九州大学山岳部 ブログ 「QUAC blog」

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ベッド上での筋トレ

2011年03月29日 | トレーニング
ご無沙汰しております、新3年Fです。
今年度も残すところあと数日となりました。
新年度の活動を考えるとわくわくしてきますね!

さて、このところブログの更新がなくさびし~い感じなので、しょうもないながら僕の筋トレ状況など報告しようかと思います。

実は現在僕はとある病院に入院しております(もともと体調的には健康そのもので、しかも明日退院ですが)。
病院というのは自由な時間こそ長いものの、病院内にはホールドも登山道もありません。
入院する時に僕は思いました。

「2週間もベッドの上にいたら体がなまってしまう!」
「自由な時間を何かに活用できないか?」

長い自由時間、(山岳部的には)なにもない病室での生活が退屈なものになるかどうかは自分次第!
とのことで入院中はできるかぎり筋トレと大学の勉強の復習に費やすことにしました。
(実際はPSPを持っていこうかか~な~り迷いましたが(笑))
これにより筋力・学力の大幅アップをねらい、退院後、知人達に
『手術したって聞いたけど、改造手術でも受けてきたの?』
と言わせることが目標です(笑)



さて、前置きが長くなりましたが以下が具体的な筋トレの内容です。

・腕立て伏せ:手の位置を変えて各10回×3=30回
・片足スクワット:各10回
・腹筋:30~40回
・背筋:その日の腹筋回数×2回
・握力:25kgのバネを様々なパターンで。

ぱっと見たところ普通の筋トレメニューですが、気をつけたのは「筋持久力をつける」ことです。
というのも、ラリーグラスでも稚児落としでもいつも核心部、あるいは核心部後でバテて完登できず、という点が僕の弱点の1つだと考えたからです。
そんなわけで筋トレをする際は「絶対に反動を付けず」「ゆっくりと体を動かす」ことに注意しました。


(実際は、そうせざるを得なかったというのもあります。
 なにしろ僕のベッドが古いのか、やけに軋む!(笑)
 寝返りを打つだけでもギシギシというのですから、
 ガツガツと筋トレなどしようものなら、うるさくて同じ部屋の方々のご迷惑になります。
 だから、ゆっくりゆっくりと筋トレをせざるをえなかったのです……)


握力に関して気をつけたのは、やはり「持久力」と、さらに「1つ1つの指の強化」です。

前者については「握りっぱなし」での強化を狙いました。
これは、25kgのバネを一定時間握りっぱなしにして、握り続ける力を高めようというものです。
初めは右1分半、左1分が限度でしたが、今日のトレーニングでは左右とも2分半まで耐えられました。(とはいえ左はかなり最後の方緩みかかってましたが^^;)
たとえばカチ持ちで体を保持したまま次のホールドを取りに行く時なんかに、ここで鍛えた筋肉が役立つんじゃないかと思っています。

後者については指の数を減らしてバネを握るトレーニングでの強化を狙いました。
これは、いつも「掌+人差し指~小指の第2関節」あるいは「掌+人差し指~小指の腹」で握っているバネを、
「掌+人差し指・中指の第2関節」や「掌+中指・薬指の第2関節」など、指の数を減らした状態で指の組み合わせを変えながらバネを握るトレーニングです。
実際の岩場・壁では5本全ての指でホールドをつかめる状況というのはあまりありません。
核心部ならなおさらです。
そういった少ない指・色々な指の組み合わせでホールドを持つ時に役立つんじゃないかと思っています。



さて、長々とくだらない事を書き連ねましたが、要は
「トレーニングのためのトレーニング」にならないよう気をつけたということです。

さあ、これらのトレーニングが功を奏してFが改造手術を受けたようになっているのか、乞うご期待・・・!?

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