かつてのひまな野球人の記

野球が好きだった医者が書きたいことを書き散らすブログ。今は保健センター教員をしつつ神経内科医と研究者もやっています。

思わぬ落とし穴

2018年07月03日 23時39分35秒 | けん引二種免許
緊張しつつも今日はけん引二種の初戦。
予定では6月のうちに練習をした勢いでそのまま試験に臨むはずだったのが、子供の発熱のために変えざるを得なくなってしまったのはちょっとマイナス要因であった。技能試験自体は大特で既に4回も経験してしまったので、流れはおおよそわかっている。偶然にも試験官は大特で2回お世話になった人で、向こうもうっすら覚えていたらしく成績表を配るときに声をかけられた。そのおかげで多少なりとも緊張が解けたような気がしたが、あくまでそれは気がしただけだったことは後で思い知らされた。
順番はなんと最後で、6番目。けん引の試験は時間がかかるのでかなり待たされた。だいたい1つ前の人の試験が始まる頃に呼ばれるのだが、少し早めにコースに行ってみた。他の人の試験の様子は参考になるので、少しでも見ておきたいというのはある。
1つ前の人も二種で、もう何回か受験しているようだったが、S字で一度バックしていて、大丈夫かと思ってみていると、方向変換で4回切り返して試験中止になり発着点に戻ってきた。
と、偉そうなことを思っていたのだが、当の自分はというと方向変換にも行けずに終わってしまったので全く恥ずかしい限り。よりによってS字の最初からまず乗り上げていて、そのまま進んでタイヤが落ちてしまったというわけで、もはやお話にもならない結果だった。予想だにしない結末だったわけだが、理由は大きく2つある。
まず、鮫洲のS字は練習してきたところと逆のパターンのS字ということで、まず左に曲がってそれから右に曲がって、そして右折して出るというコースになっている。これまで練習してきたコースはまず右に曲がり、それから左に曲がるコースだった。進入はほぼまっすぐなのでさほど難しくはなかったが、逆のパターンのS字というだけでなかなか難しく感じた。
次に、これが脱輪した主たる要因だと思うが、鮫洲のS字は衝突よけのバーの並びがなく、ただ道だけがあるコースだった。こういうコースに行ったことがなかったので気がつかなかったが、私は運転席から見えるバーを主に位置関係の判断に使っていたので、とっさにミラーできちんと確認ができなかった。そのために進入するコース取りが左にずれてしまったのだろう。
というわけで、基本に忠実にできればおそらくS字は大丈夫と思うのだが、きちんとミラーで確認しながらS字を通過する練習が必要そうである。
あとは短い中でもブレーキ操作で減点されていたのは、緊張のあまりであった。これももう一度練習して確かめておきたいところである。
試験車両は半クラッチの位置が練習車よりも上にあって、最初はきちんとギアが入っていないのかと思ってしまったが、初めてだけに仕方がないところもあっただろう。