WIND AND SOUND

日々雑感 季節の風と音… by TAKAMI

Zac Bran Piano Trio 11th  応援演説

2013-07-08 | アーティスト魂



7月12日(金) 19:30start

atSpeak Low

LIVE Charge \1700








ライヴのご案内です。…が長文です。
ふつーの告知だけで、お客さまが何人動員できるのか…て考え、私としては、文章で力の限りお訴えをさせていただきます。

応援演説です。


今週金曜日(12日)は、SYO Michaelさん率いる「Zac Bran Piano Trio」の11回目のライヴです。

ゼヒいらしていただきたいのです!!

私が高松に帰ってきた年が第1回目でした。あれから8年目。

以前の記事と重複するけれど、私の高松での音楽活動が今のような恵まれた状況にあるのは、SYO Michaelさんとの出会いの賜物です。
ご存じの方も多いのですが、「おさらい」って感じで、経緯を書かせていただきますね。


今から15年以上前、東京に住んでいた私は、高松でも、私のライヴを地元のお友達に聴いていただきたいという思いから、弟(ギター)、妹(シンセ&ヴォーカル)たちを巻きこんでライヴをやりました。
そのとき、弟の紹介で ベース高橋さんにお手伝いいただき、高橋さんが出演されるということで、SYO Michaelさんが聴きにいらしたのでした。

私はSYOさんとは全く面識がなく、当日も直接お会いしていません。ライヴのアンケートを書いてくださったので、それ以来毎年年賀状のやりとりをさせていただいていました。
私はライヴのアンケートをとても大切にしており、永久保存しています。



コレが、そのとき、SYO Michaelさんから寄せられたアンケートです♪



面識がないのに、SYOさんのお母さまが亡くなった年には喪中葉書をいただき、年賀状だけのやりとりが10年以上途絶えることはありませんでした。

そして、私が高松に引っ越すことになったとき、SYOさんに「高松でも音楽活動を続けたいので、ぜひお力添えを」と、お手紙を書いたのですが、そのお返事は、私が引っ越してきた当日、新居に届いていました。
Speak Lowの手書きの地図も添えられ、「いつでもいらっしゃい」と。

実はSYOさんは、そのときのことを、あまりよく覚えていないようなのです。
ヴォーカルのみならず、いろんなミュージシャンを発掘したり、力添えをしたり、日常的になさっていらっしゃるので、私はその中のほんの1人…なのでした。

これが、SYOさんのお人柄です。

高松に引っ越してまもなく、第一回「Zac Bran Piano Trio」のご案内の葉書をいただきました。
行ってみると、そこには、15年以上前と同じ姿の高橋さんが、にこにこ顔でビビッドに、Bassを弾いている」でした。

それから、私も「試しにTAKAMIを起用してみよう」ってことで、ライヴにお誘いいただき、何度かご一緒させていただきつつ、私も自分のライヴをやりたいので、ゼヒお力添えを…ってことで、
SYOさん、高橋さん、そして、Speak Lowマスター美濃さんのお力添えで「WIND AND SOUND」が立ち上げられたのでした。

…とまあ、そんな経緯なのですが、、、

Zac Bran Piano Trio は、「ざっくばらん」にジャズを楽しんでいただきたい…というコンセプトで、毎回ゲストを招いて、今年で8年目。
音楽リーダーSYOさんが選曲、アレンジも担当し、毎回、JAZZファンではない一般的な人たちにも、JAZZに親しんでもらえるようにと、
クラシックや、J-POPなどの曲も取り入れ、毎回盛り上がり、リピーターも着実に増えていっています。

その陰には、SYOさんの地道で誠実な営業活動があるのです。
私は、このようにブログでみなさまにライヴの告知をしていますが、
SYOさんは、手書きの「Zac Town」とかなんだかのハチャメチャな新聞をつくって、車であちこち配ってまわったり、郵送したり、
常日頃から、ほんとうにマメにご自分の音楽活動を、お知り合いの方たちにご案内しています。
ご自分の足でご案内状を運んでいる、まさに「ドブ板」であります。

「演奏もやり、営業もやる」

これが地元ミュージシャンのお約束のようなものです。

定期的に行う自分のライヴに、どれだけのお客様を動員できるか…
(お店や、団体などからオファーをいただくものではなく、自分が主体となってやるLIVEってことです)
それは地元プロとして、最重要事項で、お客様がだんだん減っていくのであれば、その企画は残念ながら「ダメダメ」です。
その責任は、すべて「リーダー」にあります。

私は、自分のライヴをずっとやっているので、ものすごく共感します。
SYOさんは、ご自分の音楽をずっと続けて、8年間、このライヴを維持し続けている。8年間の前には、当然何十年もの地元プロとしての積み重ねがあったのです。
音楽だけでなく、日ごろの、SYOさんのお人柄や、地道な営業活動、
JAZZなんかよくわからないけど、まあ義理で足を運ぶお客様も、
「あ~楽しかった、エキサイティングだった。SYO Michaelはこの歳で(失礼!)頑張ってるなあ、元気をもらえて、よかった!」
と思って、暫く経って日常に埋もれて忘れていても、また案内状が届けば、
「SYO Michael、相変わらず、まだまだ頑張ってんだなーー」ってことで、
ほな、今日はSYO Michaelに会いに出かけるか!ってことで、、、


地元ミュージシャンというのは、そんなふうに、自分の隣にいて、普通に生活してる人で、身近で、それでいて、ちょっと違うことやってる。
そこのところに共感してお客様が足を運んでくださるのだと思う。
音楽のグレードはもちろん最重要事項です。ココで説得力がなければ、お客様は二度と足を運んでくださらないのです。
お客様は、常に、前回よりも、さらに良いものを期待するのです。
今回はどんなゲストかな?というのも楽しみのひとつだし。
それに応え続けるパワーは、並大抵ではないのです。

私も、同じように自分のライヴを続けていきたいと思っているので、本当によく理解できます。
毎回リピートしていただけるように、ライヴチャージは極限まで安く抑え、自分の真骨頂を発揮できるように他のLIVEのオファーとも考えあわせながら日時を設定する…


本当に大変なことなんだけれど、コレがたまらなく楽しく、音楽とともに生きる歓びなのであります(*^_^*)


私は、そういう観点から、SYO Michaelさんの「Zac Bran Piano Trio」は、毎回ずっと、応援してきました。
20回に向けて、いえ、それ以上…これからもずっと頑張ってほしいです。


香川在住の方、これまでに一度もいらしたことのない方、いちどはゼヒ「Zac」を聴きにいってください!!
私は受付で「もぎり」をやってます。お待ちしております!
エキサイティングで、とっても楽しいLIVEです。
地元ミュージシャンの誇りと底力をぎゅぅぅぅっっ…と感じることと思います。


…地元ミュージシャンのはしくれTAKAMIがお訴えをさせていただきました。

ご清覧ありがとうございました。




「どこにいるかな?」 by SYO Michael



Comments (3)
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