この写真の私は25歳。
北海道の知床半島のカムイワッカの滝の温泉に入っている私です。
ああ…、若いっていいですね。
私にも希望というものがありました。
今は…。
2005年の7月15日に「知床」という九想話を書いている。
当然、この頃の私の身体は、お腹が出ていないですね。
そこにある写真をクリックすると大きくなります。
私の記念すべきヌード写真です。
タノシク モ クルシク モ アリ ゴ シチ ゴ
「楽し句も、苦し句もあり、五・七・五 五百回、四十二年」
東京やなぎ句会 編 入船亭 扇橋 (他)著
出版社 岩波書店 1,890円(1,800円+税)を読みました。
この本は、増俳15周年記念会が終わって学士会館から二次会のところに
歩いていくときに、神保町の岩波ブックセンターで買いました。
その日の朝、永六輔の土曜ワイドでこの本のことを聴いちゃったんです。
そしたらどうしても読みたくなった。
でも、そのときはすぐ買う気はなかったです。
しかし、アルコールも入ってたし、本の街神保町を歩いていたら、無性に欲しくなった。
そんなときに目の前に岩波ブックセンターが現れた。
店ん中に入ったら、平積みのこの本がすぐ目に飛び込んできた。
こうなったら買うしかありません。
この本は3日で読了した。
読むことが遅い私がです。
面白かった。
やなぎ句会の様子が書いてある。
いいですね。
私のもっとも憧れる句会です。
>「俳句なんてやる様じゃ人生オシマイだよ」なんてボヤキながらはじめた句会
変哲(小沢昭一)
>「オレはやはり俳句に向いてない」
土茶(柳家小三治)
> 俳句を作らなくていいんなら、やなぎ句会ほど楽しいものはない。
誰が書いたか忘れました。
ま、本当に楽しい本です。
やなぎ句会の人の他に、これまで句会にゲストで呼ばれた人の文章もある。
下重暁子・瀬戸内寂聴・長峰由紀・富士眞奈美・増田明美・吉行和子。
“大人”を味わえる一冊でした。
東京やなぎ句会
入船亭扇橋
俳号・光石 1931年東京生まれ.落語家.
永 六輔
俳号・六丁目 1933年東京生まれ.作家,放送タレント.
大西信行
俳号・獏十 1929年東京生まれ.劇作家,演出家,脚本家.
小沢昭一
俳号・変哲 1929年東京生まれ.俳優.
桂 米朝
俳号・八十八 1925年旧満州大連生まれ.落語家.
加藤 武
俳号・阿吽 1929年東京生まれ.俳優.
柳家小三治
俳号・土茶 1939年東京生まれ.落語家.
矢野誠一
俳号・徳三郎 1935年東京生まれ.作家,評論家.