Tiny Happy Days

タイニー・ハッピー・デイズ。ささやかだけど幸せな日々。
そして日々を彩ってくれる音楽や文具などなど。

【文】 Pelikan M205 トープ

2013-11-24 13:31:39 | 文具(万年筆・インク)

トープ・カラーの万年筆、ペリカンM205トープです。
正式には、Pelikan Classic Fountain Pen M 205 Toupe。

このところ毎日持ち歩いているデモンストレーターと同じ鉄ペンのモデルです。ニブは、"F"。
クラシック205には、ブラック、ホワイト、レッドというレギュラーカラーがありますが、このトープは、昨年発売された限定カラーです。

M205 トープの存在を知ったのは発売からだいぶ経ってからでしたが、運良く見つけることができました。

グレーがかったベージュといった趣のトープは、落ち着きのある華やかさというか、温かさがあり、限定にしておくにはちょっともったいないような。
実物は写真よりもう少し濃い色です。 

まだ使っていませんが、これを機にセピア色のインクを入れて使ってみましょうか。

 

 


【鞄】 ペッレモルビダのサードバッグ

2013-11-23 07:50:46 | 革・かばん

セカンドバッグというとオジサン臭いイメージがありますが、実際は活動範囲の広い、便利なバッグです。
冠婚葬祭はもちろんのこと、ちょっとしたパーティの席やドレスコードにうるさいゴルフ場のクラブハウスでもキマリます。

手持ちは黒革が2個。もう少しカジュアルというか、華やかなものがほしくなり、あれこれ探してみました。
確かにオジサン臭いデザインが多いですね、セカンドバッグは。

そして見つけたのが、ペッレモルビダというブランドのサードバッグという名前のセカンドバッグです。 

素材はシボの立ったシュリンクレザー。中は2室に分かれています。
デザインのためか、ファスナーがバッグの上面だけで側面に回り込んでいない。
長財布など長いものはちょっと入れにくいですが、革が柔らかいので物の出し入れはスムーズです。

底革が側面に大きく回り込むデザインと、ネームタグとホイッスルの付属品がこのブランドのバッグに共通するアイコンのようです。

今回のポイントは、トープという明るめのカラー。
トープ(Toupe)はフランス語でモグラのことだそうです。つまり、これ、モグラ色らしいです。
モグラは英語でモール(Mole)。そう、MoleskineのMoleなんですが、それにしてはずいぶん色味が違います。
トープをググってみると次のような表現が見つかりました。結構バラバラです。
・モグラのような黒に近い暗褐色
・灰色がかった茶色
・明るいセピアに少し赤味のあるグレイ 

このバッグのトープは、灰色がかった薄いベージュ、という感じでしょうか。 

さて、ペッレモルビダ(PELLE MORBIDA)というブランド。イタリア語で「柔らかい肌(皮)」という意味だそうですが、何と日本のブランドなんですね。
柔らかいシュリンクレザーは姫路でなめされたもので、製作も日本のようです。
カラーも豊富だし、他のバッグもなかなか魅力的です(赤のショルダーが…)。

そういえば、トープ色の万年筆を買ってました。引っ張り出してきてご紹介します。


【文】 オジサンだってかわいいのが好き

2013-11-04 22:37:45 | 文具(万年筆・インク)

パイロットが小学生用として新しく発売した万年筆、カクノ(Kakuno)です。
こういう万年筆はできるだけ手を出さないようにしてるんですが、だめですねえ。
だってかわいいんだもん… 

小学生のための万年筆というと、ドイツのペリカンのペリカノ・ジュニアとラミーのabcが有名ですが、
とうとう日本でも小学生用の万年筆が登場した訳です。良かったねえ、日本の小学生。

キャップはカラフルですが、軸はダークグレイ、主軸は半透明のブラックと案外大人っぽい印象ですね。
それにしてもニブに刻まれた笑顔マークかわいいですね。生真面目なパイロットというイメージを良い意味で裏切ってくれました。
キャップトップも、意図はしてないでしょうが、なんだかとぼけた子供のようでかわいいなあ。

 

キャップにクリップが付いていないのはペリカノ・ジュニアやラミーのabcと同じです。
なぜ、小学生用の万年筆にはクリップが無いんでしょう。ペンケースに入れて持ち歩くから?
確かに小学生が胸のポケットにペンをさしてる姿、見たことないような気がしなくもないですが。

個人的にはドイツ勢のグリップがラバーなのに対し、カクノはプラのままというところがうれしいところ。 

書き味はさすがパイロットというところでしょうか。
鉄ペンですが、カリカリ感はなく、柔らかい、とは言えませんが、鉄ペン特有の硬さはあまり感じなくて済みます。 
ドイツ勢はFニブとMニブの中間のAニブの設定ですが、カクノにはFニブが選べます。
漢字をきれいに書くためには細字、ということなんでしょう。
ただ、パイロットの他のFニブに比べるとカクノのFはちょっと太い気がします。個体差かもしれませんけど。

パッケージには黒のカートリッジが1本付いていますが、コンバータ(CON-50)を使ってボトルのブルーインクを入れました。
それにしても今使っているノートと気持ち悪いくらい同じ配色ですね。

 

 


【文】 ジェットストリームは0.7mmだった

2013-11-02 22:11:37 | 文具(ペン)

会社でノート書きに使っているジェットストリーム4色BP+MPのピュアモルト4&1
プロジェクトごとに色を変えたりしてるんですが、やっぱり黒ボールペンが先に切れました。

デフォルトは0.7mmですが、最近使い続けている無印の6mm罫線のノートだとさすがに太い。
そこで互換性のある0.5mm芯(SXR-80-05)を買ってきました。

さて、0.5mmのジェットストリームの書き味は?

0.7mmに比べ明らかに細い線が描けます。これなら6mm幅の中にきちんと文字が収まります。

でも問題は書き味でした。

0.7mmのジェットストリームはヌラヌラスルスルですが、0.5mmは少しゴロゴロしています。
ここまで違うとは想定外。
筆圧をあまりかけずに書けば滑らかな書き味になることが分かりましたが、0.7mmには遠く及びません。
色も0.5mmのほうが薄い。

ジェットストリームのヌラヌラスルスル感を味わいたければ、罫線からはみ出ようと断然0.7mmを使うべし、
ですね。