中華製真空管アンプが随分と進化してきたところで、、、
試しにスピーカーも鳴らしてみたいという欲が湧いてきたので、永らく放置してきたスピーカーを完成させる事にしました。
放置していたスピーカーは、北欧スエーデンのメーカー audiopro 社製 AVANTEK FIVE というヴァーチカルツインのトールボーイ型スピーカーです。
過去のブログを読み返すと ナント2014年7月に入手し、そのまま二年ほど放置され ようやく2016年3月から大改造を着手したようです。恐らくは交換すべくスピーカーユニット(リボンツーター&ダブルウーファ)の選択と輸入に半年以上もかかったような記憶があります。出来れば高級スピーカーユニットで有名なScanSpeaks社製の5インチ ウーファを狙ったのですが予算の都合にて二番手(?)のSEAS社製で妥協したわけです 北欧の業者は妙に生真面目みたいで内容物を克明に記載されたので、受け取り時に輸入関税を支払わされました!! その点は中国の業者の場合 実に適当な記載をしてくれる(ギフトとか)のでスルーで受け取れたりしますわ~
ネットワークは ー6dB/oct の簡単なモノですが 相当高級な重量級パーツを使用しておりますヨ~ 各スピーカーユニットの特性を十二分に発揮できるように、とにかく何度も計算を繰り返し ようやくコイルとコンデンサの数値を決定したわけです
最近はリボンツィータを搭載した既製品も増えてきた感じですが 10年前にはいささか珍しいユニットだったと思います。ユニット自体がデカイのでエンクロジャーを切り裂いて ようやく取り付けた って感じですわ
接続するケーブルの選択というのも非常に悩ましいところなんですが、、、
今回は半導体アンプで絶対的な信頼をもっている aet 製を使うことにします。大阪 日本橋の逸品館オリジナルのAIR BOW製品でaet社の製作ながら廉価版SPケーブルで細くて柔らかい 扱いやすいHCR ACF EVOです。
ユニットを取り付けてみると、マアマア精悍な面構え
しかしやっぱりリボンツィータは縦向きの方が見栄えが良かった気がしますネェ~
で、肝心なサウンドは如何に??
誠に残念ながら、、、
音は鳴っているわ~ という感じですかねぇ 特にHiFi的に評価できる部分は見当たらずながら、球アンプらしい中音域の押し出しは聴き取れる感じです。小音量でBGMとして流すぶんには問題ナシ
全体としてはこんな感じになりました~
本来ならば右側の Focal JM lab.826 とAVANTEK FIVE を入れ替えるべきところですが、酷暑のなか重量物を移動させる気にもなれず そのままにしております。
やはりオーデイオ工作のなかでは、スピーカーが一番ムツカシイと感じますね ネットワーク計算やらパーツ・ユニットの選択、エンクロージャの木工作業と 改めて最も奥が深いと認識させられました~