Tiny Happy Days

タイニー・ハッピー・デイズ。ささやかだけど幸せな日々。
そして日々を彩ってくれる音楽や文具などなど。

【文】 PLATINUM #3776 センチュリー 「芭蕉」

2014-05-31 10:14:15 | 文具(万年筆・インク)

"芭蕉ってあの松尾さん?て思ってました…"

プラチナのシャルトルブルーの限定版、芭蕉です。

日本橋丸善の「世界の万年筆店」と日本橋三越の「世界の万年筆祭」は、どちらも例年どおり短時間見て
回っておしまい、という感じでした。
そんななか確保したのが、 「祭」で100本限定で発売された「芭蕉」です。芭蕉といっても松尾さんではありませんでした。

プラチナのシャルトルブルーの軸に、三越が所有する染物用の型紙、伊勢型紙の図案をモチーフに文様を
描いたものです。
伊勢型紙をモチーフにした限定万年筆は、セーラーとパイロットからも発売されてましたが、そちらはピンとこず。

なかなか人気だったようで、試し書きまで10分ほど待ちました。
第一印象は、書き味ではなく軸の軽さです。家に持ち帰って計ってみると19グラム。所有しているブルゴーニュは21グラム。
「芭蕉」には、キャップリングと尻軸の細いリングがありませんので、おそらくその影響かと。
たった2グラムですが、感触は随分と違います。

半透明のブルーにシルバーで芭蕉の葉が描かれた軸は、当然和風ですが、思いのほかモダンな印象。 

ニブはFとMだけで、悩んだ末Mを選択。つい太めのニブを選択してしまうのは悪い癖です。

涼しげなたたずまいですから、うっとうしくなり始めた今の季節にピッタリです。 

 


【音】 World Peace Is None Of Your Business

2014-05-26 21:24:39 | 音楽

"こちらの胸をチクリと刺す、なんて皮肉なタイトルでしょう。"

元スミス(The Smiths)のボーカル、モリッシーの今年5月17日のデンバー公演(わずか10日前!)の音源が
ネット上に上がっていたので聴いてみました。
すると、聞き覚えのない冒頭のタイトルの曲が入っていました。
調べてみると7月リリース予定のニューアルバムのタイトル曲であることがわかりました。

モリッシーのスタジオアルバムは2009年の"Year Of Refusal"以来5年ぶり。これは楽しみ。

ところでこのニューアルバムのジャケットを見てみると、モリッシーの右手には何やら万年筆のようなペンが
握られています。
万年筆好きとしてはそちらも少し気になります。 

 


【靴】 コブラヴァンプと白のスニーカー

2014-05-25 22:40:30 | 

"つま先から何も飾りのない甲にかけてのデザインをコブラに例えたらしいですが"

2泊3日で小旅行に行ってきました。
目的のひとつはゴルフだったんですが、おそらくそれ以上に時間を費やしたのが行きと帰りに寄ったアウトレットでのお買い物(いかん、いかん)。

あれこれ見て回るうちに目に留まったのが、Regalのローファーとアディダスのスニーカー。

スーツにはちょっと合わせにくい形のローファーですが、夏はボタンダウンのシャツにウールのパンツで通勤するので問題なかろうと納得して購入。
Regalの靴はつくりが大きいので最近は敬遠していましたが、このコブラヴァンプは幅が2Eで、甲が低いのでかなりタイトなフィッティングでした。 
ソールとインソールにEast Coast Collectionと刻印がありますが、 これが何なのかググっても情報がないですね。
いずれにしてもオフはもちろん、オンでもなんとか使える靴です。

アディダスのGreenstarという白いスニーカーは、例の3本線がないのがなかなか。
Bグレード品の中から掘り出したかなり安い1足でした。

靴2足。もう置く場所がないですが… 

 


【文】 ダイソーのファスナー・ペンケース

2014-05-17 16:44:53 | 文具(ペンケース)

"似ているような…似ていないような”

会合の前に時間があったので、そのビルの地下に入っているダイソーをのぞいてきました。

購入したのは、某ノーマディックの上下2段タイプのペンケースによく似た、これ。
長四角のナイロン製のペンケースで、三方に這わされたファスナーで上部をパカッと開けるタイプ。
商品名はわかりません。

ノーマディックと外観はよく似ています。
しかし、中は残念ながら2段ではなく、 さらに消しゴムポケットもなく、ペンをざっくり放り込むしかありません。
結構入りますが、2段じゃない分深さはノーマディックよりも浅いですね。
その代わりといっては何ですが、太めのゴムベルトが装備されています。
カッターを入れてみましたが、消しゴムも入ります。 

素材、縫製などもノーマディックと同じというわけにはいかないでしょうが、まあ108円は安いですよね。
蓋に縫い付けられているタグはちょっとダサいので切り取ろうか、と。 

 


【文】 革の栞

2014-05-03 14:20:16 | 文具(その他)

"栞は、ペラペラの紙切れが一番だと思いますが…"

オープンしたての書店のノベルティです。

普段は喫茶店のレシートのようなペラペラの紙切れを栞代わりに使ってます。
たまに本屋さんでもらう長細い紙製の栞も使いますが、レシートのほうが使い勝手がいい。
厚みのあるものは頁をめくるときに気になるし、読んでいるうちに落としたりするので。

栞は読書の邪魔になるようなものはだめです。 

その意味ではやはりペラ紙が最高だと思うのですが、しばらくはこの栞を使ってみようと思います。
知らないうちにペラいレシートに戻っているかもしれませんが。

ちなみに買った本は、村上春樹の新作「女のいない男たち」。
長編もいいですが、この人の短編も好きなんです。 

短編小説は、その作家の技巧が透かし見える気がして、状況や物語以外の楽しみもあります。