Tiny Happy Days

タイニー・ハッピー・デイズ。ささやかだけど幸せな日々。
そして日々を彩ってくれる音楽や文具などなど。

【文】 PILOT カスタム742 "18K"

2015-03-29 11:13:55 | 文具(万年筆・インク)

昨年の「世界万年筆祭」では、プラチナ#3776の芭蕉を購入。
美しいシャルトルブルーの軸に映えるシルバーのプリントにやられました。
そして今年の祭では、パイロットのカスタム742 18Kを購入しました。

イベントなどで限定販売される万年筆は、軸の色をデフォルトカラーと変えているものが大半で、ニブの刻印を変えてあるのがたまに見つかるくらい。
しかし、今回購入したカスタム742は、「18K」。そう、通常のカスタム742には14金のニブがついているのに対して、 18Kつまり18金のニブがついているんです。
軸の色、ペン先の刻印にとどまらず、その素材まで変えてくるとは、パイロットさんもやってくれます。 
というわけで、2年連続で祭で万年筆を買うことになりました。

軸の色はレッドとブラウン。朱色に近いレッドも良かったんですが、この万年筆は、他のパイロットの限定品と同じように、天冠と尾錠はデフォルトの黒なので、より目立たないブラウンを選びました。

18金のペン先には、"MITSUKOSHI LION 100th"と刻んであります。
これは三越の象徴のライオン像が設置から100年を迎えたことからきているようです。
どうせなら、セーラーの限定品のようにライオンの横顔をモチーフにしたデザインのほうがよかったんですが、それは無いものねだりというものです。

やや変則的ですが、初めてのカスタム742です。 

 


【文】 「展」と「祭」

2015-03-07 12:29:07 | 文具(万年筆・インク)

今年も「展」と「祭」の季節がやってまいりました。

日本橋丸善の世界の万年筆「展」と、日本橋三越の世界の万年筆「祭」です。
ちらりとのぞいてきた「展」は10日まで。「祭」はその翌日の11日から16日までの開催です。

「展」と「祭」では、イベント限定の万年筆がひとつの楽しみです。 

「展」で気になったのは、不思議なことにチラシには載っていませんが、パイロットカスタム845の緑漆。
 昨年も別の色漆が販売されてましたね。

 一方「祭」では、三越のシンボル、ライオンをニブに刻んだ、セーラー・プロフィット、パイロット・カスタム742、ライオンを軸にプリントしたプラチナ・#3776センチュリーのブルゴーニュが目につきます。
値段もそれぞれ3万円台、2万円台、1万円台と、なかなかうまい商品構成です。 

こと限定品に関しては、「祭」の圧勝、というか個人的な好みです。
ちなみに、ライオンをモチーフにした万年筆には10万円を超えるものもラインアップされています。

「祭」の限定品の実物を見てきましたが、どれもなかなかいいですね。
パイロットのカスタムは、軸色もオリジナルです。これが742ではなく、743なら迷わず買い、なんですが。

「展」では限定品以外の新製品もいろいろ見てきましたが、気になったのはペリカンのスーベレーンM800のブラックストライプです。
シックでありながら地味すぎない、という絶妙なカラーです。
お値段52,000円プラス税、というのもアウロラの大陸シリーズの新作オセアニアの半分ですしね。


【文】 2015年2月の持ち歩き万年筆

2015-03-01 12:57:06 | 文具(●月●日の万年筆)

3月になってしまいましたが、一応2月の持ち歩き万年筆を買いておきます。

特に書くこともないのですが、プラチナの#3776ブルゴーニュ"B"ニブ(プラチナ ブルーブラック)と、パイロットの旧カスタムレガンス"F"ニブ(色彩雫 冬将軍)です。

ペンケースは、風神・雷神の布ペンケース。4本挿しなので、余った2つのポケットにはマイルドライナーなどを適当に。

プラチナにしてもパイロットにしても、国産万年筆は使い心地が安定してますね。
何の不満もありませんが、3月は少しラインアップを変えてみようかと思います。 春ですし。