気ままに♪遊歩と小生物の日々

北部九州海沿いの小さな城下町で小動物(海系、カメ系)と共に楽しく暮らしています。

野村昭嘉さんのタコ♪

2013-09-09 11:06:16 | 日記
佐賀県立美術館収蔵の野村昭嘉さんの絵を見に行った。昨日の新聞に西原理恵子が美大予備校の友人で、あんなに才能のある画家を26歳の若さで不慮の事故で失い、本当に口惜しいと、オープニングのトークショーで語っていたという記事を見て、これは行かねば!と。

やられた!こんなすごい作家さんが佐賀出身でいたなんて。しかも、たまたま会場に入ったところ、学芸員さんが、「予定にはなかったんですが、野村さんの解説をさせてもらおうと思いますので、興味のある方はよろしかったらどうぞ。」と。自分は画家を目指していたけれど、若い頃この作家さんの作品展を見て衝撃を受け、画家をあきらめたという思い入れのある人で、何時間でも語れますよと。で、熱の入った通り一遍ではない解説を聞けて、なおさらのこと、好きになった。説明を聞かなくても、この作品を見れば絵の力が伝わる。倒れてきた隣の工事のクレーンがアパートを直撃して作品ともども下敷きになって亡くなったって、これから先もっともっと描けたはずなのに。

相方と、いいねえ、すごいねえと何度もゆっくり見て、カタログも買った。あまりに印象が強かったのか、今朝相方が、「大変な夢を見たっちゃ!」と、ワタシが工場のようなとこにどんどん入って行くので、仕方なくおーいと後を付いて入って行ったらしい。雲の製造工場かな?ワタシゃ知らんて。
この作品群を無料で見せるとは、佐賀県立美術館太っ腹!しかし駐車場もカフェもばかに家族連れが多いと思ったら別会場でドール展やってて、リカちゃん関係のショップが大賑わい。親世代が好きなのかな?

2週続けての週末悪天候がやっと晴れてひさびさの遠出ドライブ、佐賀の美術館、どん3の森にある図書館も、ツクツクホウシが賑やかに。帰りの田舎道は秋の虫(スズムシ?)がリーリーリー♪と大声で歌い、ふつうは音がドップラー効果で遠のくのに、ず~と同じように大きな鳴き声が続いてるってことは、そんだけ大勢が草むらに潜んでるってことか?と不思議がりながら夕焼けの中帰路に。古湯温泉に寄って(温泉街を通らないバイパスができたせいか、前ほど混まなくてよかった。)まったりして帰ってきた。
コメント
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