Tiny Happy Days

タイニー・ハッピー・デイズ。ささやかだけど幸せな日々。
そして日々を彩ってくれる音楽や文具などなど。

【無】ポリカボ万年筆 追加情報

2006-04-28 12:26:00 | 無印無間(限)地獄
無印良品の新製品、ポリカーボネイト万年筆にインクを入れました。

使いたかったペリカンのロングタイプのカートリッジは軸に収まりきらなかったので、やむを得ず同梱されていた黒のカートリッジを使いました。

実際に書いてみると、これは"EF"~"F"ですね。サファリだと間違いなく"EF"です。
書き味は、細字の鉄ペンらしく硬いですが、どちらかというと「しっかりした」印象です。

最大の問題点は、軸が細いことと、キャップを尻軸に差した状態だとキャップが重いせいで重心がかなり上になることです。
軸の直径は10mmですが、重心が高く、滑りやすい素材なので、もう1~2mm太い方が良いです。
この辺は、デザイン優先の弊害が出たのかも。

とまあ、あまり良い印象は無いのですが、もう少し使い込んでみます。
でも、サファリとか、細字ではありませんがペリカンのペリカーノやジュニアのほうが出来は良い気がしますね。

【音】Grand Funk Railroad

2006-04-27 00:16:31 | 音楽
グランド・ファンク・レイルロードの紙ジャケCDが発売になりました。

デビューアルバムから「戦争をやめよう」までの初期6作ですが、私自身現役でちゃんと聴いたのが偶然この6作までなので、懐かしさも手伝ってまとめ買いしてしまいました。

あらためて聴いてみると、メロディーが良くできていて割とポップな印象です。
当時は、観客動員記録かなにかで「レッド・ツェッペリンをぶっとばした」とか騒がれましたけど、冷静に考えればまるで方向性が違います。

とても親しみやすいアメリカン・ロックですが、「難しいことをやる方が偉い」という風潮が少なくとも日本ではあったために、GFRが好きと言うと当時馬鹿にされましたっけ。
確かに難しいことはやってません(爆)
たとえて言うなら、●十年ぶりに昔のバンド仲間が集まって、演奏してもこのくらいならできるかも、といったレベルです。
でもかっこいいんだなあ、これが。この辺が音楽の不思議ですね。

思い出話のついでで恐縮ですが、GFRというと、来日公演の前に銀座で行われたオールナイトのフィルムコンサートで、初めて彼らの動く姿を見て、ギター&ボーカルのマーク・ファーナーのあまりのかっこよさに痺れたことをはっきり思い出します。あまりにも興奮したために、買ったばかりのコートをなくしたこともついでに思い出しました・・・

ローリング・ストーンズと池波正太郎という通勤のお供を、きょうからGFRと伊坂幸太郎(終末のフール)にチェンジです。

【日】池波正太郎

2006-04-26 00:03:04 | 日々のことなど
文具関係はちょっとお休み。

ここのところ故池波正太郎氏のエッセイ集を文庫でせっせと読んでます。
「食卓の情景」、「日曜日の万年筆」、「むかしの味」、「男の作法」、「夜明けのブランデー」・・・

浅草生まれ浅草育ちの池波さんと、生まれてから小学校低学年まで下町で暮らしていた私、アルマーニ。

もちろん生きてきた時代は違うわけですが、池波氏のエッセーを読んでいると、池波さんが子供の頃の東京下町の雰囲気が私の下町時代にも残っていたようで、食物や遊び、人々の気風など、とても懐かしく感じる部分が多いです。

池波さんのエッセイを読んでいると、自分の慎重というか小心者的な性格というのも、下町のおとなたちにあれこれ世話を焼かれ、注意を受けた中で育まれたものなのかもしれないな、と思うようになりました。

まあ、1,050円の会議弁当のお金を支払う時に、あらかじめぴったりのお金を用意しておかないと気が済まないとか、つまらないことなんですけど、これも狭い土地にたくさんの人が気持ちよく暮らしてゆくためのひとつの知恵みたいなところもあるんじゃないか、とは思います。

頑固で、気風がよく、モダンな池波さんと、チャランポランで小心者のアルマーニ。
それでも似たような風土で育った者同士結構共通点がある、なんていったら怒られるかな。

せっかくなのでエッセイの中で拾った文具ネタ(万年筆)を少し。
・原稿は、万年筆で原稿用紙に書いていた。
 ~お金をいただくのに鉛筆なんぞで書いたものではいかん、ということだったらしい。
・(若くても、作家でなくても)万年筆はいくら高いものを持っても良い。
・原稿を書くときは細字の万年筆で丁寧に書き始め、ノッテきたら太字の万年筆に変える。
・モンブランを中心に、オノトも愛用した。
・その日の仕事が終わると、ペン先を洗った(←ここはちょっと謎です)


【無】ヌメ革ペンケース・スリム

2006-04-25 00:21:25 | 無印無間(限)地獄
新製品の万年筆を買いに行った折、一緒に展示してあったのが、大容量のヌメ革の名刺入れとスリムなペンケースです。
ネットショップでは見つけられませんでしたが、たぶん新製品だと思います。

無印のヌメ革のペンケースは、これまでも販売されていましたが、今回は同じかまぼこ型のスリムなペンケースです。「かまぼこ型」といいましたが、断面は正三角形に近い二等辺三角形です。
これまでの製品は生成りだけでしたが、今回は黒もありましたので、少し悩んだ末黒を買いました。

普段持ち歩いている鞄工房土屋のペンケース(こちらもヌメ革)にギチギチに入れている3本(ラミー 2000 4色BP、パイロット・キャップレス FC-1MR、プレスマン0.9)を入れてみると、見た目にかかわらず、もう1~2本入るくらいの余裕があります。

会社では土屋のペンケースは少し目立つので、明日からこちらに変更します。
黒なので色の変化は楽しめないでしょうが、しばらく使ってみます。
ちなみに、このペンケースの値段は税込み1,890円。普通サイズのものと一緒の値段です。

下の写真は、これまでのヌメ革ペンケース(現在販売されているものとは少し形が違います)との比較ですが、相当大きさは違いますね。




【無】ポリカーボネイト万年筆

2006-04-24 23:55:42 | 無印無間(限)地獄
無印良品の新製品万年筆のうち、クリップ型万年筆については先日ご紹介しましたが、きょうはもう1本の「ABS ポリカーボネイト万年筆」をご紹介します。

どうでしょう?
オーソドックスというか、クリップ型は好き嫌いは別としてデザインされた感じがあるのですが、こちらはそういうことを感じさせない極々普通のフォルムです。
ところで、クリップ型は、G-ZOさんに「できの悪いラミーサファリの●ッ●モン」と一刀両断に切り捨てられてます(爆笑、一部伏字にしました)

さてポリカーボネイト万年筆の色は黒のみ。そして値段は3,150円とクリップ型よりも更に高い設定です。
なぜこの値段なのでしょうか?さっぱりわかりません。

下の写真は、クリップ型とポリカーボネイトのペン先を比較したものです。
写真左がクリップ型、右がポリカーボネイトです。
クリップ型はニブの根元が軸にもぐっていますが、どうやら同じニブを使っていると思われます。クリップ型より千円高い理由は・・・やっぱりわかりません。

しかし、3千円を超えてくると、完全にサファリと競合しちゃうわけですよね。
これは苦しいと思うんですけど、どうでしょうか。




【無】クリップ型万年筆

2006-04-22 23:57:27 | 無印無間(限)地獄
無印良品から、2本の万年筆が新発売になりました。
先週木曜日にはなかったんですが、きょうは店頭に並んでました。

これはそのうちの1本。商品名は、「アクリル万年筆 クリップ型・黒」です。

クリップ型という名前のとおり、この万年筆の最大の特徴は、まるでゼムクリップのようなワイヤークリップです。

某巨大掲示板では、ラミーのサファリあたりと比較されてましたが、素材感といい、大きさといい(サファリ・クリップの半分以下の長さ)、まったく別のものです。ユニークではありますが、サファリのクリップのような造形の美しさや存在感はないです。



色は黒となっていますが、濃いチャコールグレーといったほうが近いです。つや消しのアクリルの素材感はなかなかおもしろいし、好きですが、2,100円というお値段は、アルミ丸軸万年筆(1,200円?)と比べるとちょっと高いですね。

このシリーズにはノック式のボールペンもあって渋めの赤と青がありました。そのうち万年筆にも黒以外の色が登場する可能性はあると思います。

ステンレスのニブには何の表示も施されていませんが、試書きした感じでは中細~中字といった感じでした。






【文】キャップ故障

2006-04-21 23:47:29 | 文具(万年筆・インク)
会社で使い始めたシルバーブルーのアルスターですが、どうもクリップの位置がおかしい。

サファリ/アルスターのクリップは、根元から一旦グッと中空に突き上がってから独特のカーブを描いているわけですが、マイ・アルスターのそれは、下の写真のように、根元から中空に突き上がることなく、そのままクリップにぴったり沿うようについています。

そこであれこれ触っていたら、キャップのてっぺんにある十字が切ってある黒い蓋がポロリと取れました。

細かい構造は良くわかりませんが、キャップの内側に金属の受け口があって、クリップ・パーツを挟むようにしてこの黒い蓋というかネジでとめてあるだけのようです。

クリップの位置を正常な形にすると、黒い蓋がどうしてもうまく締まりません。

これは修理かなあ。保証書探してみたらなんと4月1日で切れてました・・・
5,000円の万年筆の修理でいくら取られるのかちょっと不安です。

ぜんぜん関係ありませんが、数日前にたまたま何本ものサファリやアルスターをエントリーされたU凪さんにトラックバック!


 

【文】HAVANNA万年筆は・・・

2006-04-20 23:26:47 | 文具(万年筆・インク)
残念ながら、すぐに製品化されることはないようです。

先日のエントリーのなかで、トンボ鉛筆さんにも製品化の要望を出しておきました、と書きましたが、本日ご回答をいただきました。

その要旨は以下のとおりです。
・HAVANNA万年筆については以前製品化を検討したことがある。
・デザイン・コレクションの主要マーケットは欧州であるため、製品化についてはドイツ支社にイニシアチブがある。
・しかし、20周年フェア(銀座伊東屋)でのユーザーの声などもあり、是非検討してみたい。

私の印象では・・・実現可能性はある!、メーカーさんは前向きだぞ!です。
トンボ鉛筆さん、がんばってください!

(今までHAVANAだとばかり思っていましたが、HAVANNAでした・・・)

【文】文具(店)情報 2題

2006-04-19 13:13:20 | 文具(情報・書籍)
今朝の日経新聞から。

●ロフトが新宿のアルコットビルから撤退するとか。
新宿店が思ったような売上げを上げられないことが理由だそうです。
ロフトがテナントで入っている元三越のあったアルコットビルの客層と、ロフトの客層が合わなかったようです。
ただ、ロフトは新宿を離れることはないようで、現在あらたな出店場所を探しているようです。

●ソニープラザがプラザスタイルに。
ソニーグループによる出資比率が下がることを受けて、ソニープラザなどを運営する株式会社ソニープラザがプラザスタイルに商号変更するようです。
店舗名は来年から変更されるとのこと。
「ソニプラ」が「プラスタ」になるということでしょうか(笑)

【物】満漢全席フィギュア

2006-04-18 23:37:54 | 物欲・買物全般
最近のペット茶のおまけでちょっとびっくりしたのが、サントリーの烏龍茶についてくる満漢全席の料理のフィギュア。フィギュアというより食品サンプルという言い方のほうが正しいかも。

大きな紫色のパッケージ。そして誇らしげな"KAIYODO"の文字。
さすが海洋堂というべきか、なかなか良くできてます。

上の写真は烏龍茶セット。
なんと茶筒のふたを開けると、茶葉まで再現されてます。

下の写真は魚の姿蒸し。
なかなかの再現具合だと思いませんか?