



家族は文房具に基本的に興味なし。
そんな家族からすれば、何本も万年筆を買ったり、ノートにこだわる私は理解不能のようです。
ところが、そんな家族がくれたのが、このペンケース。
缶コーヒー、キリンのFIRE6缶にひとつ付いていたようです。
全3色ということで、全部そろえてくれたようです。
ポリエステル製のフラットペンケースで、ネイビー、グレー、ブラックの3色。
出来はおまけレベルですが、プルタブ風?の真鍮っぽい持ち手はいい雰囲気。
普段はあまり飲みませんが、18缶もある缶コーヒー、せっせと飲まないと。
ずいぶん長い間ナガサワのキップレザー・シリーズの5本差しロールペンケースを使ってきました。5本差しではこれが最強、という評価は変わりませんが、ちょっと飽きた…
そこでだいぶ前に買ったPensamble(ペンサンブル)の3本差しファスナーペンケースを使うことに。
これもナガサワのキップ・シリーズに負けず手触りのいい革製のペンケースです。
当然ながら3本差しなのでペンスロットは3つしかない。しかし持ち歩きたいのは5本。
そこで、ペンスロットとペンスロットの隙間に上からペンをはめ込んでみました。
すると、さすがに5本がフラットにはなりませんが、無理のない形で、いや多少窮屈ですが、なんとか5本のペンが収まりました。
ペンスロットの外側も、閉めたときの蓋の内側も、柔らかいバックスキンのような布が張ってあるのでペンスロットの上に乗せたペンが傷つく心配はありません。
ファスナーもそれほど無理せず閉まるし、当分この3本差しで5本を持ち歩くことにします。
ツバメノートの意匠を使ったペンケースを買いました。
ツバメノートには特に思い入れはありませんが、ひさしぶりに革製ではなく布製のペンケースを使いたくなったのと、収納力に惹かれて決めました。
閉じた状態では新書より縦に数センチ長く、開くとA5より少し大きい、というサイズです。ポケットは右が2つに分かれ、左は区切りなし。
ペンのクリップ同士がこすれるのが嫌なので、実際には取り出しやすさは犠牲にしてペンポケットにすっぽり入れています。
そしてペンポケットの裏側が両端からアクセスできるジッパーポケットになっていて、大きめのスマホやロディアの12番もすっぽり入ってしまうくらい大きなポケットです。今のところこのスペースには常備薬くらいしか入れていませんが、小さなメモ帳を入れると便利かもしれません。
まだ新しいので手触りもゴワゴワしていてかさ張ります。
ちなみに、ツバメノートのデザインやロゴはとても精密な印刷で表現されていて、これもこのペンケースの魅力です。
でも使っているうちに擦れて消えてしまいそうな気もしますね。
100円ショップダイソーで見つけたペンケース。
エンボス加工された黒のビニール製のフラットペンケース。ごくごく普通。
ところがペンケース表面に薄いクリーム色の太字で"COMPLETE"の文字。
このペンケースにはもう1種類あって、そちらには"POSITIVE"と印刷されています。
POSITIVEはまだわからなくはないけれど、COMPLETEってなに???
そもそもCOMPLETEとPOSITIVEの関連がまったく不明。
普通POSITIVEとくれば、ACTIVEとかHAPPYとかFINEとかLIVELYとかVIVIDとか、いろいろありそうだが、なぜCOMPLETE???
と、文句をつけてみましたが、色や形は気に入ってます。
特に真鍮っぽいスティール製の大きくて厚いファスナーの持ち手が好きで購入しました。
買ったのはおそらく2年ほど前か。
どこも売り切れ状態でしたが神保町のオーダー家具のお店で見つけることができました。
リネンのざらりとした質感と、ファスナーのアクセントにひかれたものの、中はとってもシンプル。
これだと万年筆をむき出しで納めることになるので、結局使わずにストック棚で眠っていました。
しかし、この生成りのリネンとブルーのファスナーは何とも夏らしくさわやか。
何とかこの夏に使い始めたいと思っています。
万年筆を1本1本シースに入れて納めるのか、考え中です。
パイロットの、リーズナブルかつ、なかなか高品質なペンサンブル・シリーズのファスナー式ペンケースです。
ペンサンブルはこれで2個目。
1個目は5本差しのロールペースでしたが、ペンポケットの上にかぶせるフラップの長さが十分とられていて、ペンを傷つけない設計でした。さすがパイロットです。
ナガサワのキップレザー・シリーズのロール型が出るまでは、これが個人的には決定版でした。
さて、ロールペンケースはブラックを買ったので、こちらはブラウンにしてみました。
筒状のペンスロットは3つ。ケースの内側から順に細くなっています。
ペリカンのスーベレンで試してみると、内側から、M1000、M800、M600が入りました。
M1000は真ん中のスロットには入りませんし、M800も外側のスロットには無理でした。
使い込んで、スロットに使われているスエードが柔らかくなればもう少し何とかなるかもしれません。
このファスナーペンケースの美点のひとつはコンパクトなことです。
今使っているMDノートの新書版より一回り小さいです。
気になるのはペンの出し入れのときにファスナーに引っ掛けてペンを傷つけないかという点ですが、これはファスナー式の宿命なんでしょう。
ペンサンブル・シリーズは柔らかいもみ革が特徴ですが、やや硬めでさらっとしていたブラックとはまったく違い、今回のブラウンは、特に柔らかく手に吸い付くような感じです。
わたくし、昨年、60歳を迎えました。そう、還暦というやつです。
正直、今時、60歳になってなにがめでたいかわかりませんが、 いろいろお祝いしてもらい、「赤いモノ」もいろいろいただきました。
こんなのどこで使うんだよ!と言いたくなるような」真っ赤なものから(ありがとうございます!)、 赤を差し色に使ったものまで様々。
そのなかのひとつが、このgentenのペンケースです。
「テッセラ」というのは、地中海の建物などにみられるモザイクを構成する石や色ガラスの小片のことだそうで、バッグを作るときに出る端材を組み合わせて作ることから、このシリーズ名がついているようです。
長さ20cm、直径4cmほどの、長い円筒形のペンケースです。
あまり多くのペンは入りませんが、鉛筆の持ち歩きには便利そうです。
3色の端材で出来ており、色の組み合わせは何とおりかあるようですが、私のは、レッド、ダークブラウン、ネイビーの組み合わせです。
今までは、万年筆はケースに入れ、あとはバッグのペンポケットなどに適当に、という感じでしたが、頂き物を家に置いたままにするのは申し訳ないので、いよいよ「ペンケース2個持ち」を考えているところです。
松の内といえば、1月15日まで、と長年思い込んできましたが、7日頃までとしている地域が最近は多いという話を聞いて、衝撃を受けている今日この頃です。
もはや「あけまして…」とは言いにくい時期のようですが、何はともあれ今年もよろしくお願いします。
私は、今年も縁もゆかりもない土地、日光で新年を迎えました。今年はもう少しエントリーを増やしたいところですが、どうなりますか。
さて、2015年最初のエントリーは、ペンケースです。
また?という声が聞こえてきそうですが、気にせず進めます。
ペンケースは革製に限る、というのが様々なペンケースを使ってきての感想です。殻のように硬く、あるいはしなやかに中のペンを守ってくれますし、使っていくうちにエイジングも楽しめます。
そんな革ペンケース至上主義者が使ってみたいと思った和風の布製ペンケースがありました。
布の素朴な風合いも、ペンを守るための構造もよさそうでした。
でも、ずっと売り切れ状態。手作りなので仕方がありませんが、もう我慢できん…
そこで意中のブツをあきらめ、まったく別のペンケースを買ってみました。
それが、この、風神・雷神柄のペンケースです。
形はとてもオーソドックス。4本差しで、風神が鎮座するフラップは、本体に縫い付けたボタンにひもをひっかけて留めるタイプです。
中はきちんと仕切られていて、ペン同士がぶつからないようになっています。 ここ、私がペンケースを選ぶ時の重要なポイントです。
ペンを入れるスペースは狭いように見えますが、ペリカンのM800は楽々入りました。
サイズはA6版よりやや大きい程度でコンパクト。
下の写真は、M800を2本とプラチナの#3776を2本入れてみたもの。余裕です。
柔らかい布製ですが、クッション材がたっぷり入っており、ふわふわです。
これなら、中のペンもきちんと守ってくれるでしょう。
せっかくの4本差しなので、「持ち歩き万年筆1本主義」はこの際捨てて、複数の万年筆を持ち歩くことにします。
俵屋宗達の傑作、風神・雷神がにらみをきかせるペンケース。やっぱりあの万年筆を買うことになるのだろうか…
"ホルスターから万年筆!"
信頼文具舗さんで買った一番の大物です。
同店のホームページによると、このペンシースの発売は2003年。
当時このシースのかっこよさにあこがれたのは覚えています。
けれど当時は1本用シースに個人的なニーズがなかったのでパス。価格的なハードルもあったんだろうと思います。
和田哲哉さんデザインの、この拳銃のホルスターのような、ジョッパーブーツのようなシースへのあこがれは強かった。しかし、長期の売り切れ状態。
これを作っていた職人さんが亡くなって廃版状態だったものの、模倣品(S社?)が出ているのを知って再制作することにしたのだとか。
まだ革が硬いせいか、万年筆の頭が少し出てしまいます。
なじみにくそうな革質に見えますが、エイジングするのかどうか楽しみ。
ナガサワのペンシースにはしばらく休んでもらいます。