『あざみの歌』は まだ歌えますか

泣いて、笑って、歌って介護!!そんな日常の過去の記録と
新たに今一度自らを見つめてぼちぼちと戯言なりを綴ります。

ゆるりゆるりと

2006年01月27日 03時13分21秒 | 日々の出来事
自転車の夜間点灯は義務化すべきだ!と常日頃から声を大にして言っている。
暗い道を点灯しないで走るのは自殺行為だ!
暗がりで周りから見えていると思ったら大間違いだ!
歩道は歩行者の為の物!我が物顔で自転車が通るのは許されないぞ!
ましてや歩行者が邪魔だとばかりにベルをけたたましく鳴らすなんぞ言語道断!!
おい、そこのかぁちゃん!子供を前後ろに乗せて携帯で喋るな!子供を殺す気か?
と熱く語る。・・・軟弱物なので身内にだけ。

自転車がないと生活できないので、最低限のマナーは守りたいと思っている。
なので、商店街では特に気をつけている。
目の前に手押し車を押してとろとろ歩くおばぁちゃんがいたので、私もとろとろと自転車を進めていた。それがどうも気に入らなかったらしく、追い越しざまにオッサン。いや、おじさん。いや、ジジイが聞こえよがしにほざいた・・・いや、言いやがった・・・くそ~っ・・・おっしゃったのだ。
「ほんまに~、はよ走れんかなぁ、けつが重いん違うか。」(言葉どおりに記す)

「おう、おっさん、今何て言った?」なんて事は礼儀として言わない。
けど、オバサンを舐めたらあかんでぇ。只でさえこっちは近頃虫の居所が悪いのだ。瞬間に頭に血が上って「蹴るぞ!!」とは思ったけど、実行には勿論移さず、一般道に入ってからめいっぱいスピードを上げて無言でおじ様を追い抜かして差し上げた。「ふんっ。」と心の中で呟きながら。
マナーなんてくそ食らえ・・・しかし悪い事はやはりしてはいけないのだ。
おじさんを振り切って、角を曲がった箇所での信号待ち。普段余りスピードを出さないので、ブレーキ共々足ブレーキを思いっきりかけてしまった。
瞬間、鈍い痛みが腰から頭へと駆け抜ける・・・。
「ヤッバイ。」と思った時には既に遅し。以前にも何度か知っている痛みが既にきている・・・あ~ん、腰をやっちゃった。

階段の上り下りに苦痛で顔が歪む。特に下りが~。膝もやっちゃってるから目も当てられない始末。全く何やってるんだろう。
我ながら変な所で意地を張る自分に呆れる。馬鹿としか言いようがない。
かぁちゃんを風呂に入れる時の苦痛たるや・・・でも自業自得だから仕方がない。
性格かえなきゃなぁ、何時までも若くはない。
夜も無点灯の自転車をライトをつけて追い越したりするものなぁ、上りの坂道で。
「ライトを点けないのはスピードが出ないからだ。」なんて事を以前聞いたから。

膝には湿布薬とサポーター。腰にはチャンピオンベルトみたいな腰痛ベルト。これで首に装具を付けたら・・・わはは!プロテクターに身を固めた戦士みたいだ。指先の割れにはテープを巻いたら完璧かも~。
変身スーツみたいな光沢の入った関節保護用の全身スーツがあればいいのにな。

馬鹿な事を綴ってないで早く寝ろって話だが、横になる時や、起き上がった時の痛みを思うと寝るのが億劫になる。・・・痛いのは嫌いだ。
それにしても、自転車という乗り物は健康体の為のものだと痛感している。
ひとこぎひとこぎが何たる苦痛!杖代わりに押して歩く方がまだましだ。

ゆるりゆるりと行かなきゃだめだなぁ。何につけゆるりゆるりと生きなくちゃ。


コメント
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