ジェットコースター・・・か？

パンダ化した自分に気付いた翌日、
Ⅱの事で、え？は？うそっ！？な事態が発生して、
我が家は全員「なんじゃこりゃぁ」状態に陥っていたｗショートの初日だったので、
かぁちゃんにも、ぺこちゃんにも激震の余波が及ばなかった事がせめてもの救い。
何をどうして良いのかわからなくなったので、妹を誘って夜中のカラオケへ行き、
みゆきさんの歌を歌いまくって・・・唸りまくってたら喉をつぶした。
なるほど・・・歌はこういう歌い方をしてはいけません

翌日、妹とみゆきさんのコンサートへ
しばし、別世界へと誘われてきたものの、
みゆきさん、あの選曲は反則です。心臓を鷲摑みにするような選曲はやめてください
周りを見渡すと、中高年の方々が多い。そうだよね、私達も一緒に歳を重ねてるんだ。
けど、アンコール曲では全員総立ちでクラッピング！！まだまだ若いよ～っ
・・・しかし、みゆきさん・・・近頃唸りすぎです・・・ぞくぞくします。

I LOVE YOU.　答えてくれ！！

いかに、喉に負担をかけずに唸り続ける事が出来るか・・・大きな課題だな
・・・え？？


既にこの時点で、ジェットコースターは一度急降下して急上昇している。
にもかかわらず、その日の夜気付かないまま再び急降下のスイッチが入った。

・・・・・・Ⅰが詐欺に合っちゃったぁ・・・

詐欺だったと気付いたのは昨日になってから。
それまで信じて連絡を待っていたのだから実に巧妙な手口で騙されたって訳ね。
もちろん、学生なので被害額は数千円で済んだのだけど、
演じ手を撮って来たⅠが、途方にくれた会社員を演じる詐欺師の芝居が見抜けなったって事。

１００％疑わなかった訳ではないけれど、内容を詳しく聞き、名刺や借用書を見る限り、
仮に詐欺だったとしても、ここまでされたら信じても仕方ないか・・・と思ってたけど、
でも、やっぱり、人を信じていたいという気持ちはあったので、それが非常に残念。
困ってる人を見つけしまったら、何とかしてあげなきゃって思うのが人の情。
それを、しっかり裏切ってくれる罪はやはり重いと私は思う。

昨日、Ⅰは警察へ行き、被害届けを出してきた。
詐欺は現行犯逮捕しか出来ないので、逮捕、検挙となった時に証拠品を提出してくれとの事。
しかし、手口から見ると常習だろうし、何とかならないのかな・・・。


Ⅰはさぞ、凹んだだろうと思う・・・いや、思っていた・・・。

けどあんた、やっぱり変わってるわ


以下、昨夜の我が家の風景


（台所の換気扇の下で、丸椅子に腰掛けて、ゆっくりと煙草をふかしながらⅠは言う。）

何で人を騙そうと思いつくんやろうなぁ。
準備する時間を考えたら、たった数千円の為に払うリスクとしては大きすぎるよなぁ。
それに仮に今俺の目の前で、済みませんでしたと謝って金を返してくれたとしても、
俺は二度とその人を信じる事は出来ないって事になる訳やからな。
どういうきっかけで「人を騙して金を取る」という気持ちになるのか、
その切り替わる最初の瞬間の心理状態を知りたいなぁ、絶対に何か理由がある筈やねん。

普通の心理状態で出来る事やないやろ・・・そりゃ、慣れてしまうんかもしれんけど。
俺がこの話を誰かにしたら、他人を簡単に信じたらあかん！って事になるんやろうけど
そういう事で済ませられる問題と違うと思うし。

有る意味洗脳されてるんかな？

（ここで萎れて立ち直れそうになかったⅡが急に元気になって双子は語り合う）

いや、その時は本当にその悲劇の主人公に完全になりきってたりしてな。
もしかしたら、個人じゃなくって、組織の中でやらされてるんかも。
せやな、催眠状態で「ある人間」に成らされてるんかもしれんな。
ほんで、儲けをボスに渡した瞬間、パンッって手を叩いて正気に戻らせて
で、次にはまた違う人間の記憶をインプットさせるんや。
せやで、せやから、別人格に心身ともに成りきる事が出来るんや。


・・・お前ら・・・どうしても「悪の秘密結社」の責任にしたいんか？？？
それなら、正義の使者に変身して、悪の総裁を成敗して来い



やはり私は子育てを誤ったのではないかと思い悩む秋の夜長・・・。


その日の夕方、ショートから帰ったかぁちゃんは、珍しく静かな寝息をたてていた。
送りの車から降りる時、私の顔を見つけて急に泣き笑い。
両手をひいて側に寄せると、そのまま私の肩に頭を乗っけてぴたりとくっついて離れない。

かぁちゃん、おかえり～っ♪


何やら、いつになく面白い日々が続いているぽれぽれ家の秋・・・であります。