1970年頃、仲間内でコンバースのローカットが流行った。通っていた中高一貫校には厳しい服装規則があり、制服のズボンの裾の幅まで決められていた。そして靴は黒の革靴(もちろんひも靴)一択。
ジョセフ・チーニー(Joseph Cheaney)のカントリーシューズ、ケンゴンです。
某YouTubeチャンネルで、華厳、華厳と騒がれていた靴。その動画がきっかけで存在を知り、いつしかウォンツリストに入っていたんですが、先日United Arrowsのアウトレット店で運命の出合い。
後から知ったんですが、これはUnited Arrowsの別注品で、ラストもラバーソールもオリジナルとは異なります。
ラストは、チーニーの歴史ある4436からより日本人の足に馴染みやすい1886に、ソールはごつめのコマンドソールからダイヤモンドハーフラバーと呼ばれる、よりおとなしい外観のものに変更されています。
粒つぶが際立つグレインレザーで、二重ステッチのストレートチップ。トリッカーズほどではないものの、カントリーシューズらしい迫力があります。
まずはこれに合うシューツリーを調達してから履きおろそうと思います。
ところで、ケンゴン(Cairngorm)は、スコットランドにある山の名前のようですね。発音はケンゴンではなく、ケアンゴーム、またはケーンゴームが近いようです。
つま先が削れ過ぎていた中古で買ったクロケットのチャートシー。近所の修理屋さんでハーフラバーを貼ってもらいました。初めてのお店だったので少し不安でしたが、きれいに処理してもらいました。
簡単な作業でも案外雑な仕上げをする店もありますからね。これでソールは安心。
次は白っぽく退色したアッパーですが、家に未使用のままおいてあったコロニルの「ヌバック+テキスタイル ボトル」でポンポンと簡単に補色終了。
乾燥させたあとスエードスプレーを吹いてこれで準備完了。
ちょっとだけ外に出ました。
クロケット&ジョーンズ(Crockett & Jones)のチャッカ・ブーツを買いました。
中古ですがなかなかのコンディション。
古着がダメという人がいます。中古の靴は敬遠する人がもっと多いと思いますが、私は基本的に気になりません。丸洗いもできますし。
これはコンディションがよかったので、洗わずにとりあえず内側だけアルコール消毒しました。
気になる点は2つ。
①履きじわやかかと周辺に白っぽく退色している部分がある
②つま先が減っていて何か所か糸が切れている
①は簡単に補色できそうですが、②はお店でソールにラバーを貼ってもらおうと思います。
履きおろしはそれからですね。
このチャッカ・ブーツのモデル名は、チャートシー(Chertsey)。ロンドン南西部の町の名前からとられています。英国のシューメーカーは、モデル名に地名をつけることが多いですが、粋ですね。
ただ、気になって調べたらChertseyの発音はどう考えてもチャーツィー。いったい誰がチャートシーなんて付けたんだろう。
ブラック・スエードのチャッカ・ブーツ。今履かなくていつ履くの、という感じです。
シューレース、靴ひもは消耗品です。ひも靴は脱ぎ履きする都度ひもを結び、緩めるので、どうしても傷む(ひも結びっ放しは例外です)。
そこでひもを交換するわけですが、ここで黒い靴だから黒いひも、ではおもしろくないので、様々な色のひもで遊んでます。
中には一足分数千円もするものもありますが、たいてい数百円なので色々トライできます。
写真は、トリッカーズのケズウィックという靴ですが、買ったときは当然黒いひもがついていました。それが傷んだとき、思い切ってブルーのひもに替えました。これが気に入ってしばらくブルーのひもが続きましたが、今回思い切って明るいブラウンに替えました。どうです、なかなかいいでしょう。
ひもの結び方が雑なのはこの際忘れてください...
新しい靴をどんどん買うわけには行きませんが、靴ひもを替えるだけでかなり印象が変わるのでおすすめです。
普段履きのためのスニーカーを探していました。
家の近くを歩いたり、旅行先で履いたり、という感じの。
ずっと履いてきたアシックスのハダシライドというウォーキングシューズがよかったんですが、すっかりモデルチェンジしていて好みのデザインではなくなっていました。
たどり着いたのがニューバランスのMW880というモデル。ニューバランスの中ではWalkingに分類されているシューズです。
早速お店を回ってみたんですが、置いてあるのは足幅が4Eのものばかりで足が靴の中で踊る。
結局Amazonで2Eを3割引きほどでゲット。
自分の足幅は日本人の平均とあまり変わらないと思いますが、2Eでも十分余裕があります。4Eで妥協しなくてよかった。
歩くたびに押し返してくるようなクッションにはなかなか慣れませんね。
三陽山長のスウェード製のダブルモンクです。モデル名は、遊四(YUSHI)。
三陽山長のモデル名ってよくわからないですね。
特徴は、ソールがマッドガード(泥除け)といわれる製法になっていること。ちょっと厚底みたいに見えます。
マッドガードといえば、スティーヴ・マックイーンが映画の中で履いたチャッカブーツが有名です。
今でもオンラインでこのモデルは入手できますが、実はこの靴を買ったのは調べてみたら昨年の6月でした。しかも2万円を切る特価。
買ったものは何でもすぐに使い始めるんですが、なぜかこれだけは1年も放置してしまいました。あまりスウェードに馴染みがなかったからかな。
モウブレイのスウェードスプレーを吹いて、1年越しのプレメンテ終了です。