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LME49600 ヘッドホン専用アンプ その3 LME49720 から OPA627

2022年03月11日 | オーディオ

ヘッドホン専用アンプですが、、 遅々としながらも 少しづつ進展しております

今回は 製作にあたって一番の悩みどころでもありましたオペアンプの選択に関しての話題です。

キットはパーツ込みでしたから、付属にはオペアンプ=LME49720が含まれておりました。

コチラも十分に良好なオペアンプだと思われます。

私がオペアンプの換装を始めた頃の曖昧な記憶ですが、恐らくは元々 当時 超一般的なオペアンプ=4558 が付いておりましたところにコチラの LME49720 に換装したところ 『ヘェ~ 良くなるなぁ・・・』という感じの印象だった気がします。 それからはオペアンプに関してネット検索を重ね、多くの方々のインプレッションを参考にし 次から次へ オペアンプ を入手し換装を繰り返してきたわけです。

 

LME49720 のあとは、多分いったん LME49860 に進み 音質の改善が決定的になってきて、その後に出会った LME49990 にて ようやく頂点に行き着いたかな?  という感じでした。

それまでには、かなりの種類のオペアンプを海外(主に中国)から取り寄せて(国内で購入するより安い)試してきたのですが LME49990 ほどワイドレンジで伸び伸びした表現は他には見当たりませんでした(あくまで個人的な印象です)のでウチの機器の殆どのオペアンプをコチラに換装しました。それゆえパーツケースには沢山のLME49990が保存されているわけです

というわけで、今回のヘッドホン専用アンプにはコチラのLME49990を使おうと考えておりました。 が、しかしながらコチラのオペアンプは1回路なので、2個を詰め込まなければならずスペース的にムリでした。

ならば、いきなり最高峰でいっちゃえ! という事で OPA627 の登場です

 

と、ここで これまでのオペアンプ変遷に戻りまして OPA627 との出会いを紹介しますと、、

LME49990 で満足しサウンドを楽しんでいると、、 そうこうする内に伝説的なオペアンプである、バーブラウン社の OPA627 の値段が下がってきました!! それ以前は OPA627は一個が安くても3千円以上もしていた(普通のオペアンプは数百円程度)のですが、SOPタイプOPA627 ならば10個で3千円くらいになってきたわけです。しかしながら、果たして中国発の SOPタイプ OPA627 が本来の伝説的な超音質なのか? ホンモノなのか?まったく判らない状況でしたが、、、 物は試しで思い切って購入してみました。

 

  いや~  これには驚きでしたネ~

あくまで個人的な印象ですが、、、

LME49990では 音楽に記録されている微細部分までもクッキリ浮かび上がる=ハーモニーとかアンサンブルの各パートの一音一音までも聴き取れる、更にはエコーとか残響の最後の消え入るまで聴き取れる 感じがあり、かなりの満足度だったのですが、、

ところが  OPA627 に換装したら、それまではオーディオ機器から聴こえるサウンド(特にヘッドホンで聴く場合)というのは矢張り電気信号を音波に変換したモノという印象が拭い去れなかったのが、OPA627に差し替えると  より一層  本来の楽器の音  に近付いた感じで  ビックリ しましたわ~ (もしかすると多分にプラセーボ効果が働いているのかも知れませんがね)

たまたま というか、パーツケースの中に 未使用の OPA627 が4個 残っておりました  ラッキー! OPA627も1回路ですので両面基板の裏表に1個ずつ半田付けし無理矢理2回路にするわけです。SOPタイプのICですから、かなり小さく老眼の進んだ状態でちゃんと半田付けできるか物凄く不安でしたが、マアマア上手に出来上がりましたわ

 

そんなかんなで、ようやくキットの基板が完成したところです(黄色文字が間違ってました  OPA621は間違いで正しくはOPA627です)

この他にも、電解コンデンサーとか抵抗の一部にも こだわりのパーツに換装しております!!

基板は完成したものの、それ以外の部分に手間取っており 全体の完成にはまだまだ難関が控えておりまして、、、 

   ま だ ま だ   続 き ま ~す