かつてのひまな野球人の記

野球が好きだった医者が書きたいことを書き散らすブログ。今は保健センター教員をしつつ神経内科医と研究者もやっています。

疲れと体と

2015年02月19日 23時50分25秒 | 一般
今日は朝から嫁さんのアルバイトの肩代わり。正直なところ忌引中なので肩代わりができたが、そうでなければ頭を抱えていたところだった。今週はいろいろなことが一度に降りかかってきて、考えただけでも嫌になりそうだが起こってしまったことは仕方がない。幸い、まだ体力は残っていて頑張れそうである。
息子は昨日経口摂取を再開して思う存分母乳を飲むことができて、ゆっくりと夜は寝てくれたようである。付き添いの嫁さんも休めたようでうれしかった。
家に帰ってきて、残り物を急いで口の中に押し込んでからすぐに病院に行って息子の付き添いを嫁さんと交代した。息子は点滴も終わりになっていて、だいぶ元気になっていた。顔つきも元通りになっていて、笑顔も見られるようになった。息子の笑顔は疲れた体には何よりであるが、付き添っている間にうつらうつらしてしまった。最近息子は私の腕時計に興味を示すようで、今日も何度となくいじっていたが外れなかったせいかしばらくすると飽きてしまったようだった。経過は順調で、明日退院することになった。
戻ってきた嫁さんと交代した後は、すぐに実家に行った。母と妹は今日の昼間にしっかりと睡眠をとれたようで、だいぶ疲労がとれた様子だった。私が他のことでかかりっきりになっている間にいろいろなところと連絡をとってくれたようで、手続きなどは着々と進んでいるようで一安心であった。
明後日の告別式が終わった後で父を迎え入れるために家の中のごく一部分を片付けた。ようやく家の中もあの日で止まっていた時間が動き出した。だが、整理をつけるにはまだまだ時間がかかるであろう。本人をはじめとして父が急にいなくなることなど誰も想定していなかっただけに、身辺整理などまったくなく、父が好きなように過ごした跡が残っているだけである。でも、それは何よりの幸せの証だったのかもしれない。
明日の通夜で流すBGMも選んだ。父が好きだった曲を何曲か選んで流してもらうようにした。
これでだいたい準備は整った。あとは父をあたたかく送り出してあげるだけである。

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