一路

2016年07月10日 | 健康・病気

NHKの土曜時代劇「一路」が終了した。
私は、録画をして全部観た。
突然、参勤交代の差配をまかされた小野寺一路。
果たして、一路たちはちゃんと参勤交代をなしとげることが出来るのでしょうか?
参勤交代というものは大変なことだったんだな、とつくづく思った。
その参勤交代を、ドラマを引き立てる道具としてうまく使っている。
観終わって、あらためて浅田次郎はすごい小説家だと思った。
行軍録の御供頭心得に「一所懸命」とある。
私はこの言葉が大好きです。
これを「一生懸命」なんて書かれたら腹が立つ。
「いっしょけんめい」は「一所懸命」です。
蒼穹の昴」を読んだときに浅田次郎はすごい、と思った。
20年ほど前、「天切り松 闇がたり」を読んでいたときは、それほどの作家だとは思わなかった。
そのあと「鉄道員」で第117回直木三十五賞をとった。
読んでみていい小説だと思った。
終わらざる夏」もよかった。
浅田次郎は素晴らしい小説家です。
原作の小説「一路」を読んでみたいです。

コメント
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