心配性はいろいろな面で損をもたらします。「口ぐせの法則」というのをお聞きになったことがありますか。ことば遣いで、自分も、自分をとりまく人間関係も改善してゆくことができるのです…。
--------------------------------
「私の手に負えない」
「私には無理だ」
「できません。不可能です」
「もうダメかもしれない(おわりだ…)」etc...
公私を問わず、日常生活でこのようなことばを頻繁に用いてはいませんか。もし、思い当たるフシがあれば、今日から、いえたった今から、意識して慎むように心がけましょう。なぜかというと、それらのことばは敗北・失望・失敗・不安・心配といったマイナスのニュアンスを意味するため、そういうことばばかり口にしていると、できることまで不可能に思えてくるようになり、ものごとに挑む前から自信を喪失してしまうからです。
そればかりではありません。マイナスの自己暗示となってしまって潜在意識にインプットされてしまうために、実力が十分に発揮できず、ほんとうに期待はずれの結果に終わってしまうのです。言い換えれば、信念を強めるためには、ものごとに対して自信を持つことが重要なのであり、じつは自信の有無というものは、日ごろの言葉遣いによっても大きく左右されるのです。
そこで、まずはそういうことばを口にしないように努めましょう。だれかと会話している最中に口にしそうになったら、意識的にスイッチ・チェンジを行うように心がけてください。そしてそれがある程度、習慣として身についたら、今度はウソでもいいから
「できます」
「だいじょうぶです」
「何とかやれそうです」etc...
…というプラスで元気が出ることばをできるだけ多く用いるように心がけてください。
しょく
初めのうちは、抵抗を感じたり、戸惑うことも多々あるかもしれません。でも一ヶ月、二ヶ月と続けていけば考えかたや行動もしだいにことばと馴染むようになり、いつしか、今までできそうになかったことがほんとうにできるように思えてきます。そうなれば、少しずつですが自分の信念が強まっていると考えてよいでしょう。
意識した「肯定的な言葉遣い」が自信を養い、引いては信念を強めるポイントになるのです。
また、
「私の手に負えない」
「私には無理だ」
「できません。不可能です」
「もうダメかもしれない(おわりだ…)」
…というようなことば遣いばかりしていると、そのことばの印象がそのまま自分というひととなりの印象につながってしまうため、人から疎まれてしまうのです。早い話、相手は「この人と話していると、こっちまで気分がふさいでしまう」、「気が重くなってくる」、「不快になる」という気持ちを抱くため、相手は好感を持たなくなってしまいます。わかりやすい例を引き合いに出しましょう。
男性:ねえ、この夏休みに海水浴に行かない?
A子:泳げないから海には行きたくないわ。
B子:あたし泳げないけれど、ビーチでマリンスポーツをするのも悪くないわ。
人はこういう場合には、B子さんのほうに好感を持つものです。それどころか、A子さんに対しては不快の気持ちをさえ抱くようになり、「もうあの人を誘うのはやめにしよう」と思うかもしれません。
そこで、「できない」、「むりだ」、「不可能だ」ということばを会話の中でどうしても使わなければならないときには、B子さんのように、返事に工夫を凝らしてみてください。つまり、マイナスのことばを口にしたあと、少しでも相手の気分がよくなったり、なごんだりするプラスのことばを意識的につけ加えるのです。
「ゴメン! 今日残業なの。だから今日の食事会は欠席するわ。
でもこの借りは返すからね。来週イタメシ奢るね」
「すみません、課長。この仕事を今日中に済ませるのはムリです。
明日のお昼まで待っていただけませんか」
いわんとする中身は同じであっても、このようなことばをさりげなく付け加えるだけでも、自分の印象、自分に対する評価はガラリと変わってくるはずです。
要約
1.「私の手に負えない」
「私には無理だ」
「できません。不可能です」
「もうダメかもしれない(おわりだ…)」
…ということばは人生に不幸をもたらします。心ではそう感じていても、口に出して言うのは慎みましょう。
2.ことば遣いに工夫を凝らすだけで、相手のあなたに対する印象は180度違ってきます。
(「気になる『あの人』に好かれる90の法則」/上西聡・著)
--------------------------------
「私の手に負えない」
「私には無理だ」
「できません。不可能です」
「もうダメかもしれない(おわりだ…)」etc...
公私を問わず、日常生活でこのようなことばを頻繁に用いてはいませんか。もし、思い当たるフシがあれば、今日から、いえたった今から、意識して慎むように心がけましょう。なぜかというと、それらのことばは敗北・失望・失敗・不安・心配といったマイナスのニュアンスを意味するため、そういうことばばかり口にしていると、できることまで不可能に思えてくるようになり、ものごとに挑む前から自信を喪失してしまうからです。
そればかりではありません。マイナスの自己暗示となってしまって潜在意識にインプットされてしまうために、実力が十分に発揮できず、ほんとうに期待はずれの結果に終わってしまうのです。言い換えれば、信念を強めるためには、ものごとに対して自信を持つことが重要なのであり、じつは自信の有無というものは、日ごろの言葉遣いによっても大きく左右されるのです。
そこで、まずはそういうことばを口にしないように努めましょう。だれかと会話している最中に口にしそうになったら、意識的にスイッチ・チェンジを行うように心がけてください。そしてそれがある程度、習慣として身についたら、今度はウソでもいいから
「できます」
「だいじょうぶです」
「何とかやれそうです」etc...
…というプラスで元気が出ることばをできるだけ多く用いるように心がけてください。
しょく
初めのうちは、抵抗を感じたり、戸惑うことも多々あるかもしれません。でも一ヶ月、二ヶ月と続けていけば考えかたや行動もしだいにことばと馴染むようになり、いつしか、今までできそうになかったことがほんとうにできるように思えてきます。そうなれば、少しずつですが自分の信念が強まっていると考えてよいでしょう。
意識した「肯定的な言葉遣い」が自信を養い、引いては信念を強めるポイントになるのです。
また、
「私の手に負えない」
「私には無理だ」
「できません。不可能です」
「もうダメかもしれない(おわりだ…)」
…というようなことば遣いばかりしていると、そのことばの印象がそのまま自分というひととなりの印象につながってしまうため、人から疎まれてしまうのです。早い話、相手は「この人と話していると、こっちまで気分がふさいでしまう」、「気が重くなってくる」、「不快になる」という気持ちを抱くため、相手は好感を持たなくなってしまいます。わかりやすい例を引き合いに出しましょう。
男性:ねえ、この夏休みに海水浴に行かない?
A子:泳げないから海には行きたくないわ。
B子:あたし泳げないけれど、ビーチでマリンスポーツをするのも悪くないわ。
人はこういう場合には、B子さんのほうに好感を持つものです。それどころか、A子さんに対しては不快の気持ちをさえ抱くようになり、「もうあの人を誘うのはやめにしよう」と思うかもしれません。
そこで、「できない」、「むりだ」、「不可能だ」ということばを会話の中でどうしても使わなければならないときには、B子さんのように、返事に工夫を凝らしてみてください。つまり、マイナスのことばを口にしたあと、少しでも相手の気分がよくなったり、なごんだりするプラスのことばを意識的につけ加えるのです。
「ゴメン! 今日残業なの。だから今日の食事会は欠席するわ。
でもこの借りは返すからね。来週イタメシ奢るね」
「すみません、課長。この仕事を今日中に済ませるのはムリです。
明日のお昼まで待っていただけませんか」
いわんとする中身は同じであっても、このようなことばをさりげなく付け加えるだけでも、自分の印象、自分に対する評価はガラリと変わってくるはずです。
要約
1.「私の手に負えない」
「私には無理だ」
「できません。不可能です」
「もうダメかもしれない(おわりだ…)」
…ということばは人生に不幸をもたらします。心ではそう感じていても、口に出して言うのは慎みましょう。
2.ことば遣いに工夫を凝らすだけで、相手のあなたに対する印象は180度違ってきます。
(「気になる『あの人』に好かれる90の法則」/上西聡・著)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます