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アジア・オセアニア地域の通信社が配信する記事から『中国の領土紛争問題』を伝え日本の安全保障などのニュースブログ。

安倍首相、米国防長官ときょう会談 同盟強化確認へ ( 時事通信 )

2014年04月05日 | 日米同盟と日本の安全保障
安倍首相、米国防長官ときょう会談 同盟強化確認へ
時事通信 2014/04/05-14:36)

 安倍晋三首相は5日、首相公邸でヘーゲル米国防長官と会談する。北朝鮮による核・弾道ミサイル開発や中国の活発な海洋進出を踏まえ、安全保障面での緊密な日米連携を確認。首相としては、24日の日米首脳会談を前に一層の同盟強化を打ち出したい考えだ。
 
 首相とヘーゲル長官は、中国の東・南シナ海への進出やロシアのクリミア編入を念頭に「力を背景とした現状変更は許さない」との認識で一致する見通し。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の同県名護市辺野古への移設を含む在日米軍再編を着実に進めていく方針も表明する。
 
 首相は自らが掲げる積極的平和主義に基づき、武器輸出三原則に代わる防衛装備移転三原則を策定したことを説明するとみられる。
 ヘーゲル長官は6日に小野寺五典防衛相、岸田文雄外相とそれぞれ会談する。7日に次の訪問先の中国に向かう。


小野寺防衛相がミサイル破壊命令 北朝鮮を警戒 ( 時事通信 )

2014年04月05日 | 東アジアニュース
小野寺防衛相がミサイル破壊命令 北朝鮮を警戒
時事通信 2014/04/05-10:17)

北朝鮮による先月下旬の「ノドン」とみられる中距離弾道ミサイルの発射を受け、さらなるミサイル発射を警戒し、小野寺五典防衛相が自衛隊に破壊措置命令を出していたことが分かった。政府関係者が5日、明らかにした。ただ、日朝間で再開した政府間対話への配慮もあり、発令については公表しない方針だ。
 防衛相が破壊措置命令を出したのは3日で、日本海に海上配備型迎撃ミサイルSM3を搭載したイージス艦を派遣し、警戒を続けているとみられる。これに関し政府関係者は「わが国として、あらゆる事態に万全の措置を取るのは当然だ」と指摘した。
 昨年4月に出された破壊措置命令では、イージス艦の派遣に加え、陸上でも各地に弾道ミサイルを迎撃する地対空誘導弾パトリオット(PAC3)を展開するなど、大規模な態勢で臨んだが、今回はPAC3の展開は見送った。

米、中国観艦式に艦船派遣せず 「日本に連帯示す」 (AFP通信)

2014年04月05日 | 日米同盟と日本の安全保障
米、中国観艦式に艦船派遣せず 「日本に連帯示す」
AFP通信 2014年04月04日 15:58 発信地:ホノルル/米国

【4月4日 AFP】(一部更新)米国は、中国が海軍創設65周年を祝して今月行う国際観艦式に日本が招待されなかったことを受けて、米海軍艦船を派遣しない方針を決定した。国防総省高官が3日、明らかにした。

 この高官は匿名を条件に「日本が招待されなかった。したがって、連帯を示すため、われわれも参加しないことを決めた」と述べた。

 一方、同時期に山東(Shandong)省青島(Qingdao)で開かれる海軍シンポジウムには米海軍のジョナサン・グリナート(Jonathan Greenert)作戦部長とハリー・ハリス(Harry Harris)太平洋艦隊司令官が出席するという。

 国際観艦式は訓練や演習ではなく、艦船を派遣しなかったからといって中国との断絶を意味するものではないと、この高官は説明した。中国側には10日前に不参加を伝えたという。

 青島のシンポジウムには20か国以上の海軍トップが集まる予定で、こちらには日本も招待を受けたとみられる。