Tiny Happy Days

タイニー・ハッピー・デイズ。ささやかだけど幸せな日々。
そして日々を彩ってくれる音楽や文具などなど。

【物】 Totesアンブレラ 2本目 

2015-04-26 09:01:52 | 物欲・買物全般

アメリカのトーツ・アンブレラの折りたたみジャンプ傘です。

1本目はシルバーグレーの無地で、震災前年の父の日プレゼントでもらったものなので、かれこれ5年近く使ったことになりますか。

一度台風の日に使ったために、チタン製の骨が少し曲がり、糸も何か所か切れましたが、まだ傘の形は保たれているので、現役です。

傘を持ち歩くのが苦手です。
長い傘は邪魔でしようがない。一時、見てくれ優先で、イギリスのフォックス・アンブレラ の細巻きも使ってみましたが、多少細かろうと邪魔なことには変わりがない。

そこで、頑丈で大きめの折りたたみ傘ということで、ずっとTotesを使ってきました。これならバッグに入れておけるので、雨の確率が低くても迷うことなく携帯できます。

1本目は現役といえどもだいぶ古びてきたので、梅雨の前に2本目を調達。値段は少し上がったかな。
今度は黒地に白の格子柄。これも4〜5年は使いたいですね。

 

 


【文】 2015年4月の持ち歩き万年筆

2015-04-25 11:47:11 | 文具(●月●日の万年筆)

4月もあと1週間ですが、今月の持ち歩き万年筆(インク)は次の3本。

① PILOT Custom742 18K "M" (PILOT色彩雫 山栗)
② SHEAFFER Legacy Heritage Look of Leather "M" (PELIKAN ブルーブラック) 
③ PILOT Custom Legance "F" (PILOT色彩雫 冬将軍)

ペンケースは変えたばかりのペンサンブルのファスナータイプ。
使い始めたばかりなので良いも悪いもないですが、 パイロット万年筆は、クリップのばねが強すぎて、スロットにペンを入れるのに少し力(こつ)が要ります。

 

 


【食】 あさりチャーハン

2015-04-19 14:50:47 | 食べもの・飲みもの

近所の10席ちょっとの小さな中華料理屋。
餃子で有名な店ですが、私のイチオシはあさりチャーハン。

しっかりとあさりの濃厚なうまみが感じられるチャーハンです。
若干しっとり目のチャーハンですが、ご飯が硬めで、一粒一粒きちんとうまみを纏っていて、料理人の腕の良さがわかります。

ここは、餃子はもちろん、ラーメンもいけるんですが、いつも大ぶりのあさりがごろごろ入ったチャーハンを頼んでしまいます。 
ついてくるスープが普通のしょうゆラーメンのものではなく、あっさりとした透明のスープなのも特徴で、チャーハンの横にたくあんが2切れついてくるのがチャームポイントです。 

懐石、フレンチ、イタリアンなどのフルコース料理は人並みにはいただいてきました。
しかし、最近は齢のせいか、時間をかけてあれこれ食べることがだんだん苦手になってきました。 
メインの前におなか一杯になってしまう。 

こういう町場のざっかけない一品料理(もちろんうまいもの)がいいですね。


【日】 動物絵画の250年 @ 府中市立美術館

2015-04-12 19:02:54 | 日々のことなど

江戸時代に描かれた動物の絵を集めた企画展を見て、分かったことがあった。

あの伊藤若冲も、円山応挙も、あの細密な、極彩色の絵は確かに凄みすらあるが、墨でさらりと描いたような絵は別に大したものではないということ。

いや、言い方が違いますね。
もちろんすごいんでしょうけど、絵の素人にはピンとこないということです。
先日見た写楽も、役者の大首絵はやはりすごいもんですが、あとはまあ、こちらの心を鷲掴みにされるような凄みはなかったです。
そんなことが、あらためてよくわかりました。

さて、そんな素人がすごいなあと思ったのは、2双の屏風いっぱいにツンツンとした体毛の虎が描かれた、
片山楊谷の『竹虎図屏風』、かわいいウズラを描いた応挙の『粟鶉図』、そして尾形洞眠の『竜門登鯉図』。
掛軸の縦方向一杯に描かれた滝を登る鯉なんて、現代のイラストのように超モダンでした。 
江戸時代の絵は、版画であろうと掛軸や屏風であろうと、とてもモダンで古臭さを感じないものが多いは驚きです。 

 


【文】 PILOT ペンサンブル ファスナーペンケース

2015-04-11 09:50:06 | 文具(ペンケース)

パイロットの、リーズナブルかつ、なかなか高品質なペンサンブル・シリーズのファスナー式ペンケースです。

ペンサンブルはこれで2個目。
1個目は5本差しのロールペースでしたが、ペンポケットの上にかぶせるフラップの長さが十分とられていて、ペンを傷つけない設計でした。さすがパイロットです。
ナガサワのキップレザー・シリーズのロール型が出るまでは、これが個人的には決定版でした。

さて、ロールペンケースはブラックを買ったので、こちらはブラウンにしてみました。
筒状のペンスロットは3つ。ケースの内側から順に細くなっています。 
ペリカンのスーベレンで試してみると、内側から、M1000、M800、M600が入りました。
M1000は真ん中のスロットには入りませんし、M800も外側のスロットには無理でした。
使い込んで、スロットに使われているスエードが柔らかくなればもう少し何とかなるかもしれません。

このファスナーペンケースの美点のひとつはコンパクトなことです。
今使っているMDノートの新書版より一回り小さいです。

気になるのはペンの出し入れのときにファスナーに引っ掛けてペンを傷つけないかという点ですが、これはファスナー式の宿命なんでしょう。

ペンサンブル・シリーズは柔らかいもみ革が特徴ですが、やや硬めでさらっとしていたブラックとはまったく違い、今回のブラウンは、特に柔らかく手に吸い付くような感じです。


【文】 色彩雫 山栗

2015-04-04 07:52:32 | 文具(万年筆・インク)

パイロットのカスタム742 18Kには、同じパイロットの色彩雫 山栗を入れました。

色彩雫のミニボトル3本セットのひとつに山栗を選んでいたので、これを使うことに。

山栗は、ウェブ上のサンプルの印象がまちまちで、いまひとつ掴みどころがありませんでした。
特に普段よく参照させてもらっているpen and message.さんのサンプルは、他と違ってかなり明るめだったので若干不安がありました。 

実際に使ってみると、渋め、暗めの落ち着いた茶色で好みだし、実用的なインクですね。
少し緑色がかっていて、茶色というよりも黒に見えることもあるくらい、赤身の抜けたダークブラウン、というかブラウンブラックです。 
そう、ゲルインクボールペン signoの ブラウンブラックに近い色味です。

742 18Kのボディともぴったりの色合い。もしかして18K限定カラーのブラウンは山栗に合わせたものかも。