goo blog サービス終了のお知らせ 

WIND AND SOUND

日々雑感 季節の風と音… by TAKAMI

7日木曜日、七夕の日記

2016-07-09 | アーティスト魂






終日オフの七夕は、「季のすけ食堂」→「仏生山温泉」→SYO さんちで過去のLIVE DVD鑑賞という1日でした。

「季のすけ食堂」は、多肥上町、三木国分寺線沿いにあります。
少し前までは、「季のすけ」という居酒屋でした…が、ランチタイムもやり始めたようです。






この日の日替わりランチは、


メインが真アジの南蛮漬け
だてマグロの土手煮
鶏唐揚げとサラダ
トマトのおでん風ごまとマヨネーズのソース
ご飯・赤だし・白菜のお漬物




だてマグロの土手煮は、生ビールと一緒に持ってきてくださいました。



だてマグロって、愛媛の宇和島で養殖されているんだって。
知らなかった~~~
このポスターもインパクトありまくり!!





ほどよいタイミングで、「真アジの南蛮漬け」(冒頭の画像です)

めっちゃ美しい!!
美しいものは美味しい。
もう、どーんと目の前に置かれただけで、心わくわく、幸せになります。


そして、次々に出てくるサイドの唐揚げや、トマト…







すっごくおいしかったのですが、私には、もぉ~~許容量オーバーで、必死で食べました。…が、ご飯は一口しか食べられませんでした。

赤だしも、さりげないけどすごく美味しかった。
どこも美味しいお店は、スープやお味噌汁が、とっても優しい味と思います。
どこも共通しているのが、量が少ない!!
もっと飲みたい!…んだけど、そこは、「ひとくち、この極上を味わってください」というメッセージを感じる。
シェフの心意気がじーーん…と伝わってきます。


これだけの量でこのグレードで ¥800 の日替わりランチ。
また行く。通う。



そして、次に、実に久しぶりで仏生山温泉に行きました。
私にとっては、仏生山温泉は、炭酸浴で昼寝をするところ。
生ビール1杯と、美味しいランチの後、温泉で40分ほどまどろんで、至福のひとときでした。

仏生山温泉には50m書店? ってのがあって、古本がダダ~~~ンと、壁際に幅20cm、長さ50m(いやもぉちょっと短いを私は感じるのですが)のボードに並べられています。
^200均一。

先日、なかちゃんとコメントでお話ししたばかりの、カミュの「シーシュポスの神話」があったよ。
他にも、中学、高校時代に読んだ懐かしい文庫本に再会しました。





至福の仏生山温泉のあとは、SYOさんのスタジオで、DVD鑑賞。

5年前のイタリアンレストランでのディナーライヴのDVDを観ました。
基本、ジャズのトリオなのですが、ヴォーカルの曲は、イタリアンレストランの創業祭なので、カンツォーネや、イタリア古典歌曲などから選んでみました。

Amarilli mia Bella (アマリッリ)
Vaga Luna     (優雅な月よ)
Caro Mio Ben   (いとしい女よ)
O Sole Mio    (私の太陽)

こんな感じ。すべて高校生の時に歌った懐かしい曲です。

そして、特筆事項といたしましては、この時のTAKAMIのドレスは、高校1年生のときに始めて声楽の発表会に出たときのドレスでありました。
数十年前の、、、





コレね。年賀状にも採用したので、ご記憶にある方もいらっしゃるかと思います。

それは、私が声楽の勉強を始めて数十年。初心に帰ろう…との思いからでありました。
当時のブログの記事にも書きましたが、当日、いきつけの美容室にセットに行ったとき、
「こんなドレスを着て、本番はこんな感じ」とオーナー美容師さんに伝えたところ、
「なんとな!16の時のドレスを着るとな!!コスプレやのぅ~~~!!」と言われてしまった!!( ̄□ ̄;)!!


しかし、まあその時は、本人だけが思い込んでるのかもしれないけど、あまり「コスプレ」感はなく、
ライヴのDVDを聴いてると、今と比べて、なんだか初々しく、ものすごくいいな~~と思った。
ジャズは、はっきりいってヘタだし、気後れしまくってるし。
MCもまだまだお客さまの気持を掴むに至っていない。

それから私は成長したのか? ふてぶてしく、あつかましくなったのか??
これからどこに向かっていけばよいのか、、、

私は当時と比べたら、経験を重ね、お客さまひとりひとりと向かい合って私の歌を届ける…ということがちょっとはできるようになったような気がする、、

大変考え込むところであります。



最後に全然関係ないんだけど、
帰りにいつもの「スーパー マルヨシ」に寄ったら、七夕の笹が飾られていて、短冊がたくさん吊るされていた。
その中で

「お母さんがまた帰ってきますように」

これ、どういう意味?
小学校低学年のような筆跡だった。
ものすごく気になった、、、、
意味わからないなりに、私、「この子のお母さんがまた帰ってきますように」と、その場でお祈りしました。


Comments (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 7/9 numar LIVE | TOP | 7月14日の日記 »
最新の画像もっと見る

4 Comments(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
シーシュポス (なかちゃん)
2016-07-11 18:49:33
めちゃ、嬉しい!
シーシュポスの神話、覚えていてくれたんや。
感動しまくり
返信する
 (TAKAMI)
2016-07-13 23:46:16
♪なかちゃん

なんと…! 覚えてくれていた…といっても、語ったのはたった数日前のことや~~ん!
覚えてるに決まってるがな(^_^;)

しかし、ここからですが、、、
私、この小説の中身は全然覚えてないのです。
この本だけでなく、他にも、この時代に読んだ本は、ほとんど右から左…で、覚えてないのです。
暗黒時代だったもので…

返信する
再び! (なかちゃん)
2016-07-15 23:55:07
覚えてくれてた、というより意識しててくれた、が正確かも、、、。

若い時分に読んだ本の暗黒時代、ぜひ取り戻してくださいね。
感動したのにストーリーをよく覚えていない、、、、
寝るのを忘れて読み耽ったのに主人公の名前が出てこない、、、などなど、
遠い過去の記憶のような気がします。

でも、印象に残った作品に間違いありません。
当時自分が置かれた立場と、作品のどこかと一致する点があったからこそ、琴線に触れたのかもしれません。

漱石の「こころ」、何故先生が死ななければならなかったのか?
40年ぶりに読み返してみようかと思います。

返信する
 (TAKAMI)
2016-07-17 07:13:35


へぇ~~へぇ~~~
「こころ」実は読んでないかも。
先生が死んだ…とかいっても全然ピンとこないもんね。
それとも忘れ去っているのか!?!?

モーパッサン「女の一生」
私はこのストーリーも主人公の名前もさっぱり覚えていないのですが、
主人公が、夜、目を覚まして、床に月光の水たまりが浮かび上がっているシーンがあったと思うのです。
どんな描写だったかも今となっては忘れてしまいました。
その記憶から「ムーンライトワルツ」という曲が創作されました。
思春期に読んだ本というのは、内容を全く覚えていなくても、心のどこかに滓のように沈殿していろいろどろどろと混ざっていて、こんなふうに全然かたちを変えて作品になっていくのではという気がしています。

秘められた恋の、艶めいたうたなのですよ~~~ん。

この際だから詞をご披露します。
…てか、今、必死で探しだして、かろうじて譜面に歌詞が書いてあるやつを見つけだしました。
これがなかったら、歌詞を忘れ去ってしまって、再現不能なところでした。
ここに書きとめとく。



真夜中に目を覚ますと 
月の光が カーテンの隙間から流れ落ちて
冷たい床に 光の水溜りが浮かんでいた

ベッドから滑りだして 窓を開ければ
風が吹いて カーテンがそよぎ
床一面に光の湖が広がっていった

閉じ込められて あなたにさえ言えない想いが 広がってゆく
きらきらと針のように光が降ってくる 肌けた胸に降ってくる
きらきらと 目を閉じれば あなたが降ってくる 乾いた肌に降ってくる


十万年昔には このあたりには 底なし沼が広がって
満月の夜には 銀色の蓮の花が咲き乱れていた

月あかりを浴びながらひとりで踊る
胸の鼓動が高鳴って あなたの吐息が耳の奥に 蘇っていった

身体の中で あなたとの封印された夜が広がっていく
きらきらと 針のように光が降ってくる 痩せた背中に降ってくる
きらきらと 目を閉じれば あなたが降ってくる ○○○○○○○降ってくる

痛いほどに降ってくる

でっ、○○○…のところは、未完成であります。
ここを完成させるために、俳句入門であります。

と、まあこんなわけです。

私にとって、思春期に読んだ「知と愛」は、ものすごく人生の1冊だったのですが、今これを読み返しても、あまりどってことないような気がする。
ヘッセの殆ど読んだけど、今読んでも当時の感動はないような気がする。
だけど、一応ヘッセの本だけは、捨てずに置いてます。

なかちゃんが今は司馬センセの本がいい!と仰るように、私は今は聖書がめっちゃおもしろいです。しかし奥が深すぎて、まだまだワケわからず、解説不能。
返信する

post a comment

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

Recent Entries | アーティスト魂