Tiny Happy Days

タイニー・ハッピー・デイズ。ささやかだけど幸せな日々。
そして日々を彩ってくれる音楽や文具などなど。

【文】 Simple & Modern もいいけれど

2012-03-29 22:11:58 | 文具(情報・書籍)

セブン-イレブンが「セブンライフスタイル」というブランドでオリジナルの文具や雑貨を発売するそうです。
クリエイティブディレクターは、あの、佐藤可士和さんです。

⇒  佐藤可士和氏による「セブンライフスタイル」誕生

文具の第一弾は、三菱鉛筆のスタイルフィットのホルダーや、メモ、ノート、ステンレスボールペン/シャープペンなどです。

発表された資料に掲載された写真は「セブンライフスタイル」の世界観をあらわしたもので、発売される商品そのものではないそうです。
が、これを見る限り「ちょっとカラフルな無印良品」という印象ですね・・・

これにブランド名やロゴが入るとまた印象が変わるでしょうから、5月には1都3県で発売されるそうなので、まずは店頭でチェックかな。

こういうSimple &Modernな商品に若干食傷気味な私としては、最近文具のデザインでいいなあと思うのはトンボ鉛筆です。

トンボ鉛筆といえばTombow Design Collectionが有名ですが、それ以外にもボディノック・シャープのOLNOと消しゴムサイズのテープのりPiT SLIDEは、世界的なデザイン・コンペのレッドドット・デザイン賞2012を受賞したそうです。これが、ともに社内のデザイナーさんの作品だとか。すごいじゃないですか?
この2つの商品は、単にSimple & Modernというだけではなく、かわいさやスピード感がありますね。
また、今月発売された粘着シールのペタッツHandyも、形はもちろん、色の組み合わせが秀逸です。

時代の空気に合ったSimple & Modernの潮流はこれからの続くでしょう。それはいい。わたしも好きです。
でも、Simple & Modernをベースとしつつ、それに何を加え、どう発展させるか、というのがこれからの文具・雑貨のデザインであってほしい、と個人的には思っているのですが、どうなんでしょう(大袈裟な話になってしまいました・・・)。


【音】 80年代につかんだ「藁」!?ザ・スミス

2012-03-24 17:37:55 | 音楽

60年代から70年代初頭のロック・ミュージックに頭の先まで文字通りずっぽり浸かっていた者としては、幸せなロックの時代が終わった70年代後半から80年代は、やや大袈裟に言えば、大変な時代でした。

"聴きたい音楽が見つからない"

そして、そんな溺れる者は藁をもつかむのです(笑)。
70年代の終わり頃にはPublic Image Limitedというバンドにしがみつき、80年代の中盤にはThe Smiths(スミス)にすがりついたのでした。
もちろん、藁は悪い意味じゃないですよ、この場合。 

今思い返しても、この時期にまともに聴いた音楽はこの2つのバンドだけだったと思います。

そんなスミスの8枚のアルバムをボックスセットにした"Complete"を偶然アマゾンで見つけ購入しました。
CD創世記に買ったアルバムは すべて処分してしまいましたし。

いや~、デビューアルバム"The Smiths"を聴いたとたん、人生のひとつの節目だったあの頃の思い出がバーンと噴き出してきましたよ、バーンと(笑)

そして、花が敷き詰められたステージの上で、まるで身体のバランスをとるかのようにヒラヒラと踊りながら歌う、ボーカルのモリッシーの姿が目に浮かびます。

ところで、このボックスセット安すぎません?

輸入盤ですが、きちんとリマスターされてます。
たまたま少し値段が下がっていたタイミングとはいえ、4,545円て・・・
旧譜とはいえ1枚あたり568円!!
今どきこんな金額じゃJ-POPのアルバムなら2枚も買えやしません。

とってもいい買い物でした。満足です。 


【文】 第13回世界の万年筆祭り・・・空振り

2012-03-20 20:45:32 | 文具(情報・書籍)

最終日の今日、チラッとだけのぞいて来ました。

気になるデルタの30周年記念ドルチェビータは並んでなかったし、プラチナのブルゴーニュは完売ということで今年は完全に空振り。
来年はもう少し早めに来るようにしないと。

【写真は、昼に銀座で食べた釜飯です・・・】 


【文】 趣味の文具箱Vol.22

2012-03-18 17:18:10 | 文具(情報・書籍)

今回は発売日に買いました。やはり文具熱が戻ってきているみたいです。

まずは、作家伊集院 静氏の万年筆とペンケース。
モンブランの149が何本も。壮観です。いかにもプロの書き手という感じじゃないですか。
『作家と万年筆』展でも現物を見ましたが、オブリーク・ニブで書くという氏の生原稿、かっこいいですね。
憧れます。

この「手書き人」のコーナーはいつも楽しみにしています。
あまり万年筆を使わない人が取り上げられることもありますが、今回はストライクでした。

ペンケース特集はこれから読むとして、新製品の中では、デルタのドルチェビータの30周年モデルが気になります。
写真を見る限り、オレンジというよりも落ち着いた赤ですが、一度現物を見てみたいですね。

あとカタログものですが、春色のペンを色別に集めたコーナーもなかなか楽しめました。

表紙も春らしくていいじゃないですか。

 

 


【文】 PELIKAN M205 デモンストレーター

2012-03-16 23:53:58 | 文具(万年筆・インク)

せっかく買ったのに使っていない万年筆が何本か、否、すくなくとも10本はあります。
文具熱・万年筆熱が高じて入手に入れたのに、その後急速に熱が冷めてそのままお蔵入りになってしまったものです。

これもその1本。
通称ペリスケ、復刻版です。入手したのは2008~2009年ごろでしょうか。

最近は、家で英語日記などで使うのは太字、メモ用に持ち歩くのは中~細字、と一応使い分けています。
今回、持ち歩き用を入れ替えるため、これまで出番のなかったペリスケを使うことにしました。

ニブは、"F"。
インクはヤンセンのナポレオンを入れました。
スケルトン軸なのでもっと明るい色を入れればよかったかな。



予想通り固めの書き味ですが、引っかかりもなくインクフローも十分。
横線が縦線よりも明らかに細く、細字ですが表情のある文字が書けます。
太さは、パイロットの"F"と"M"の中間くらいで「中細」といったところ。

久しぶりの鉄ペンでまだ少し違和感がありますが、この固めの書き味に慣れれば案外重宝するかも。


【日】 頭を垂れる

2012-03-11 15:54:37 | 日々のことなど

震災から1年。

街頭の放送で地震があった時間が知らされました。
歩いていた道の端に寄り、ひとりで頭を垂れ黙祷しました。
震災で亡くなった方、いまだに行方不明の方、被災された方、原発の収束や復興に努力しているすべての人々に対して。

ここ数日テレビで震災当時の様子がひんぱんに流され、あの日のことを生々しく思い出します。
1年前の出来事をこんなに鮮明に思い出せるなんて。

今自分にできることは、多少の寄付を続けること、税金をきっちり納めること、政治に絶望せず監視することくらい。
ですが、きょうは頭を垂れます。


【物】 RICOH CX5

2012-03-10 20:27:27 | 物欲・買物全般
RICOHのコンパクト・デジタルカメラ、CX5を買いました。
このシリーズはCX6が最新ですが、CX5の値段がこなれていたので。

これまで使っていた同じRICOHのCaplio G3は調べてみると2003年の発売。
少なくとも8年以上は使ってきました。
同じデジタル・デバイスを8年も使うなんて、物持ちが良いといっていいのかどうか(苦笑)。

Caplio G3はかなり個性的なデザインですが、とても良いカメラでした。
これに比べればだいぶ小さく軽くなったCX5。少し外にも持ち出しましょうかね。




【文】 プロジェクトペーパー・フィリックスエディション

2012-03-06 21:48:50 | 文具(ノート・紙類)
オキナのPROJECT PAPERのフィリックス・バージョンです。

発売後30周年を迎えたPROJECT PAPERとフィリックス・ザ・キャットのコラボだそうですが、こんなのいつの間に出てたんだろう。
文具店でたまたま見つけて迷わず購入。

白×黒×シンプルという両者のコンセプトが共通する、ということでこのコラボになったようです。
コラボ商品はA4とB5のレポートパッドでそれぞれイラストは2種類。
PROJECT PAPERのダブルリングノートはたまに使うので、そちらにも展開してくれればうれしいですね。

フィリックス・ザ・キャットは好きなキャラクターです。
このイラストを見ると、♪フィ~リックスちゃん、おりこうネコちゃん♪というテレビ番組の主題歌をつい思い出してしまいますね(苦笑)。

【文】 キャップレスとインク

2012-03-04 16:44:24 | 文具(万年筆・インク)
今はたまたまスタメン落ちしているパイロットのキャップレスですが、キャップレスをスタメンに戻すときにいつも悩むのがインク選び。

キャップレスはインクとの相性にシビアで、ペリカンやモンブランのインクを入れると詰まってしまう事が多く、結局洗浄して純正インクを入れ直すということが何度かありました。

ところが、いつも楽しみにしている神戸元町のPen and Message.さんの『店主のペン語り』が先週キャップレスのことを取り上げていて、その中にこんな記述がありました。

「…パイロットはキャップレスに使うことを意識して、今の乾きにくいインクを開発したという話しもあります。」

なるほど!スッキリ、ストンと腑に落ちました。
言い方を変えれば、他社のインクはパイロットに比べて乾きやすいので(あくまで一般的に)、詰まりやすい。
パイロットのブルーインクが裏抜けしやすいのも同じ理由かも?
今度キャップレスをスタメン復帰させるときは、迷わず純正インクを使います。

ところで、極細ニブ付きのキャップレス・デシモが出るとか、出たとか。
デシモは持っていないので、手帳用に1本物色してみましょうか。