Tiny Happy Days

タイニー・ハッピー・デイズ。ささやかだけど幸せな日々。
そして日々を彩ってくれる音楽や文具などなど。

【文】 片岡義男、伊東屋で日記帳を選ぶ

2006-11-26 15:09:08 | 文具(情報・書籍)
昨日、切手の博物館に行く途中、地下鉄の改札前で手に取ったフリーペーパー。
その名も「GOLDEN min.(ゴールデン・ミニッツ)」

高級感がある渋めな表紙ですが、「50代、心豊かに人生を愉しむ、マインドリッチな大人」向けのフリーペーパーだそうです。
心豊かとマインドリッチがダブっているような気もしますけど、まあいいか。

この第7号は銀座特集で、1丁目から8丁目まで様々なお店を紹介していますが、問題は、2丁目。
片岡義男の文房具と題して、作家の片岡義男氏が銀座伊東屋に来年の日記帳を選びに行くという趣向です。

片岡さんが選んだのは、モールスキンのデイリー(ラージ)、TEBEダイアリー、グラフィックイメージ・トラベルジャーナルの3種。
そしてペンは、カヴェコ・スポーツ。

片岡さんは、過去に一度しか日記をつけたことが無いそうですが、そこは作家、さすがに文章は読ませます。
「1年間にわたって、毎日1回は手に取り、ページを繰ってはそこになにごとかを書き記していくものなのだから、圧迫感やストレスの可能な限り少ないものを選ぶといい。
細かい罫線やつまらない小さな書き込み枠などを、目にうるさい強い色で印刷したものが日本には多いようだ。こういうものは敬遠するにかぎる。」
なるほど、慧眼というべきでしょう。

実は、来年の日記帳をどうするかちょっと悩んでいます。
今年は、2、3ヶ月のブランクはありましたが、モールスキンのラージを使いました。
1日の終わりに、大きめの日記帳を開き、ゆったりとした罫線に太字で何か書く、というのは気持ちが落ち着きます。
来年は、ほぼ日に書けばいいやと思ってましたが、やはり大判ゆえの、そして太字ゆえのゆったり感が欲しくなってきました。

同じモールスキンでいくか、他の日記帳あるいはノートを使うか、考え中です。


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする