Tiny Happy Days

タイニー・ハッピー・デイズ。ささやかだけど幸せな日々。
そして日々を彩ってくれる音楽や文具などなど。

【文】とりあえずの1本差し

2006-03-31 23:21:39 | 文具(その他)
新しい万年筆も使っているうちにあちこち傷がつくのは仕方がないですが、不注意な傷はできれば避けたいもの。

そんなわけで、ここはひとつペリカン805のために1本差しのペンシースをおごることにしました。
本当は伊東屋で買ったドイツ製のペンシースを使う予定だったんですが、細軸用なので800番の軸だとギチギチです。

そこで昨日、伊東屋に新しい1本差しペンシースを買いに行きました。そこで見つけたのが、このペンシースです。

お値段税込み2,100円。たぶん本革だと思いますが・・・
「おごる」という表現が全く似合わない金額でしたが、まあ、それは結果論ですから・・・

一応、天冠も見えますし(笑)

そんなわけで、同時期に、コードバンのペンシースをエントリーされたとめさんと、モンブランペンケースのKetzerさんにトラックバック!

えっ?2,100円のペンシースと一緒にするなって?そんなあ~

● 03262006 銀座(そのニ) (das Notizbuch/Ketzerさん)
● 03282006 鞘から取り出したるは (不定期刊行かわら版/とめさん)



【文】ロディア・ボックス

2006-03-30 23:46:38 | 文具(ノート・紙類)
信頼文具舗の新着商品のコーナーで知ったロディア・ボックス。
4月3日発売開始とありますが、もう発売されていました。

もうなんというか、見たまんまなんですが、ロディアのメモそのものを模した、横18cm、たて22.5cm、厚さ3cmボックスです。

ふたを開けると、11番が2個、8番と16番がそれぞれ1個ずつ収まっています。
そしてこれまたオレンジ色の鉛筆(もちろんロディアのロゴ付き)が2本はいっています。



しかし、メモだけだと1,000円ちょっとで買えますから、鉛筆2本とボックスを入れたとしてもこれで税込み2,625円はいかがなもんでしょうか。

ロディアの限定ボックスはクリスマスにもありましたけど、どうもお買い得感がない。高いです。
これは本国の問題なのか、日本のクオバディスの企画の問題なのか・・・

なんとなくネガティブなコメントになってしまいましたが、思わずニヤリとしたことがひとつ。
ロディアの断面を見ると、罫線が不ぞろいなためか、紫色の線がぎざぎざになってることがありますよね。
下の写真を見てください。
ボックスの断面にはこの罫線が表現されているんですが、ご丁寧なことにギザギザです(笑)




【文】テープのり

2006-03-29 23:11:31 | 文具(その他)
書斎館&ペリカン805の話題、まだまだ引っ張りますが、ちょっと小休止。

電気量販店を利用する場合、最近は地理的な要因によりほとんどビックカメラ、ということになっています。

そんな折、以前よく利用していたヨドバシカメラから3月一杯でポイントの有効期限が切れるとの通知を受け取りました。
金額は1200円弱という微妙な額でしたが、捨てるのもなんなので、行ってきました話題のヨドバシカメラAKIBA店。
それにしても、この1、2年で秋葉原の様子もすっかり変わってしまいました。

フロアガイドを見ると「文具」の文字があります。
確か3階だったと思いますが、時計売場の横が文具売場になっていて、万年筆もイタリアもの以外はかなり充実した品揃えで、特にモンブランはアクセサリーも含めてかなりの数がありました。

できるだけモンブランは見ないように、かつ1200円を大きく上回らないように買ったのが、写真のモンブランのボトルインク「ボルドー」とトンボのテープのり3個パックです。

テープのりを使い始めたのはつい最近ですが、これが無いともう紙は貼れん!というくらい惚れこんでます。
今までスティックのりを愛用していましたが、直線ものはもうテープのり以外考えられません。



先日、原宿のダイソーでプラチナのテープのり、プレッピーをまとめ買いしたんですが、5m巻きなので1mあたり21円。一方、ヨドバシで買ったのは10m巻き3巻で514円ですから、1mあたり約17円でした。

ねこJさんをまねて、こんなこと↓もしてみましたが、テープのりだとピチッと貼れて気分爽快です。


【文】ペリカン805

2006-03-28 00:40:50 | 文具(万年筆・インク)
ペリカンのスーベレーン805にインクを入れました。

ペンの色に合わせてブルー系のインクを入れることにしました。
最初はナポレオンでもいいかなあと思っていたんですが、小心者ですから同じメーカーのインクにすることにしました。
ペリカンのブルーブラックは、ちっとも青くない、どちらかといえば黒っぽい色ですが、私は青っぽいブルーブラックよりも、この色が好きです。

805は、吸入式なので、説明書に従って尻軸を回してインクを吸入させ、2、3滴吐き出させてからきっちり締めます。

そして書斎館からいただいてきた試し書きに使った紙に書いてみました。
書斎館での試し書きの印象と同じく、フローは多すぎず、その結果かもしれませんが、Bニブではありますが、書ける線はMプラスアルファといった感じです。
特に書斎館の紙で書くと細く見えますね。

とりあえず日記書きに使ってみましたが、モールスキンでも裏抜けするようなことはありませんでした。


【文】書斎館で万年筆

2006-03-27 22:48:22 | 文具(万年筆・インク)
日曜日、書斎館に行ってきました。骨董通りを渋谷側に折れた閑静な場所に書斎館はあります。

ねこJさんのウェブサイトを拝見して、いつかは書斎館で万年筆を買いたいなあ、と思っていたわけですが、金曜日の晩、昇格祝いに万年筆を(恐る恐る)所望したところ、奥様からあっさりOKが出て念願がかないました。

緊張の書斎館で購入したのはペリカン・スーベレーン805シルバートリムです。

候補は、事前のスタディにより、モンブラン146、ペリカン800(または600)、アウロラ・オプティマに絞っていました。事前の順位は、1位モンブラン、2位アウロラ、3位ペリカンでした。

まずはそれぞれのFニブを試し書き。
しかし、落ち着いた店内での試し書き、最初はずいぶん緊張しました。
試し書きをお願いすると、机の上に恭しく厚手の革が敷かれ、その上にこれまた革カバーのついた2種類の試し書き用の用紙が用意されます。
白の手袋をした店員さんから、インク瓶にペン先をつけたペンを一本ずつ受け取って試し書きしていくわけです。
あ~、もっと字がうまかったらなあ。この時ほど自分の悪筆を恨んだことはありません。

さて、まずは、モンブラン・マイスターシュテック146
・・・あれれ?特に印象・感動なし。これは意外でした。
次は、アウロラ・オプティマ
・・・硬めの書き味ながらとてもよい感じでした。ルックスも一番かっこいいし。
最後は、ペリカン800
・・・悪くない。小さな自分の手には太すぎるかなと思いましたが、握り心地、書き心地ともにグッドでした。

この段階での順位は、第1位ペリカン、第2位アウロラ、第3位モンブランとなりました。
次は、隣に座った奥様の助言により、太字のBニブの試し書き。
結果は、モンブランはフローが良すぎる感じで×、ペリカンとアウロラは書き味はかなり違うものの両方とも良かったです。

そのほかEFなども試し書きしましたが、ニブは迷わずBに決定。



このあとペリカンかアウロラかでしばし迷いましたが、太軸が意外にしっくり来たペリカンに決めました。

色はシルバートリムの中からブルー・ストライプに決定。
800のシルバートリム(805)には、他にブラック、ダークブルーがありますが、ストライプはブルーだけです。

書斎館では、試し書きで気に入ったペン先を選んだ軸に取り付けるようです。この交換作業を待つあいだ、顧客カードを記入。記入用のペンはペンケースに収められた10本ほどの万年筆の中から自由に選べるようになっています。
今回は色的にぱっと目に入ったドルチェビータを選択。当たりがついていたこともあるんでしょうけど、ウットリするようなとても滑らかな書き心地でした。もちろん、紙も良い感じのものでした。

今度はオプティマかドルチェビータかな(笑)

対応していただいた店員さん(もしからしたらご主人?)に出口まで見送っていただき、書斎館を後にしました。

や~、今思い出しても書斎館は他にはない非日常的な空間でした。
ずらりと並んだペン、感じのいい椅子に座ってゆったりと行える試し書き。にもかかわらず敷居の高さを感じさせない雰囲気。
今回はあまり時間が取れなかったんですが、今度はたっぷり時間を取って行ってみたいと思います。

書斎館に比べると、その後ちょっとのぞいた表参道ヒルズなんてつまらないところでした。

最後に、もちろんいただいてきましたよ、書斎館オリジナルのペンケース。
しわ加工してある厚手の革製で、羽ペンのイラストが刻印されています。
メモカバー、ティッシュケースも選べますが、第1回目ですし、まずは「基本」のペンケースですよね。



長文になりました。
ペリカン805の書き味は別途エントリーします。


【文】書斎館

2006-03-26 22:29:51 | 文具(情報・書籍)
ようやく行ってまいりました、東京は青山にあるペンブティック、書斎館。

きょうのメインの用事が銀座での買物だったので(文具ではありません)、あまり長い時間は取れませんでしたが、それでもとても心地よい時間を過ごすことができました。

買ったものは、何か?
明日以降レポートします。

【物】伊右衛門の茶筒

2006-03-24 23:24:56 | 物欲・買物全般
3月になってペット茶にあれこれおまけがつくようになりました。
たいしたものではないかもしれないけど、これはこれでうれしくて、ついおまけ付きのお茶を買ってしまいます。

最近手に入れたのがサントリーのペット茶、伊右衛門についてくる茶筒です。

高さ5cm、直径3cmの小さな筒で、色は黒と赤の2色、模様は松・竹・梅の3種類で、計6種類になります。
プラスチック製ですが、「漆の風合い」(サントリー・談)をもった渋~い筒です。
中にはちょうど小さな急須一杯分くらいの茶葉が入っています。

写真右が今回の茶筒。そして左は、以前、やはり伊右衛門についていた金属製の茶筒です。
旧バージョンも和風な色合いでしたが、今回の方が格段に渋いです。

クローゼットの奥から、旧バージョンを全部引っ張りだしてみました。
たぶんコンプリートだったと思います。




【文】ディープな文具本

2006-03-23 23:47:47 | 文具(情報・書籍)
先日図書館で借りてきた文具関係の本。

借りてきたのは、写真右から
・万年筆の印象と図解カタログ/丸善株式会社
・万年筆/梅田晴夫
・原稿用紙の知識と使い方/松雄靖秋
そして上にチラリと見えるのは、[日本産]万年筆型録

どれも渋いですが、そのせいか、図書館の書架にはなく地下の倉庫から引っ張り出してもらったものです。

「原稿用紙~」は、まえがきの出だしが「本書は、原稿用紙についてその全てを語るという意図で書かれたものである。」ですからね、いきなり。
これから、「著名人の原稿用紙と文字」という章を読み始めるところです。もうワクワクどきどきです。

万年筆型録以外は絶版だと思いますが、こういう文具本も簡単に手に入るといいのに。

【文】100円メモパッド

2006-03-22 23:56:34 | 文具(ノート・紙類)
火曜日の祝日、暖かい陽気に誘われて1kmほど歩いて図書館に行く。

帰り道、喉が渇いたのでショップ99でペットボトルのトマトジュースを買いました。
我ながら渋い選択ですが、トマトジュースは好きなの飲み物の一つなんです。

ついでに文具コーナーをチェックして見つけたのが、A6サイズのメモパッド。
名前は、N・A・N・D・E・M・O PAD。
Drawing Paperという表示に惹かれて、表紙をめくってみるとやや厚口のサラサラとしたいい感じの紙質でした。

帰宅してから色々な万年筆で書いてみましたが、ペン先のすべりがよく、インクも滲まず、とても気持ちよく書けます。ラミーの「極悪」ローラーボール・リフィルM62やM66も裏からくっきり見えるものの、一切抜けていません

表紙に書いてあるBUN'UNDOという表示は、ノートなどの紙製品を扱う文運堂という会社のようですが、ウェブサイト上ではこの商品は見つけられませんでした。

100円ショップの文房具は高くつくものもあるわけですが、こういうものに出会うこともあるわけで、やっぱりやめられません。

【無】新作ノート2種

2006-03-21 23:58:10 | 無印無間(限)地獄
「選べるリフィルペン」以降、無印のステーショナリーが新作ラッシュを迎えています。
間違いなく新学期の開始を睨んだ戦略ですね。そして先々週あたりにどーんと出たのが、ノート・メモ類です。

中にはどんなシチュエーションを想定してるのかな?というものもありますが、とりあえず2種類買ってきました。

『表紙印刷ノート・方眼』84円
A5スリムとの表示のとおり、たてはA5サイズと同じ21cm、横幅は9cmあまりと、6cmも短くなっています。
さて、これどう使うかな?
ロディアの縦長版と同じように、買い物リストやToDoリストとして使うのが一番はまるかもしれません。
もしこれがリングノートだったら、電車の中や狭い場所で活躍してくれそうなんですけどね。
このノートには、方眼のほか、横罫、無地もあって、方眼と横罫はそれぞれ表紙に中の罫線が描かれています。
「表紙印刷ノート」という名前はそこから来てるんですね。

『週刊誌4コマノート・ミニ』105円
これ新製品だと思うんですが、ネットストアにはなかったような気がします。
88枚の薄手の紙を綴じてある週刊誌ノートですが、ミニ、つまりA5サイズになった時点で『週刊誌ノート』という名前はちょっと合わないような気がしますね。
1ページに、たて37mm、横55ミリのコマが8個あらかじめ印刷されています。
このコンセプトの面白さにつられて、漫画も、イラストも書かないのに買ってしまいました。

今回は、ほ~新製品か!というノリで買ってしまいました。どちらもユニークなノートなので、何とか使い方をひねり出さなければ。