詠里庵ぶろぐ

詠里庵

今週の一曲

2006-01-15 00:20:18 | 詠里庵・新着案内
を更新しました。元ページはここ。直接聴きたい場合はこれをクリック。実は勤務先では学生オーケストラの練習場所が近くにあり、その付近はパート練習や個人練習をしている音が錯綜としていて、いかにも大学らしい雰囲気を醸し出しています。本番が近いのでしょうか、このところ練習にも熱が入っていて、いろんな曲のパッセージが聞こえます。私もシンセサイザーを入手した30年近く前、重ね録音の準備のためまずオーケストラの各楽器の音づくりから操作の練習を始めました。発信器、変調器(振幅・周波数・高調波含有率の変調)、フィルターをそれぞれ時間の関数としてセットし、あとは鍵盤を指で押す圧力に感応するようにビブラートの種類と深さなどをセットします。そうして練習したものを集めたのが今週の一曲です。いろんな楽曲のさわりが出てきますが、何の曲かは来週書きます。

先週の一曲はドビュッシー:組曲「子供の領分」より「象の子守歌」でした。録音は1974年。

先週フォーレ、エンマ、ドリー、ドビュッシー、シュウシュウの話を書きました。「子供の領分」は1906-08年ドビュッシーがシュウシュウのために書いた曲です。象の子守歌はその第2曲目ですが、鈍重な象がひょうきんなダンスをしているような曲です。
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