいかにも分厚い皮で、朝晩みそ汁で消費しようと思っても一人ではいつまでかかることやら。さすがに飽きて捨てることになりそうです。

そこで思いだしたのが、ふろふき大根やトウガンの挽肉そぼろあんかけ。スイカの皮でもモドキが作れるのではないか。大きめにざっくり切って(これは通常不可能ですね)昆布と鰹節の出汁が染みこむようしばらく煮てこれをやったところ、一口食べた瞬間、ン?となりました。旨い!中に繊維の筋が見える半透明の塊を味噌あん味の肉と一緒にほおばると、出汁がしみ出ていつの間にか口の中で消えて行きます。モドキどころではありません。大量に作りましたが、他に大した献立をつくらずそればかり2回で食べ切ってしまいました。

他の使い方ないでしょうか? 瓜の一種なんだから漬け物なんかにできるような気がしますが。
コメント
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