始末書

2002年05月21日 | 会社・仕事関係

さっき始末書を書いた。
昨日、おれがやってしまったことの始末書です。

おれは昨日出荷業務をしているとき、
製品の入っている台車を落としてしまった。
その台車は高さが1.5メートルほどの高さで、
それを3段に積んで置いていた。
それの一番上の台車にフォークの爪を入れて持ち上げる。
大きくて重量のある台車を持ち上げるときは怖い。
でも、イヤだやりたくありません、なんていえない。

フォークリフトの爪を差し込むのが、
10センチ程浅かったかな。
台車には、リアウィンドウが20枚搭載されていた。
2段目から3段目の台車を10センチ程持ち上げ、
手前に引いたとき、台車がぐらぐらしていた。
バックして回転したときに、
台車はスローモーションのように落ちていった。
全部ガラスが粉々に砕けた。

台車全体の重さが500キロぐらいあるのかな。
落下したとき、すごい衝撃音だった。
目の前から崩れるように落ちる台車。
轟音。
集まってくる同僚。
その場から消えてしまいたかった。
フォークリフトなど二度と乗りたくなくなった。
しかし、転職先のない九想は、
張り裂けそうなココロをひたすら押さえてそれ以後の仕事をした。

来る人は各々勝手なことをいう。
そんなのに一つひとつ説明している自分がみじめだった。

コメント
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