高松市美術館で開催されている、「林明子原画展」に行ってきました。
私たちの世代なら誰でもきっと林さんの絵本は子供に読み聞かせをしたことがあるのでは。
商店街でランチのついでに、1時間ちょっと…のつもりで行ったのですが、想定外の作品の量、それに、昭和感満載で、浸りまくり、3時間コースにするべきだったと後悔しました。
香川の方、ぜひお出かけください。
最後に、林さんの絵本を読めるコーナーがあります。
私はここで全部読みたかったけど、時間がなくてとっても残念でした。
林さんが絵本デビューされたのは、1970年代。
私たちの世代としては、「昭和」といえば、30年代、40年代…な感じです。
とても有名な「はじめてのおつかい」の出版のとき、私は絵本とは関係ない高校生。
私は息子を1999年に出産したので、子育て、同世代のお母さんたちから大きく遅れをとっています。
読み聞かせの絵本も、結構ズレあるかもね。
それでも林明子さんの絵本は押さえていました♪
館内に入ったとたん、紙ヒコーキや、シャボン玉で遊ぶ子供達の絵に出会い、
当時の子供のヘアスタイルや服装、そして、児童公園のブランコや滑り台…
いきなり40年前の昭和にタイムスリップ。
そして、懐かしい絵本の路地やお店。
ここからず~~~っと、昭和から平成の時代の旅をしてきました。
林さんが単著でご自分でストーリーを書かれた作品があることは、知りませんでした。
「こんとあき」
この原画がとても印象的で、これだけは読みました。
ぬいぐるみの「こん」と「あきちゃん」の冒険物語。
これの読み聞かせ、すごくやってみたい!
私は読み聞かせが大好きなのです。しかし、もう息子に読み聞かせをする時代はとっくに終わってしまった、、、
息子は私が読み聞かせをするのが大好きで、何度もせがまれました。
子供って、同じ本を何度も何度もせがむよね。
息子のリクエストNo1は「かめさんバス」
のろまのかめさんが、バスの運転手になって、小さな虫たちを運んであげようとするけど、
虫たちはのろまのかめさんをバカにします。
ここのところが息子はかわいそうで、毎回目を真っ赤にするんだけど、最後はかたつむりの家族が乗ってくれて、ハッピーエンド…という物語。
「ぐりとぐら」は歌付き♪
他にも、絵本の歌の場面はすべて作曲したよな~~
「ぐりとぐら」作曲してる方、絶対いっぱいいらっしゃると思うので、お披露目会などしたいなあ~~\(^o^)/
…などという、ほんとに懐かしい思い出とともに、とっても癒され、また触発もされたひとときでした。
重ねて申しますが、ゼヒ3時間コースでじっくりお出かけくださいね。