Tiny Happy Days

タイニー・ハッピー・デイズ。ささやかだけど幸せな日々。
そして日々を彩ってくれる音楽や文具などなど。

【日】ペコちゃん焼き

2006-11-20 23:07:36 | 日々のことなど
不二家のペコちゃん焼きです。
ペコちゃんの顔をかたどった人形焼みたいなもんですね。

ペコちゃん焼きは、全国1000店の不二家の中でも今や一店舗でしか作っていないそうです。
そしてその唯一の店舗が飯田橋駅近くの神楽坂店だとか…ん?メチャメチャ近いぞ。

というわけで会社の帰りに買ってきました。
ポコちゃんも1個入ってました(ラッキーらしいですが、どうなんでしょう)。

しかし…ペコちゃんにしてもポコちゃんにしてもかわいいですか、これ?
正直言うと怖いんですけど↓



しかも、食べるとき顔に噛み付いたり、顔を引き裂いたりするわけでなんかなあ。

と思ってリーフレットを見たら、不二家自ら「ペコちゃん コワイイっ!」だって。
かわいいとこわいの造語ですね。キモカワイイみたいなもんかな。

幼少の頃にこのペコちゃん焼きがあったら確実に夢見てうなされそうです。



【文】 続・金ペン堂

2006-11-19 23:00:13 | 文具(万年筆・インク)
金ペン堂で購入したのは、ペリカンのスーベレーン400のホワイトトートイズで、ニブは"EF"。

ペンはまたご紹介するとして、金ペン堂訪問記を書いてみましょう。

ちなみに、金ペン堂については、数回の訪問レポートが掲載されているこちら↓でがっちり事前スタディさせていただきました。
とても参考になりました。

●20060615 金ペン堂へ行く その1(INGENIUM 文房具と三田の憂鬱/Koenigsblauさん)

訪れたのは平日の午後4時。客は誰もおらず、ご主人(以下親父といわせていただきます)と奥様?だけでした。
今回は事前に買いたいペンは決めていました。どうせ試し書きできないですからね。
ガラスケースの向こうの大柄な親父に、ほしいペンとニブを店に入るなり速攻で伝えます。

親父はニコニコしながら「EFは細字になりま~す」とか何とか言いながら、奥様に指示。
奥様は阿吽の呼吸で向かって左のガラスケースから指定のペンを取り出します。

ここで親父はいきなり「インクは何色を?」と訊いてきました。これは想定外。
何のためにインクの色を訊かれたのかわからず、事前のリサーチどおり親父はブルーブラックを薦めたのに、妙に警戒して「黒」と答えてしまう。

親父は悠然と後ろからモンブランのボトルを持ち出し、「黒はこれが良いです」という。
そしてまたまた想定外。
親父はモンブランのボトルインクにペン先を浸し、こちらにペンを渡します。
えっ?試し書きできるの?
こちらが冷やかしじゃないというのがわかったからかもしれませんが、ともかく店頭で試し書きできました。

その書き味は…一言で表現すると「びっくり」
14金ということもありますが、EFなのにカリカリ感は皆無。「するする」と紙の上をペンが滑り、ともかく非常に気持ちがよい。
ペリカン400をある店で試し書きしたときは、悪くはないけどこんな書き味ではなかった。その違いは明らかです。
親父は「全部調整済みです~」とか何とか自慢そうに言ってたような気がしましたが、あまりの気持ちよさ半分聞いてませんでした。
ともかく、親父調整の完全勝利です。負けた…

私が夢心地から醒めて、親父のプレゼントかとの問いに対して自分用だと答えると、親父はいきなりモンブランのボトルにペンをどっぷり漬けてインクを吸い上げちゃいましたよ~。
断る暇もなかったし、まあいいんですけど。

この後親父はインク吸入のやり方やペンの持ち方、書き方を懇切丁寧に説明してくれました。

そして手書きの説明書やペリカンのペンシースをくれました。この辺は事前に押さえていたので、落ち着いて対応できました(笑)
自前のペリカンでゆったりと保証書に必要事項を記入する姿も実に様になってました。親父、かっこいい!



というわけで、以上長くなりましたが、金ペン堂訪問記でした。

金ペン堂は調整したペンを裸で積み上げてあるので、神経質な人には向きません。
あれこれ試し書きしてから決めたいという人にも向かないでしょう。
そもそも金ペン堂の調整が合わない人もいるようです。

私には金ペン堂調整がばっちり合ったようです。
そして、親父さんの万年筆に対する愛情もひしひしと感じられて気持ちのよい時間をすごしました。
というわけで、私は金ペン堂がすっかり気に入りました。またチャンスがあったら行きたいですね。

ペリカン800を買った青山・書斎館とペリカン400を買った金ペン堂。
対極的な2つのお店ですが、万年筆好きとしてはいろいろな選択肢があることに感謝です。

最後に、親父さんがさらさらとペリカンの万年筆で書いた保証書の文字をご紹介。
ずいぶん青いですが、まさかこれがウォーターマンのブルーブラックでしょうか。



【文】 初・金ペン堂

2006-11-18 19:27:34 | 文具(万年筆・インク)
先週、神田神保町にある小さな万年筆専門店、金ペン堂に行ってきました!

頑固な親父、試し書きさせない、定価販売などなど、気の弱い初心者にはハードルが高そうな金ペン堂。
気の弱い私としては、ちょっと近寄り難い雰囲気を感じていつも素通りしてました。

しかし、文具関連の雑誌、古山浩一氏の「万年筆の達人」などを読むうち、ともかく一度は行っておこうと決心。
頑固な親父が調整した万年筆がどれほどのもんか知りたかったこともあります。

結論としては…驚愕!

現在金ペン堂訪問記を書いております。続きは明日以降ということで。

それにしても万年筆を茶封筒に入れて寄こすとは、敵もなかなかやります(笑)


【日】雑誌Begin「最新革モノ大辞典」

2006-11-17 22:19:12 | 革・かばん
たまたま電車の中刷り広告で知った雑誌Begin1月号の革モノ特集。

Real Designに続く革モノ特集ということで買ってしまいました。
特集は、「最新革モノ大辞典」のほかに「ホワイトハウスコックスのすべて」、「2007年メガネ最新事情」と容赦ありません(笑)

革モノもさることながら、最近メガネを取り上げた雑誌が多いような気がしますが、ブームなんでしょうか。

しかも、Beginを買いに行った書店で見つけたReal Designの1月号の特集は「次に使う手帳とペン」でした!
さすがに、今月末から「趣味の文具箱」、「万年筆スタイル」、「万年筆が欲しくなる本」と怒涛の3連発が待っています。
よって、ぱらぱらと立ち読みしただけですが、猛烈に目の毒でした。

どこまで続く、文具、革モノ出版地獄…


【日】 INFOBAR 2

2006-11-16 23:42:38 | 日々のことなど
原宿のKDDIデザインニングスタジオで「INFOBAR2」のコンセプトモデルを観てきました。
展示の名称は、au design project「 I N F O B A R 」展 -INFOBARからINFOBAR2へ-

以前からこの展示は楽しみにしていたんですが、なかなか時間が取れず、とうとう最終日のきょう滑り込みで観てきました。

展示されていたINFOBAR2のモックアップを観て、触った感想は…これなら欲しい!でした。

初代の「正常進化形」という感じですが、それだけストレートバー・タイプのケータイとして初代の完成度は高かったということでしょう。

下の写真は、パンフレットのおそらく原寸大のINFOBAR2の写真と、現在愛用中の初代を並べたものです。
サイズは、初代の長さを少し短くして、幅はやや広めという感じです。
最大の特徴は初代の角張った厚みの部分を流線型に丸めていることでしょう。
これによって、表面・裏面も平面ではなく、緩やかなアールがついています。

うまく説明できませんが、ともかく全体がとても滑らかな曲線で覆われています。
パンフレットの説明によれば、「新しいINFOBARは、まるで四角い飴が口の中で溶けて丸みを帯びはじめたかのようなかたちをしている」
うまいこと言いますね、まさにそのとおりです。

もちろんデザインは初代と同じ深澤直人さんです。

パンフレットには製品化の時期などは何も書いてありませんが、近々製品化されるのではないでしょうか。
否、ぜひ製品化して欲しい!

シンプルなストレートバー・タイプは、いまや楽々ホンのようなものしかありません(泣)
ストレートバー・タイプのファンとしては、INFOBAR2の登場を首を長くして待っています。それまでは初代を大切に使うつもりです。



【文】 OHTO カラーヘックス

2006-11-15 23:25:44 | 文具(ペン)
最近出会ってすぐにお気に入りになったエトランジェの100円A5方眼ノートを補充しに行ったお店で購入。

実はAmerican Tasteをもう1本と思って筆記具売場を徘徊したんですが、発見できず代わりに購入しました。
American Tasteって、人気のある割りには置いてある店が限られますね。
というか、OHTO自身そもそも置いてある店が限られているような…

カラーヘックス(Color hex.)は、アルミ製の軽い六角形の軸を持つ、OHTOお得意のニードルポイントボールペンです。
ヘックスは、六角形を意味するヘクサゴン(Hexagon)の省略形なんでしょう。
カラーというぐらいで、4色展開ですが、普通のシルバーを選びました。

今回カラーヘックスを購入した理由は、ペンの先端部分、口金の造形です。
なんか妙にこだわりを感じます。かっこいいです。

OHTOには、他にもほしいものがあるんですが、なかなか現物を見る機会がないのが残念です。

OHTO好きのluckymarimoさんは…やっぱり持っておられました。さ~すがあ!

●20051209 OHTO ニードルポイント カラーヘックス(Stationery Crip/luckymarimoさん)






【日】大学の広告

2006-11-14 23:22:46 | 日々のことなど

電車の中の広告を見ていると、ここ数年大学の広告が目に付きます。大学間の競争(生徒の奪い合い)が激しいせいでしょうが。

しかし、大学の広告に使われるキャッチコピーに???というのが多いのはなぜでしょう。
きょうも2つ発見しました。

「大学名だけの奴には負けたくない。」

ずいぶん威勢のいいコピーです。初めてみる大学名ですし、所在地からして新興の大学だと思います。
しかしこのコピーはどうなんでしょう。
こういうコピーには、有名大学に対するコンプレックスを感じてしまうんですが、大学を目指す高校生はどう感じるでしょうね。
「10年後には有名大学の仲間入り!」というほうが潔くていいと思うんですが。

 「変わる、○○大学」

 ありがちなコピーです。
なにが変わるか読んでみると、「××学部は都心に移転」「△△学部も○年には都心に移転」「受験枠の拡大」…
よくある郊外にキャンパスを移したのはいいが、学生から不評で都心回帰というパターンでしょうか。
都心回帰はともかく、「変わる」内容がこれですか。

いずれも一流広告代理店のコピーではないと信じますが、それにしてもださくないですか?
私の関心をキャッチした、という点では成功しているかもしれませんが…


【無】ポリエステル小物ケース

2006-11-13 23:48:30 | 無印無間(限)地獄
無印良品では、昨日12日まで「無印良品週間」と銘打って、会員は10%オフでした。

一時期、無印党党首などと呼んでいただきましたが、最近の無印では心躍るようなことは少なくなりました、めっきり。
(その割りに買ってるじゃん?というつっこみは無しでお願いします)

そんなわけで今回はパスするつもりでしたが、家族がめがねを作りたいというので、会員である私がついていきました。

昨日行った無印で多少心が躍ったのは、アルミポケット・シリーズ(万年筆、シャープ、ゲル・ボールペン)のマットブラック仕様です。
これはかっこいいです。先に出たアルミ地のものより断然かっこいいです。
お値段は、アルミ地と同じ、万年筆1,500円、シャープ・ボールペン1,000円です。
しかし、まだアルミ地の万年筆も使ってないし、今回は見送りました。
ポケットシリーズじゃなくて、普通サイズのアルミ丸軸万年筆のマットブラック仕様が出たら必ず買うとは思いますけどね。

結局、文具売場で買ったのは、写真のポリエステル小物ケースだけです。色はグレイ。

この商品は、確か今回の無印良品週間に合わせて一部の店舗だけで発売されたものだと思います。
ミニペン用ペンケース?と思ったんですが、ぜんぜん小さいです。
消しゴムやクリップくらいしか入らないので、文房具入れというよりは、小銭入れ、ピルケースなんていう使い方が良いかもしれません。

【音】歌姫の実力

2006-11-12 23:44:38 | 音楽
アマゾンの「CD3枚で1枚プレゼント」キャンペーンで、STRAYのCDを3枚買って手に入れたのが、Shirley Collins & The Albion Country Band名義の『No Roses』というタイトルのアルバムです。

シャーリー・コリンズは英国トラッド・フォークを歌って主に60~70年代に活躍した人で「歌姫」、「大御所」と呼ばれている。
そしてこのアルバムは彼女をリスペクトする総勢26名にも上る英国の腕利きのミュージシャン(主にフェアポート関係者)を集めて録音されたものだとか。

このアルバムに関する事前の知識はこんなもんでしたが、どんなにすごい音楽が聴けるんだろうと思ってました。
そして初めて聴きました、シャーリー・コリンズ。その印象はというと・・・

ウーム、はっきり言って歌唱力ではサンディ・デニーの足元にも及ばない感じです。
声質はかなり特徴的で、ただきれいなだけではなく、何かまとわりつくようなざらっとした質感のある声です。
これはこれで嫌いではありませんが、歌唱力がいかんともしがたい・・・
一方、バックの演奏はシャーリーの歌を引き立てるために控えめですが、さすがに確かな腕を感じさせてくれます。

シャーリーの歌は正直?でしたが、全9曲のうち、夕暮れに聴いたら泣いてしまいそうな3曲目の『Banks Of The Bann』、いかにも曰くありげな4曲目の『Murder Of Maria Marten』、9曲目の『Poor Murdered Woman』は何度も繰り返して聴いてます。

英国フォークにはいろいろな側面がありますが、「陰鬱系」が好きな人間としてはついこういう選曲になってしまいます。
素朴な1曲目もいいんですけど、9曲目で暗い鐘が打ち鳴らされたりするとちょっと興奮します(苦笑)

【文】雑誌まとめ買い・・・しかし

2006-11-11 23:31:28 | 文具(情報・書籍)
この秋から、文字通りどどどどっと音を立てるように次々と出版されている文具関係の雑誌。
アマゾンでまとめ買いしましたが…

ワールドフォトプレスの「文房具スタイル」はまだ買ってない(多分買わないと思いますが)…

真打、エイ出版の「趣味の文具箱」の最新号が12月に出るらしい(これは買うな、きっと)…

さらにさらに、書店でチラ見した「デザインライフ」という雑誌には「オフィスで使うステーショナリー」なる特集が・・・
(手帳、ペンケース、メモカバー、ブックカバー、ペンなどを多数掲載。カタログ雑誌なので買いませんがちょっとやばい)

さらにさらにさらに、衝撃だったのが柊さん情報。
ワールドフォトプレスから「万年筆スタイル」の新刊のほかに、その名もずばり「万年筆が欲しくなる本」なんてものも出るらしい。

いったいこの出版ラッシュはいつまで続くのか。
本格的なステーショナリー・ブーム到来でしょうか?

まだ、DIMEの手帳特集しか読めてないアルマーニでした。