着々と改造が進んでいる中華製 真空管アンプ Resong A10 ですが、、、
前回は 中国からの怪しい小包を紹介しました。
中身は”21ステップ・アッテネータ”という云わば高級なボリューム
実は今回のアンプ改造にて、VRは当然のことながらアッテネータに換装しようと考えておりました。
ところが当機はVR=ボリュームの取付位置が悪く、一旦はアッテネータへの換装は無理だと諦めておりました。何故ならこれまでに使用してきたアッテネータは内部にリード線タイプの抵抗が入っており かなりサイズが大きい(奥行が5cm位)ため、真空管の端子に当たってしまうからです。下写真の こんな感じ
コレまで使用してきたアッテネータの外観はこんな様子で、かなり立派なモノです
なのですが、今回 初めて 極小の抵抗(表面実装タイプ)を使用したアッテネータが見つかり急遽入手した というわけです。
比較のために今回使用するアッテネータの抵抗はこんな感じですわ(白矢印の先の極小パーツが抵抗)
既に一度は米国製の有名パーツブランドBeshy ビシェ社の高級プラスティック抵抗VR(白丸内)に換装しマズマズの音質に満足していたわけですが、この際 思い切って取り外してしまいます。
因みに 取り外す米国ビシェ社のVRはとっても小さいながら高級品ですので3000円位しました~
そして換装する21ステップ・アッテネータは中華製の格安品なので1200円程です。みすぼらしい外観と この格安価格ですから、過度な期待は禁物なわけです!!
作業的にはVRと電源SWを取外し、アッテネータに付け替えるだけですからチョチョイです
こんな感じ(青矢印)で、ボリュームが左右に2個並んだわけです。コレらのアッテネータは実はステレオ用なので本来ならば1個で済むわけなのですが、今回はそれぞれ片ch=1系統だけ使用するという贅沢な使い方をしております。格安品なのでステレオ用のみの販売なのかも??
あと、電源SWは取り外して常時ON状態にしようとも思ったのですが、取り敢えずは残した方が何かと便利だろうと、 無理矢理後面まで引っ張り出してやりました
あくまでSWを入手するまでの暫定処置ですが、世間一般には許されない状態でしょうネェ~
◎ そして左右独立ボリュームとした外観がコチラ
因みに上述の無理矢理引っ張り出した電源SWはショート防止のため、さらに見栄えの悪い 悲しい状況です
はてさて、肝心のサウンドチェックですが、、
★ ス ゴ イ です
★ 超 ク リ ア ー
これまで少しずつ改善してきたサウンドが、ここで一気に飛躍的に改善
ぼんやりと左右に拡がってきた各楽器の音像がピンポイントにクッキリと定位してきました 残念ながら左右に一列に配置しており前後への拡がりは殆ど感じられませんけれど、、
いやはや、格安品とは言え 一応はアッテネータだけありましたわ~
たかだか左右2個で2500円程のパーツ換装だけで、ここまでの音質改善が得られ 大・大満足であります!!
こうなると、さらなる向上を目指し 次なる秘策を考えなければ、、
◎ 完 全 に ド ロ 沼 です~