気ままに♪遊歩と小生物の日々

北部九州海沿いの小さな城下町で小動物(海系、カメ系)と共に楽しく暮らしています。

連休2、馬渡島(まだら)島登り♪

2013-09-26 13:40:41 | 生物、自然
23日、初めて馬渡島へ。前日に名護屋のフェリー乗り場を下見、駐車場広いし呼子から乗るより近くて便利。船酔はつらいからね。名護屋もイカ釣り船がほとんどで、墨だらけの大きなイカ船でライトのを手入れしてるおじさんと話したら、あんまりイカ、上がらないし、息子も継がない、漁師は食っていかれん、俺で終わり、と。漁業も農業も厳しいねえ。一次産業、大事にしないと国が寂れるのに。

で、翌日11時過ぎのフェリーで島へ向かった。晴れ、天気予報では波2,5m。少し強め。しまった、手首に付ける酔い止めのシーバンドを忘れた!相方が「自分でツボを押さえとけ。」と言うのでなるべく両手を組んで手首を押さえる。けっこう揺れるけど、なんとか。上の展望席に座ってたら見晴らし良いし大丈夫だった。
20分ぐらいで到着、意外に近かった。というか、この船、かなり早いよ。小川島(ここは素晴らしかった!)より近いかな。
前日道の駅の観光案内所で聞いたところでは、タクシーもないし、平日で空いてれば軽トラかなんか役場で借りられるかも、まあ、全部歩きですね、と言うことなので覚悟しておにぎり作ってピクニック気分で。もらった地図と島の案内看板を頼りに、カンカン照りの坂道を歩く歩く。徒歩35分とあった教会へ。人影はほとんど無く、ツクツクボウシが盛大に歌ってる。くねくね山道を登り、見えた!木立の向こうに丸い教会の屋根。

五島の教会と似た明るいすがすがしい建物。住民の半分はカトリックとか。その昔長崎の外海から移住してきた。以前各島を点々と赴任した人の話では、上に住むキリスト教と下に住む仏教の人のあつれきがその当時はまだあったらしい。
教会はやはり生花が飾られ、マイ聖書、讃美歌集、スリッパなどがきちんと整理されている。建物は外壁の修復作業中で足場が組まれてる。花壇に飾られたマリア様の石段でお昼のおにぎりとお茶で昼食。
一休みの後、展望台へ向かう。またも、けっこうきつい坂道をくねくねくねくね。上がるにつれてコロコロと野生のヤギのフンが。落とし主は残念ながら現れなかったけど。まだかまだかとガマンの上り道。海が見下ろせる場所ではわあー!と思わず声を上げる。碧い碧い海!
ほとんど来た人が無いと思われる最後の坂道と草ぼうぼうの階段を上がれば、360度の海!!

やったね!
それから帰りの船の時間までゆっくり歩いて。ふだん見ない植物や昆虫を愛でつつ。ヤギもタヌキもヘビも出なくてちょっと残念。帰って翌日たまたま見ていた地方版のNHKで、馬渡島固有の「ゲンコウ」というかんきつ類がすごい成分持っているので研究中、と放映してたので、前に知ってれば見つけたのになあ。

この島にはなぜかネコがいない。見かけたのは港で一匹の骨と皮のノラ猫だけ。島にはたいていネコがウジャウジャいる感じだけどね。
帰りのフェリーはさらに揺れたけど、また外の席で海を見てたら酔わなかった。よかった!
次はどの島に行こうかな♪
コメント
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