雪舟展

2002年05月03日 | 出歩き

今日は、東京国立博物館でやっている
雪舟展に行ってきた。
前から行きたいと思っていた。
上野は遠く面倒くさいと思っていたが、
一日家でゴロゴロしているよりは
いいだろうと、出かけた。

上野駅公園口を出ると、
懐かしい風景があった。
東京文化会館には、
東京都交響楽団の事務局があり、
私の友人がそこに勤めていたので、
20何年か前に、
そこで芝居の稽古をやっていたときがあった。

少し行くと、
アルトサックスを吹いている人がいた。
恋人か奥さんが、
CDを売ったりパンフレットを配っていた。
なかなかいい演奏だった。

雪舟展に入るまでが大変だった。
まず当日券を買うのに並ばされ、
20分はかかった。
開催されていた平成館に入るのに20分かかった。
中は人がごった返していた。

雪舟を私はあまり詳しく知らなかった。
若い頃は、「拙宗」と名のっていて、
明に行った48歳頃に、雪舟とかえたそうだ。
83歳まで生きていた。

中国的な山水画より、
余分なものを省略した絵が私は好きだ。
今日見た絵の中で、「慧可断臂図」がよかった。
なんともいえず引き込まれた。
雪舟はいい。

帰り、公園を通ると、
林の中に青いテントが沢山あった。
ホームレスのテントだ。

秋葉原に行った。
何も買わずに帰ってきた。







コメント
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