WIND AND SOUND

日々雑感 季節の風と音… by TAKAMI

69歳現役

2005-10-26 | よしなしごと
私は、半年後には郷里に引っ越して、香川県人となって、両親と至近距離で過ごすことになるのですが、実は今、私の住居を巡ってバトル寸前の折衝が続いております。
ワタクシとTakの住居なんですが、私には決定権がない…
忙しくて、帰省して確認することができないので、任せると言ってしまったので、、、しょうがないのですが、、、
自分がこれから長い間住むところを決めるのに、「アンタは口を挟めんで!」という母。家賃を払うのは私なんですけど… 低所得者ゆえ、借入能力がないので…
見取り図さえ見ずに、本契約…となるところが、土壇場でNG。
隣に住んでる人がアヤシすぎるからとか…。
しかし、この母の気力実行力はスゴイです。
郷里に引っ越すことを決心したからには、この人が元気でいる限り、この人の言うことをきこう…ってゆーか、言うこときかなきゃやっていけません。
私が空家になっているお友達の実家をお借りすることにしていたのを、NGにして、住宅を購入し、その家賃を私に払わせるというワケです。
私はお友達の田舎の小さな家を改装して住むことを、とても楽しみにして、いろいろシミュレーションしていました。けれど、両親にとって、その家は実家から遠すぎて、Takの学校生活をフォローするのに不便すぎる…というワケです。
私が一大決心をして郷里に帰るというなら、全面的にバックアップしてやろう!…という心意気なのです。
母が生きている限り、母の傍で暮らす限り、この人には逆らえません。
しかし、二度、勝手に決めた物件、二度ともNGにしてるし…またイチから出直し。

ざざ~っっと淡々と書きましたが、このところの私は、このことに関するフラストレーションで、いっぱいいっぱいだっだんだよ。

何も書けなかった。いっぱい書きたいことがあったのに。Takのディズニーシーのこと、お芋掘り遠足のこと、初めての自転車登園のこと、競馬場で遊んだこと…
いっぱいあったんだよ。「書く」ってことは…頭の中を整理して文章にするって作業は、普段はなんでもないことだけど、実はちゃんと心が海の底ように静かで、穏やかで、ひとつひとつゆっくり整理できる状態でないとダメなんだってことがわかったよ。

私の実家は全然「お金持ち」ではありません。貯蓄はありません。
借金をしては働きまくって返済する人生を送ってきた両親。
借金は財産。借金は人望。
「あなたの為に借金してあげます。だから、頑張って働いて返済しなさい。」
わかった、お母さん。頑張って働くよ。
Takのことは頼むよ。

バトルになるほど元気な親って、ありがたいことかもね。
私を産んでくれた親が、私と息子のために「自分を犠牲にして」(←この一言さえ言わなきゃ素直に感謝するってもんだがなあ)やってくれてんだ。
人生って難しい…

あ~~このモヤモヤを書いたらなんだかスッキリしたよ。
Comments (13)
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