風のガーデン

2008年10月17日 | 健康・病気
昨日、「風のガーデン」2回目(フジテレビ 22:00~22:54)を観た。
緒形拳の遺作となったドラマで、シナリオは倉本聰の作品だ。

貞美(中井貴一)は、東京の大学病院の医師であり教授みたいですね。
自分が癌になってることを知っている。
学会へ出席するために札幌を訪れた。
自分を慕う歌手の茜(平原綾香)も一緒に。

貞美は、札幌で開業医をしている友人の三郎(布施博)に、
自分の病気のことを話し、彼の病院で検査を受ける。
ステージ4の膵臓癌で摘出手術もできないことを知る。
貞美の子どもルイと岳は、富良野で貞三(緒形拳)と一緒に暮らしている。
ある日、岳が育てている犬の蛍がいなくなり、見つけたら死んでいた。
貞三が孫の岳に、死のことを語る。
緒形拳が死んだことを知っている私としてはまいった。
これを演じているとき、緒形拳は何を思っていたか。
息子が癌になり、その死までをみとっていく作品のようだ。
自分が癌なのに…。

倉本聰のシナリオがいい。
私は、この人と山田太一以外のドラマを観る気がしない。

コメント
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