かつてのひまな野球人の記

野球が好きだった医者が書きたいことを書き散らすブログ。今は保健センター教員をしつつ神経内科医と研究者もやっています。

キャプテンとはいかにあるべきか

2006年06月26日 20時07分29秒 | 雑談
今日は法医学の講義だったのだが、出席は名簿に名前を書くだけだったので午前中だけでて、後は書いてもらうよう頼んだ。
というわけで、本題は表題の通り。
自分の中にも理想像はあるのだが、いかんせん現実との乖離が激しいので今日いろいろと考えさせられたこともあって、現実路線でもう一度考え直してみることにした。
リーダーというのは、その名の通り皆を引っ張らなければならない。となれば、指示を出したり、場合によっては自分の意見を押し切るだけの力が求められる。権威のない力はない。逆に言えば、権威を認められなければ力もついてこない。
何がもっともまずいかといえば、それは迷うことである。迷うなというのではなく、皆の前で迷ったりうろたえたりすることをしてはならない、ということである。不安を抱かせるようなリーダーについてくる者はいない。
そして、短くはっきりと言葉を口に出すこと。何を言っているのかよくわからないのでは指示にならないからだ。その点、キャッチフレーズを多用する今の政治と同じである。
もちろん、はきはきと自信たっぷりにいえばいいというわけでもないと思う。カリスマであれ、なんであれ、人を惹きつける何かを持っていなければならないのではないだろうか。そういうものがあってこそ、はじめて聞いてもらえる、という気がする。
そして、信じること。信頼されていないと思われればそれまでである。信頼してこそ、人と人のつながりは意味を持ってくるものだと思う。

以上、思いつくままに書いたリーダーの姿である。

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