虫の目

2012年05月14日 | 健康・病気

今日の昼休み、女房が母の日のプレゼントとして嫁からもらった犬の人形の写真を見ようとして、
携帯電話の受信メールを探していたら、旗坊さんからの未読のメールがあった。

> 昨日一年半ぶりに朝日歌壇入選しました。

>  ネクタイを剣のやうに胸に置きまだあどけなさ残りいる貌

という内容だった。
日付を見ると「2012/ 5/ 7 15:39」とあった。
ヤバイ、私は焦った。
こんなめでたいメールに私は気づかなかった。
私は急いで、メールに気づかなかったことを詫び、
朝日歌壇に入選したことへの祝福の言葉を書いた。

私は、ときどきこういうことがあります。
仕事中はマナーモードにしていて、メールのあとに女房からのメールなどがあると、
女房のメールを読んでその前のメールに気づかないということです。
こりゃ、毎日受信メールを確認しなければいけないな、と反省した。
しかし、体調が悪い今、そういうことにも心が配れない。

しばらくして旗坊さんからメールが来た。

> 虫されたのかと思っていました(笑)
> 今日は久々の俳句入選です。

>   春の田のごとく原稿用紙あり(兜太選)

これは、一目で気に入る句でした。
こういう俳句が私は好きです。

春の田というのは希望がありますよね。
そうです、目の前の原稿用紙に物語を書いてそれが本となり売れれば印税生活が出来ます。
しかし、そう思うのだが、その原稿用紙のマス目に文字をなかなか埋められない。
ものすごく広い春の田に一人苗を持って立ち向かう。
誰も手伝ってくれない。
田植機なんてありません。
私は途方に暮れます。

なんて勝手な私の句の解釈です(旗坊さん、すみません)。

「虫されたのか」というのはまさか誤字ではないと思う。
旗坊さんの気のきいた洒落だと思う。
私の目が昆虫の目のようだとたとえたのでしょう?

旗坊さん、おめでとうございます。
5月に、短歌と俳句が入選だなんて素晴らしいですね。
私は、あることがあり心がどん底に落ち込んでいます。
私はダメです。
立ち直れません。

と甘えてはいけませんね。

ここまで書いて「プロフェッショナル 仕事の流儀」(NHK総合10:00~)を観た。
こんなのを観たら落ち込んでいられません。
分かっているのですが、いけません。
だらだらとアルコールをすすっています。
しばらくこのまま落ち込んでいます。
そのうち落ち込みに飽きて、はい上がるかも知れません。
でも現在の状態はかなり深刻で難しいです。

コメント (2)
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