九州大学山岳部 ブログ 「QUAC blog」

日々の活動、部員の声etc... QUACの日記です。

宝満山 クライミング

2013年03月06日 | トレーニング
2年の青木です。

火曜にOBの先輩と宝満山の岩場を回ってきました。先輩はハンガーを打ち変えるつもりだそうで、今回は打ち込む場所に赤ペンキを塗ってきました。

本道寺の登山道から入山し、山頂へ。

まず登ったのは宝満南壁。日が照っていたので、かなり暑い。南西カンテ、サンドイッチのルート。



1ピッチ目の南西カンテにて




1ピッチ目:南西カンテ(5.8)
とりあえずリードをお譲りいただき、とりつく。ボルトは全てさびたRCCボルトとリングボルトだったので、落ちる訳にはいかない‥…南壁で日が照り暖かかったことと、緊張で手汗がびっしょり。一カ所だけ嫌らしいとこがありました。

2ピッチ目:サンドイッチ(5.8~5.10a)
最初のハングをのっこす動作でびびり、A0で。その次のハングで岩と岩の間をねっころがりハングを超えるという動作が!なかなかスリリング。2カ所カムをつかった。

次はおなじみ稚児落とし。二本ルートを登った。5.8と5.9らしい。稚児落としは日が全く当たらないので、岩もところどころ濡れており、下には落ちてきた氷柱がそのまま残っていた。



稚児落としにて。懸垂下降中


今回初めて稚児落としを上まで抜けることができた。1年の秋に来たときは滑り台のとこでKOされてたので、どうやら僕も成長したようだ。

そして、最後に吊船岩。右端の5.8のルートをリードで一発!カムも一回で決めることができ、スムーズなクライミングができた。この間難所ガ滝を見に来たついでに岩場を見学しにきたので、オンサイトにはならず。こういうのをレッドポイントというらしい。最近覚えた。ジャミングをきかせて登ると、トポに書いてはあるもののレイバックのみで十分だった。

楽しい岩場に連れて行っていただき、先輩に感謝です。ありがとうございました。