Tiny Happy Days

タイニー・ハッピー・デイズ。ささやかだけど幸せな日々。
そして日々を彩ってくれる音楽や文具などなど。

【無】紙樹脂クリップ・大

2006-09-28 23:39:05 | 無印無間(限)地獄
ポケット万年筆を目指して久々に行った無印の有楽町店でしたが、万年筆のほかにはこのクリップを買ったのみでした。

以前から気になってはいたものの、値段が安いというわけでもないのでパスしてました。
4種類ほどある紙樹脂クリップの中で、今回は一番大きい「大・3個入り」を買ってきました。3個入り260円という価格はやっぱりあまり安いとは感じません。

再生樹脂に紙を50%混ぜたものらしいですが、普通のプラスチック製クリップと比べると手にした感触が紙のようで、少し柔らかいように感じます。
つや消しの表面加工の影響かもしれませんが、明らかに樹脂100%のものとは感触が違います。もちろんクリップとしての実用性にはまったく問題ないようです。

そういえばOHTOにも「紙クリップ」なるものがあって無印のものとそっくりです。
OHTOのウェブサイトを見てみると、「古紙が51%以上含有」と無印の表記と微妙に異なりますが、形も無印のほうがシンプルなようですが似ています。
タッシェそっくりのポケット万年筆と同じく、これもOHTO製かもしれません。値段はOHTOのほうが高めです。  

とりあえず、裏紙をメモとして再利用するためにとってある用済みのロディアを、これまた使い終わったロディアの芯?に留めておくために1個使ってみました。


【無】ポケット万年筆

2006-09-27 23:43:43 | 無印無間(限)地獄
ともっちさんから教えていただいた無印の新製品、アルミポケットシリーズ。
ロディア11番用のカバーにぴったりサイズということで、これはチェックせねばと仕事をほっぽらかして、しばらくぶりに有楽町店に行ってきました。

さすが有楽町店では、3種類(MP,FP,BP)ともサンプルが置いてあって試書きができました。
そして最初から決めていた万年筆を買ってきました。正式な製品名は「アルミ ポケット万年筆 ファイン」です。

某巨大掲示板ではOHTOのタッシェと言われていますが、そのとおりのようです。タッシェは持っていないので確認はできませんが、まず間違いないでしょう。

同じ無印のアルミ丸軸万年筆と比べてみました。
収納時は、丸軸が138mmに対してポケットが100mmと、実に4cm近い差がありますが、キャップを尻軸に挿した状態では、丸軸161㎜に対してポケット146㎜と、わずか15㎜の差しかなくなります。

 

146㎜ありますから筆記にはまったく支障ありませんが、何もここまで長くならなくても、とちょっと捻くれてますが思ってしまいます。
この秘密はキャップの長さにあります。丸軸の36mmに対してポケットのキャップは実に75㎜もあります。

しかし、少しというか、相当がっくり来たのはそのニブです。
このポケット万年筆のニブは丸軸のものと同じものでした。細かく見ると真ん中のマークの大きさが少し違うようですが、現在店頭に並んでいる丸軸のニブはこうなってるかもしれませんし、同じものと断定しても問題ないでしょう。

実はこれまでOHTOのタッシェを買わなかったのはその色合い(確か3色あったと思います)が安っぽい印象を受けたからで、この辺はさすが無印と言っておきましょう。お得意のアルミ素材ですが、なかなかいい感じです。

しかし、OHTOのタッシェと同じで、ニブも丸軸と同じとなると、それらより500円も高い1500円という価格は割高ですね。

ちなみに有楽町店ではともっちさんが購入されたゲルインクペンが売り切れていました。


【文】INOXCROMのグリーン

2006-09-26 23:48:51 | 文具(ペン)
ロディア用のペンをご存知イノックスクロムのショートゲルペンに替えてから、ロディアの消費量が目に見えて増えてきました。
文房具同士の相性も大切なんですね。

イノックスクロムのゲルペンのブラックを使っていましたが、ロディアを新しいものに交換したのを機に、ペンもブラックからグリーンにチェンジしました。

新しいロディアの1枚目にこのグリーンで書き出したところ新鮮な驚きが!

このペンの軸は、ありがちなキャンディ・カラーなんですが、なんとリフィルの色は、ブルーがかった深い緑色だったんです。ブルーグリーンというか青みの強いフォレスト・グリーンというか、ともかくいい色なんです(笑)

これはいきなりお気に入りになりました。今度ロフトに行ったら補充して置かなければ。

手近にあったシグノのグリーンと比べてみました。軸のカラーリングはほとんど一緒なんですが、書いてみるとこれだけ違います(書いた紙はロディアではありません)。
INOXCROMには、できればリフィルの色に合わせた軸にして欲しいもんです。




【文】 5年連続クオバディス

2006-09-25 23:29:44 | 文具(ノート・紙類)
世の中、手帳戦線真っ只中のようですが、早くも来年の仕事用の手帳を決めてしまいました。

2003年以来、5年連続のクオバディス・ビジネスプレステージです。

本当はもう少しじっくり選びたかった。来年はもう少し大判の手帳にしたいなんて気が漠然とあったんで。
しかし、仕事の関係でそうも行かなくなってきました。
2006年はまだ丸々3ヶ月も残ってるのに、もう来年の予定を入れざるを得ない状況になってしまいました。
というわけで文具好きの大きな楽しみのひとつである手帳選びを放棄してそそくさと決めてしまいました。やれやれ。

同じクオバディスのビジネスでも、ホワイトペーパーのクラッシックにするという手もあったんですが、中身を見比べてやっぱりプレステージにしました。

現在使用中のクオバディス・ビジネスの様子は、↓のような感じです。



スリップオンの革カバーに、シグノの超極細ブラウンブラックの組み合わせです。グリーンのシグノは、特定のプロジェクトに関する予定・ToDoだけを記載するために使い始めました。重たいプロジェクトなんで、色だけはせいぜい明るくとグリーンにしましたが、仕事の重さは変わりませんね(苦笑)

あ~つまらない、もう手帳選びが終わっちゃったなんて。
こうなったら、せいぜいプライベート用の手帳選びは悩んで悩んで楽しもう。

【文】EDCレザー風メモ

2006-09-23 23:19:56 | 文具(ノート・紙類)
表紙がレザー風に加工されたエトランジェ・ディ・コスタリカ(EDC)の小さなリングメモです。

レザー風と言いましたが、あくまでぱっと見です。じ~っと見ちゃだめです(笑)
チラリと見ると一見、レザー風という感じでしょうか。
レザーのようなしわがエンボス処理されています。EDCのサイトでは、「レザーコート」という表現を使っていますが、良くわかりません。



EDCのオンライン・ショッピングのページでは、『リングメモ マロン』と表示されてます、マロンて・・・
どうせならレザー風に見えた方がおもしろいと思って、この明るいブラウンを選んだんですが、まさかマロンとは。

ブンキチさんが買われたのは「アイボリー」ですね。
●09112006 etranger di costarica CUOIO メモパッド (ブンキチ/ブンキチさん)

ロディアの11番と比べるとずいぶん細長いです。
ブンキチさんのエントリーにもありましたように、中身は2.5mm方眼ですが、なぜか方眼が印刷されているのは表だけで裏は無地です。

明るいブラウンのレザー風の表紙にゴールドのリングはなかなかおしゃれです。
すぐに使い道があるわけではないので、車のダッシュボードの中にでも入れておきます。


【音】KC/The Groon Box

2006-09-20 23:01:42 | 音楽
相変わらずKCことキング・クリムゾンばかり聴いている日々です。
頭の中では、暗くて重い変拍子が鳴り続けている毎日です。

今回手に入れたのは、『The Groon Box』というブートレッグで、1971年のライブ3公演を収めたCD4枚組みのボックスセットです。本当かどうかは別として、600個限定で、手に入れたのはNo.45でした。
ブートCD黎明期は、こういう大そうなボックスセットが結構ありました。正直、今となっては大きなボックスは収納に困るだけなんですけどね。

肝心の音は、あまり良くありません。ブートレッグを聴きなれている人ならまずまず問題ないでしょう、といったレベルです。73~74年のライブを愛する私ですが、71年もたまには悪くないかな。最初に聴いた時にどえらい衝撃を受けた「Devil's Triangle」がライブで聴けるのがうれしいです。

このボックスセットは、2,900円で手に入れました。4枚組みですから1枚当たり750円弱。悪くない買い物でした。
某オークションでは、6,000円強で出品されています。そして、一月ほど前に行った新宿の中古レコード店では、12,000円の価格がついていました。

では、今回入手した価格の4倍という、12,000円という価格は「ぼったくり価格」なのかというと、そう簡単ではありません。

たとえばレコードのオリジナル盤などは、一応電話帳のようなプライス・ガイドが発行されています。中には、プライス・ガイドとまったく同じ値付けをしているレコード店もあって閉口しますが、大まかな相場価格はわかります。

しかし、中古のブートレッグとなると価格なんてあって無きがごとくです。
もともと大きな市場ではありませんし、どんどんグレードアップ盤が出てくるので、あっと言う間にクズ扱いなんてことも珍しくありません。
もともと極めて趣味性が高く、数も少なく、さらに市場が形成されているわけでもないので、新宿某店の12,000円という価格が一概に高いとは言い切れないわけです。

まあ、この辺が中古ブートレッグの面白さでもあるわけで、1枚数百円の値がついているブートレッグでも十分楽しめたりします。
まだまだクリムゾン関係のブートを聴きたい私としては、あちこちにアンテナを張り巡らせて、できるだけ安くいろいろなライブを聴いていきたいと思っています。


【文】万年筆物語メモ

2006-09-19 23:19:17 | 文具(ノート・紙類)
丸の内のoazoに入っている丸善の丸の内本店ですが、もうオープン2周年なんだそうです。

知らずに買い物したら、2周年記念のメモ帳をいただきました。ラッキー。その名も「万年筆物語メモ」。

丸善には、おなじみ夏目漱石らが愛用した原稿用紙と、それを縮小したA6サイズのメモ帳「萬年筆物語」がありますが、この2周年記念メモ帳はその「萬年筆物語」と中身は一緒です。
ただ、罫線がオリジナルの濃茶から明るいグリーンになってかなり印象が違います。枚数はオリジナルの1/3くらいですから30枚程度でしょうか。



「萬年筆物語」と「万年筆物語」。なぜ漢字を変えたのかはちょっと謎ですね。

丸善の丸の内本店は、夜9時まで営業してますし、何せ交通の便が良いので、ちょくちょく寄ってます。インクびんやペンケースなどが置いてある万年筆売場の後ろの棚が自由に見られて、文具売場がもう少し広くなれば最強なんですけどね。
メガネ売場削りますか?丸善さん!

下の写真は、表紙をめくった次のページに現れる挨拶文です。


【日】たらこキューピー

2006-09-15 23:04:04 | 日々のことなど
家族が買物に行ってもらってきた、たらこキューピーの販促用風船です。

たらこキューピーといえば、昨日、「Weeklyぴあ」のCDシングル満足度ランキングのニュースを読みました。
それによると、CM曲「たらこ・たらこ・たらこ」はめちゃめちゃ売れてるようなんですが、なぜか満足度は最下位ということらしいです。おもしろいですね。

たらこキューピーがみっちり・ぎっしり集まっている様は、ちょっとこわいものがありますが、この縦21cm、幅9cmの販促用風船も、なんだか非日常的な感じでかわいいけど薄気味悪いです。
ジルがさかんにこの風船を狙ってます。そのうち割れてしまう運命かも。

たらこキューピーでホラー映画を作ったらどうでしょうか。
「焼き」たらこキューピーとか、「明太子」キューピーとか、中身がちょっとはみ出してる「破れ」たらこキューピーとかを無数に登場させたら結構こわい映画ができるんじゃないかと思うんですけど。
私は、ホラー映画が大の苦手なので観ませんけどね。


【音】2003年のクリムゾン

2006-09-14 23:28:51 | 音楽
個人的には、King Crimsonは1974年の「Red」、1975年の「USA」で完全に終わっていて、今でも74年までのライブを探しては聴いているという状況です。

80年代に再結成されて以降のクリムゾンにはまるっきり興味が湧きません。
いくつかのアルバムは聴いたことがありますが、全くだめで、以降完全に「食わず嫌い」になったようです。
しかし、先日アマゾンで買い物中に、彼らが2003年に発表したアルバムが1,080円で販売されていたので、買ってみました。

タイトル「The Power To Belive」、信じる力?

印象としては悪くなかったです。再結成当時のポップな感じ(私はこれがだめでした)は全く無くて、暗くヘヴィな変拍子がたっぷり聴けます。

ただ、今でも愛聴する73年の「Lark's Tongue In Aspic」、74年の「Starless And Bible Black」、「Red」あたりの幻影がちらちら垣間見えたりするのはちょっとどうかな、と。この3枚のアルバムは70年代中盤の閉塞した社会背景と密接に関連していたからこそ、その凄みがあるわけです。

ロバート・フリップがクリムゾンとしてヘヴィなサウンドを追求する理由は分かるような気がするのです。
今は、70年代後半とは比べようがないほど複雑で、閉塞感が強いですもんね。
ただクリムゾンには、70年代とは違うフォーマットでそれを表現して欲しいです。21世紀型へヴィメタルとしては非常に良くできていると思いますが、「キング・クリムゾン」と名乗る以上、もう少し独自のフォーマットを持っていて欲しいと思ってしまいます。それに、フリップのソロが聴けないのは残念です。

と、まあ、ずいぶん堅いことを書いちゃいましたが、久しぶりに聴いたクリムゾンは「悪くなかった」です。結構好きです、こういう音楽。2003年以降もアルバムが出てるみたいなんで、ぼちぼち聴いてみたいと思います。

信じる者は救われる?

【文】ハイポリマー・フォー・プロ

2006-09-13 22:39:57 | 文具(ペン)
ぷちこさん、お待たせ!
ようやく買いましたよ、ぷちこさんお奨めの「高級」シャープ芯、ぺんてるのハイポリマー・フォープロ!!

ぷちこさんに薦められたとき、シャープ芯で420円はさすがに高過ぎ!と正直思いました。だって今まで使っていた芯の4倍ですもん。

しかし、4倍もする芯て一体どんな書き心地なんでしょう。自分の知らない世界をのぞくようで、ドキドキしながら買い求めました。
実際には420円支払ったわけではなく、世界堂の割引で320円で買いました。それでもいつもの芯の3倍です。

今回買ったのは0.3mmの硬度Bです。
早速買ったまま放置していたロットリングに装着してみました。
おお、これは!?
0.3mmなのでさすがに細いですが、カリカリした感じはなく、とても滑らかな書き心地です。硬度がBのせいもあるでしょうが、黒々と気持ちよく書けます。
わざと筆圧強めで書いてみましたが、今のところ折れてません。パッケージに「EXTRA STRONG」と謳っているだけのことはあります。というか、折れたらショックが大きそうです。なにせ1本20円の替え芯ですから(苦笑)
あらかじめセットされていた芯(ロットリング?)はHBだと思われますが、それほどカリカリ感は無いですが、折れやすいですね。

さすが、フォープロと名乗るだけあって、1本20円もするだけあって、0.3mmにもかかわらず気持ちのよい書き味の芯でした。
残念なのは、私が0.3mmシャープが初体験てことで、他の芯との比較ができないことです。今度は1本15円のハイユニの替芯あたりを試してみましょうか。