Tiny Happy Days

タイニー・ハッピー・デイズ。ささやかだけど幸せな日々。
そして日々を彩ってくれる音楽や文具などなど。

【文】 色彩雫 月夜

2009-04-27 22:35:50 | 文具(万年筆・インク)
もう、かなり、いまさらですが、パイロットの色彩雫、月夜(tsuki-yo)を使ってみました。
買ったのはだいぶ前ですが、なかなか使う機会がなくて。

ここの所ずっと眠らせていた、アウロラのエウロパ(ニブB)に入れてみました。
エウロパは相変わらず硬めでサリサリとした書き心地ながら、フローもよく使いやすい。

色彩雫の月夜をお好きな方は多いようですが、自分にはちょっと青が強いかな。
黒っぽいブルーブラックが好きなので、大好きというわけにはいきませんでした。



手持ちのブルーブラックと並べてみましたが、丸善のエターナルブルーと酷似しています。
エターナルブルーの方が緑がかっているかもしれませんが、色の方向は同じです。

ちなみに色比較したのはロディアですが、全般的に滲んでます。
個体差なんでしょうけど、このロディアは万年筆との相性がイマイチで、すぐ裏抜けします。
印刷ずれなどは珍しくありませんが、紙の出来にもばらつきがあるんでしょうか。



【文】 セーラー 長刀

2009-04-19 11:42:04 | 文具(万年筆・インク)
あ~、何の予告もなくずいぶん休んでしまいましたね(何度目?)。
またボチボチやっていきますので、よろしくお願いします。

さて、セーラーの長刀(なぎなた)です。
今年の「世界の万年筆祭り」で長刀研ぎの気持ちよさを再確認し、とうとう購入しました。
かなり迷った末、軸は、プロフィット21の梨地というマットブラックのものにしました。
落ち着いた黒の地に、セーラー特有の黄色っぽいゴールドトリムがまぶしいくらい。

この軸をはじめて見た時、「冠婚葬祭」というキーワードが頭に浮かびましたっけ。

ニブは中細を選択。
万年筆祭りでしこたま試書きした「中」があまりにも太かったので。

 

手持ちの、プロフェッショナルギア・スリムのニブと比べてみると、先端の長さの違いがわかっていただけるでしょうか。
イリジウムもとても大きいですね。

書き味は、スルスルと引っかかることなくかけてとても気持ちのいいものです。
硬いわけでは決してありませんが、それほどニブの柔らかさは感じません。
ともかく、スルスルです。
インクフローは、やや控えめのような気がします。



長刀中細を手持ちの太字と比べてみました。
写真上から、長刀中細、ペリカン800のB、ペリカン1000のBBです。
こうしてみると、この長刀の中細はペリカンのBニブ相当であることがわかります。
ペリカン800のBの方が横線が細いぶん、細めに見えますね。

インクは以前買ったままになっていたジェントルインクのブルーブラック。
まだ使いはじめで、筆記角度が合ってないのか、時々インク切れを起こします。
この症状はペリカンのBでもあったことなので、使い込めば問題ないだろうと思ってます。