金ペン堂で購入したのは、ペリカンのスーベレーン400のホワイトトートイズで、ニブは"EF"。
ペンはまたご紹介するとして、金ペン堂訪問記を書いてみましょう。
ちなみに、金ペン堂については、数回の訪問レポートが掲載されているこちら↓でがっちり事前スタディさせていただきました。
とても参考になりました。
●20060615 金ペン堂へ行く その1(INGENIUM 文房具と三田の憂鬱/Koenigsblauさん)
訪れたのは平日の午後4時。客は誰もおらず、ご主人(以下親父といわせていただきます)と奥様?だけでした。
今回は事前に買いたいペンは決めていました。どうせ試し書きできないですからね。
ガラスケースの向こうの大柄な親父に、ほしいペンとニブを店に入るなり速攻で伝えます。
親父はニコニコしながら「EFは細字になりま~す」とか何とか言いながら、奥様に指示。
奥様は阿吽の呼吸で向かって左のガラスケースから指定のペンを取り出します。
ここで親父はいきなり「インクは何色を?」と訊いてきました。これは想定外。
何のためにインクの色を訊かれたのかわからず、事前のリサーチどおり親父はブルーブラックを薦めたのに、妙に警戒して「黒」と答えてしまう。
親父は悠然と後ろからモンブランのボトルを持ち出し、「黒はこれが良いです」という。
そしてまたまた想定外。
親父はモンブランのボトルインクにペン先を浸し、こちらにペンを渡します。
えっ?試し書きできるの?
こちらが冷やかしじゃないというのがわかったからかもしれませんが、ともかく店頭で試し書きできました。
その書き味は…一言で表現すると「びっくり」
14金ということもありますが、EFなのにカリカリ感は皆無。「するする」と紙の上をペンが滑り、ともかく非常に気持ちがよい。
ペリカン400をある店で試し書きしたときは、悪くはないけどこんな書き味ではなかった。その違いは明らかです。
親父は「全部調整済みです~」とか何とか自慢そうに言ってたような気がしましたが、あまりの気持ちよさ半分聞いてませんでした。
ともかく、親父調整の完全勝利です。負けた…
私が夢心地から醒めて、親父のプレゼントかとの問いに対して自分用だと答えると、親父はいきなりモンブランのボトルにペンをどっぷり漬けてインクを吸い上げちゃいましたよ~。
断る暇もなかったし、まあいいんですけど。
この後親父はインク吸入のやり方やペンの持ち方、書き方を懇切丁寧に説明してくれました。
そして手書きの説明書やペリカンのペンシースをくれました。この辺は事前に押さえていたので、落ち着いて対応できました(笑)
自前のペリカンでゆったりと保証書に必要事項を記入する姿も実に様になってました。親父、かっこいい!
というわけで、以上長くなりましたが、金ペン堂訪問記でした。
金ペン堂は調整したペンを裸で積み上げてあるので、神経質な人には向きません。
あれこれ試し書きしてから決めたいという人にも向かないでしょう。
そもそも金ペン堂の調整が合わない人もいるようです。
私には金ペン堂調整がばっちり合ったようです。
そして、親父さんの万年筆に対する愛情もひしひしと感じられて気持ちのよい時間をすごしました。
というわけで、私は金ペン堂がすっかり気に入りました。またチャンスがあったら行きたいですね。
ペリカン800を買った青山・書斎館とペリカン400を買った金ペン堂。
対極的な2つのお店ですが、万年筆好きとしてはいろいろな選択肢があることに感謝です。
最後に、親父さんがさらさらとペリカンの万年筆で書いた保証書の文字をご紹介。
ずいぶん青いですが、まさかこれがウォーターマンのブルーブラックでしょうか。
ペンはまたご紹介するとして、金ペン堂訪問記を書いてみましょう。
ちなみに、金ペン堂については、数回の訪問レポートが掲載されているこちら↓でがっちり事前スタディさせていただきました。
とても参考になりました。
●20060615 金ペン堂へ行く その1(INGENIUM 文房具と三田の憂鬱/Koenigsblauさん)
訪れたのは平日の午後4時。客は誰もおらず、ご主人(以下親父といわせていただきます)と奥様?だけでした。
今回は事前に買いたいペンは決めていました。どうせ試し書きできないですからね。
ガラスケースの向こうの大柄な親父に、ほしいペンとニブを店に入るなり速攻で伝えます。
親父はニコニコしながら「EFは細字になりま~す」とか何とか言いながら、奥様に指示。
奥様は阿吽の呼吸で向かって左のガラスケースから指定のペンを取り出します。
ここで親父はいきなり「インクは何色を?」と訊いてきました。これは想定外。
何のためにインクの色を訊かれたのかわからず、事前のリサーチどおり親父はブルーブラックを薦めたのに、妙に警戒して「黒」と答えてしまう。
親父は悠然と後ろからモンブランのボトルを持ち出し、「黒はこれが良いです」という。
そしてまたまた想定外。
親父はモンブランのボトルインクにペン先を浸し、こちらにペンを渡します。
えっ?試し書きできるの?
こちらが冷やかしじゃないというのがわかったからかもしれませんが、ともかく店頭で試し書きできました。
その書き味は…一言で表現すると「びっくり」
14金ということもありますが、EFなのにカリカリ感は皆無。「するする」と紙の上をペンが滑り、ともかく非常に気持ちがよい。
ペリカン400をある店で試し書きしたときは、悪くはないけどこんな書き味ではなかった。その違いは明らかです。
親父は「全部調整済みです~」とか何とか自慢そうに言ってたような気がしましたが、あまりの気持ちよさ半分聞いてませんでした。
ともかく、親父調整の完全勝利です。負けた…
私が夢心地から醒めて、親父のプレゼントかとの問いに対して自分用だと答えると、親父はいきなりモンブランのボトルにペンをどっぷり漬けてインクを吸い上げちゃいましたよ~。
断る暇もなかったし、まあいいんですけど。
この後親父はインク吸入のやり方やペンの持ち方、書き方を懇切丁寧に説明してくれました。
そして手書きの説明書やペリカンのペンシースをくれました。この辺は事前に押さえていたので、落ち着いて対応できました(笑)
自前のペリカンでゆったりと保証書に必要事項を記入する姿も実に様になってました。親父、かっこいい!
というわけで、以上長くなりましたが、金ペン堂訪問記でした。
金ペン堂は調整したペンを裸で積み上げてあるので、神経質な人には向きません。
あれこれ試し書きしてから決めたいという人にも向かないでしょう。
そもそも金ペン堂の調整が合わない人もいるようです。
私には金ペン堂調整がばっちり合ったようです。
そして、親父さんの万年筆に対する愛情もひしひしと感じられて気持ちのよい時間をすごしました。
というわけで、私は金ペン堂がすっかり気に入りました。またチャンスがあったら行きたいですね。
ペリカン800を買った青山・書斎館とペリカン400を買った金ペン堂。
対極的な2つのお店ですが、万年筆好きとしてはいろいろな選択肢があることに感謝です。
最後に、親父さんがさらさらとペリカンの万年筆で書いた保証書の文字をご紹介。
ずいぶん青いですが、まさかこれがウォーターマンのブルーブラックでしょうか。
技術はもちろんのこととして、店主さんのキャラもお店の人気のヒミツなのでしょうか?
次回の「対決(?!)」レポも楽しみです。(^^)
購入されたブツは白亀でしたか。
美しい軸ですよね。
店主は、噂どおり凄いですね。
聞いてきたインキを付けられるのは知りませんでした。
要注意ですね。
なめてかかって、赤などと答えたら、あっという間に赤を吸い上げるのでしょうね(笑)
裸積み上げ系というのも知りませんでした。
わたしは、ダメなような気がしますが、それでも、多くのファンをひきつけるあの店主の調整というのがどのようなものかは、万年筆ファンとしては、一度は経験してみたいという、葛藤がはたらいております。
M800をどこで購入するか、ずっと吟味しているのですが、フルハルタと違い、トラディショナルもおいているみたいなので、250あたりで事前偵察にいってみたいと思っています。
ぜひ、次は太字でチャレンジを(笑)
「次回」があるのかどうか良くわかりませんが・・・というよりいろいろなお店、いろいろなご主人、いろいろな万年筆を試してみたいと思ってます。
でもここのおやっさんはなかなか魅力的な人でした。私は好きです。
ねこJさん。
裸積み上げ系・・・たぶんねこJさんはだめだろうなと思ってました(笑)
でも、物は試し。
決して万年筆をぞんざいに扱っているわけでもありませんし、傷がついているわけでもないので、一度のぞいてみたらいいと思いますよ。
あっ、そのうちフルハルターにもチャレンジしてみたいと思ってます。
私はほとんど青インクしか使わない派なので(ブルーブラックを詰められる前に)申し出るタイミングを練習しておかなくちゃ、です。
やはり一本、欲しいなあ。と思いました。
自分も今回が初体験なので、詳しいことはよくわからないわけですが、「買う気満々」なオーラを出しつつ行かれたら良いかもしれませんね(笑)
いきなり「BBにチャポン」ということはなさそうなんで、ブルーと告げて親父の講釈を聞くのも楽しいと思いますよ。
ともかく、一応試し書きができたんで安心して買えました。
金ペン堂お薦めのインク、自分自身で今は使っていないため警戒してしまいます。
まぁ、「インクは入れないでください。」と、一言言えば良い事なのでしょうけどね。(笑)
ウォーターマンのブルーブラックは、乾いてくると緑色に発色してきます。
また耐水性はありません。
乾くと緑色ですか。
黒っぽいブルーブラックが好きなんですが、これもなんかの縁ということでウォーターマンのBBを使ってみようと思ってます。
あれだけ青いインクが乾くと緑というのも、面白いというかちょっとこわいですね。
陳列棚のM200をしばらく見つめた後で、
「すみませーん。あの万年筆欲しいんですけど」
って感じで入っていったので、買う気があることは伝わったみたいです。
で、試し書きもさせてもらいました。
俺の場合、「どんなインクが好みですか?」って聞かれた時、
「青みがかった黒」って答えたら、オヤジは俄然やる気を出して、
「じゃあこれ使ってみて!!」ってwaltermanのblueblackを勧めてきた。
「これ、ずいぶん青いですね。」って言葉はオヤジには届かなかったらしく、
「これより黒いものって言っても、ホントに真っ黒になっちゃうよ」
とか
「メーカーに注文つけて直させたんだから」
なんて言われて、blueblackまで買っちゃった。
でもやっぱり青いな・・・って思ったので、同じwaltermanのblackを買ってきて、ちょっと足して使ってます。
どうも買う気を見せれば試書き可能みたいですね。
某掲示板で、ウォーターマンのBBの開発に金ペン堂のおやじさんがかかわったって出てましたが本当だったんですね。
実は私もウォーターマンのBB買いました。
あの時は訳もわからず「黒」と言ってしまったんですが、ここはひとつ親父さんのお勧めに従ってみようと思ってます。
ところで、肝心のペンの書き味はいかがでした?
で、あとから、このペンも鉄ペンだって知りました。
でも、確かにちょっと抵抗が強いときはあります。
(いわゆるガリガリ(そこまでひどくないけど)感)は、使いはじめの頃ありました。
でもやっぱり、心地よくかけるのは、俺の持っている筆記用具の中で、一番です。
あと、やっぱりm800Userの意見を聞いてると、
「やっぱりm800欲しい!!金ペン堂の!!」
って思ってます。
あとはm200といかに共生させるかが問題かな。
俺って気に入ったものを死ぬほど使う男だから。
そうなっちゃうとm200かわいそうだし。
m200は最愛の姪っ子に、誕生日プレゼントに揚げてもいいかもって思ってます。
でも俺が大人になって使って感動したペンを3歳の女の子にあげるのも、チョットどうかとも思います。
なんか贅沢な女の子になりそうな気がして・・・
安いペンと、書道のお手本とか与えておいて、一生懸命練習したら、m200あげるよ。とか、ちょっと努力させて、手に入れさせてあげようかとか思ってます。
ペリカン的に安いけど、書き味いいしね。