雨のそぼ降る武道館で、ハートウォーミングなノラのボーカルを堪能してきました。ギター、ベース、ドラムスのシンプルなバックもみんなうまい(特にドラムスの切れといったら…)。
偶然の一致ではありますが、シカゴのカーネギーホールライブのコンプリート版"At Carnegie Hall Complete"のリリースとほぼ同じ時期に、今度はニール・ヤングのカーネギーホールでのライブが陽の目を見ました。
タイトルは"Carnegie Hall 1970"。
1970年12月4日のライブで、シカゴのカーネギーホール公演の4か月前ということになります。
これまで12月4日のセカンド・ショー(実質的には12月5日)の音源は海賊盤でも多数出回っていましたが、ファースト・ショーは今回初めて。しかも公式リリース。ニールファンとしてはとてもうれしいです。
これは50年前の音源ですが、実は今年12月には新譜がリリースされるとのこと。
ニール・ヤング、75歳、まだまだ元気です。大げさに言えば、ニールの新譜は私にとってはひとつの希望みたいなもんです。
当時のジャンル分けに従えば、アメリカのブラス・ロックバンド シカゴは、1971年4月、ロックバンドとしては史上はじめてニューヨークのカーネギーホールで4日間のライブを敢行。
このライブの模様は4枚組LPのボックスセット「Chicago At Carnegie Hall」として発売され、日本でも大きな話題になりました(当時の自分には買えなかったけれど)。
ただ、LP4枚といえどもこれまで聴けたのは4日間のベストテイクだけでしたが、この歴史的なライブからなんと50年たった今年9月、「At Carnegie Hall Complete」というタイトルで4日間、8公演のライブテイクすべてがリリースされました。
各公演CD2枚、合計16枚組という重量級でちょっとクラクラしますが、初期のシカゴが大好きなので焦らず聴いていきます。
ところで、このボックスセットは日本国内でも購入できますが、たまたま予約段階で品切れだったので、大元のアメリカのライノから予約購入しましたが、送料入れても日本で買うより安かった…
カリフォルニアからやって来たシカゴです。
ロッキング・オンなんて何年ぶり、いや何十年ぶりに買ったんだろう。
音楽雑誌ロッキング・オンの創刊は1972年で、確か創刊第2号か第3号から70年代の後半まで毎号愛読していました。
70年代中盤になると、巨大ビジネスとなったロック・ミュージックはそのコマーシャリズムが批判を浴び、一時の熱狂は失われました。またちょうど社会人になったタイミングで、入ったのが残業上等!といった会社だったので、音楽どころではなくなり、ロッキング・オンの購読もいつのまにかやめたのでした。
さて、ほぼ40年ぶりに購入したロッキング・オンの2021年10月号。お目当ては『「原子心母」から50年 そのすべてを徹底解明!』というピンク・フロイドの特集記事。
昨年突如としてピンク・フロイドに目覚め、以来オフィシャル、アンオフィシャル取り混ぜて数十枚のアルバムを聴いてきました。
たまたま今年がアルバム「原子心母」リリースから50周年に当たることからこのような特集記事を読むことができ、私のフロイド熱はもう少し続きそうです。
ところで写真上部の茶色い紙は、書店で店員さんが巻いてくれたもの。最近は袋が有料のため、私もそうですが、袋なしで商品を受け取る客のために本や雑誌がカバンの中でぐちゃぐちゃにならないよう巻いてくれてるんでしょうね。これだったら紙袋のほうがいいような気もしますがどうなんでしょう。
ケースに保管していたクラシックギターの弦が切れていた原因についてあれこれ考えていたところ、ある方からケースが小さいんじゃないの、という指摘をいただきました。
そういえば今使っているケースは、オベーションのアコギ用に買ったギグバッグで、厚みのあるクラシックギターにはケースの厚みがギリギリ。ケースの内側が弦とこすれて切れたのでは、とのことでした。
そこでクラシックギター専用のケースを購入しました。
ギターのケースは、しっかりしている順に、ハードケース、セミハードケース、ギグバッグ、ギターを買ったときに無料でもらえるソフトケースなどがありますが、これはケースの重さに比例するということでもあります。さらに、ハードケースは樹脂や木材などで出来ており、通常ケース上部のポケットがないので、教則本や足台などは別に運ばなければなりません。
そこで、しっかり保管でき、収納力もあり、かつできるだけ軽いものということで、Super Light Classical Guitarというセミハードケースを選びました。色は落ち着いたブラウン。
断熱性と防湿性に優れたスタイロフォームという素材を使い、スイス製のオリジナル・ロック、YKKの止水ファスナーを使用というハイスペックなケースですが、何より作りの良さに満足しています。
以前のギグバッグよりも重くなりますが、これで安心です。
いいケースに入れてやると、安いギターも映えますね。
たまには練習しなきゃとケースを開けたら弦が切れてました。保管中に弦が切れるとは。ちょっと驚いちゃいました。
エレキギターや普通のアコギの弦交換はやったことがあるんですが、クラシックギターははじめて。
エレキやアコギは弦の先端にボールエンドという金属の玉のようなものがついているので、所定の場所に通せば弦を固定することができますが、クラシックギターはブリッジの穴に通してからなにやら結んで弦を固定します。
YouTubeで動画を見まくってから作業開始。トップの写真のとおりブリッジへの固定はまずまずでしたが、糸巻きへの固定はいまいちでした。
クラシックギターの弦交換は1本ずつやったほうがいいという意見に従いましたが、これだとギターには優しいかもしれませんが、指板の掃除ができないのが悩ましいですね。