九州大学山岳部 ブログ 「QUAC blog」

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筑紫耶馬渓 力丸フェイスと不動岩

2013年03月03日 | トレーニング
二年の青木です。

今週の木曜と土曜で筑紫耶馬渓に行ってきたました。

ボルダーエリアとして有名な筑紫耶馬渓。しかし、ボルダーではなくフリークライミングをしてきました。木曜は力丸フェイス、土曜は力丸フェイスとちょっと不動岩で遊んできました。筑紫耶馬渓のトポはこちら→http://sports.geocities.jp/ckpdw457/2-4-4.html


                 
川沿いには多数のボルダーが点在する




フリッジサイド•ロック?現在は登攀不可能っぽい


木曜。トンネル下にある力丸フェイスへ。しかし、上にあげたホームページの資料を読み込まず、いったもんですから、少し迷子に。僕は一旦川に下りて力丸フェイスへ向かったのですが、トンネルのすぐわきにちゃんと整備された登山道があると帰り際に気づきました。力丸フェイスは規模としては小さく油山川のサブフェイス程度。ルートの長さはどれも10mほど。この程度なら今時ボルダーで登る人もいるかもしれません。


                      
力丸フェイス


今回登ったルートはこちら。
右方カンテ 5.10a
最初、取り付きを間違え、少し苦戦する。だが、ムーブ自体はそこまで難しくない。5.9程度ではないだろうか。

ビッグママ 5.8
あの日向神開拓者新原さんの奥様が開拓されたルートらしい。グレード通り非常に登りやすいフェース。これなら1年生も余裕だろう。

バリーガール 5.10b
核心部にドリルでホールドが作られていた。(チッピングというらしい)最近あけられたもののようだ。これを使うとグレードは、5.9ほどになってしまう。木曜に登りにきたときはそれを使ったが、後に使ってはいけないと聞き、土曜に再チャレンジ。細かいホ-ルドを下から押さえる体制になり、非常にきつかったが、確かに使わなくとも登れた。穴をあけた人はなぜあけたのだろうか。ボルトハンガーも最小限というこの時代に全く理解できない。

パワーサークル 5.10b
途中トラバースでバリーガールに合流する。このトラバースが細かいホールドを手がかりと足がかりにしなければならないので、非常にきつかった。思わず、変な声がでる。何度もトライしたため指の皮がはげ、それどもまたトライしたためそこから出血。大惨事。なんとか抜けることはできたが登り方があってたかは疑問だ。そして、上部にいくと細かいホ-ルドでの片足立ちこみ。ここにもチッピングがしてある。バリーガールと同様これがなくとも登れる。最後に狭いバンドへマントリングと嫌な動作が続くルートだった。土曜にきたときやっと上まで抜けれた。

ダブルスティング 5.10b
木曜のときは、歯が立たなかったが、土曜には一発でいけた。核心部はリーチに頼ってしまったかも。

ルート名不明のルート 5.10a
フレイクをもち、勢い良くハングしたの横クラックに手をつっこむ。これまたリーチがあれば余裕。ガバばっかりで爽快感のあるルートだった。

リトル•サン 5.10a
最初っから難しい。力丸フェイスで唯一このルートだけは上まで抜けれなかった。上記のホームページでも5.11a?と書かれているため難しいのだろう。


土曜の帰り時間が空いていたので、不動岩によった。これまた、取り付きを間違え、どろだらけに。時間もなかったので、右端の5.9のルート一本だけをのぼりました。非常に汚れていたので、ゴシゴシしときました。少しはましになったかも。不動岩は力丸フェイスよりもでっかく、面白いルートもそろってそう。次はここを攻略じゃーo(`・д・´)