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アジア・オセアニア地域の通信社が配信する記事から『中国の領土紛争問題』を伝え日本の安全保障などのニュースブログ。

米比 新たな軍事協定で中国けん制か (NHK NEWSWEB)

2014年04月27日 | ASEAN諸国ニュース
米比 新たな軍事協定で中国けん制か 
NHK NEWSWEB 4月27日 4時15分


 アメリカとフィリピンは去年、両国間の軍事協力を大幅に強化する新たな軍事協定を策定することで合意し、アメリカ軍の定期的な派遣やフィリピン国内の基地の共同使用について交渉を進めてきました。
 フィリピン政府の関係者によりますと、その結果、フィリピン軍最大の基地フォート・マグサイサイと、かつてアメリカ海軍基地だったスービック地区、そしてパラワン島のウルガン湾の海軍施設の3つの地区が共同使用の対象として盛り込まれるということです。
これらの地区は過去にアメリカ軍の訓練に使われた実績があり、計画ではフォート・マグサイサイの共同使用から始め、残る2地区についても段階的に整備を検討するとしています。

 スービック地区とパラワン島の海軍施設はいずれも南シナ海に面し、中国の艦船が活動を活発化させている海域にも近いことから、これらの地区にアメリカ軍の部隊を置くことで、監視能力を強化し、抑止力を高めるねらいがあるものとみられます。
両政府はこの方針を盛り込んだ新たな軍事協定について、27日のオバマ大統領のフィリピン訪問を前に大詰めの交渉を続けており、首脳会談で合意に至るのかどうか注目されます。

「東南アジア重視」再確認 48年ぶりマレーシア訪問 米大統領 (時事通信)

2014年04月27日 | ASEAN諸国ニュース
「東南アジア重視」再確認 48年ぶりマレーシア訪問 米大統領
時事通信 2014/04/26-18:18)

【クアラルンプール時事】アジア歴訪中のオバマ米大統領は26日、マレーシアを訪問した。米大統領のマレーシア訪問は1966年のジョンソン大統領以来、48年ぶり。28日までの滞在中にナジブ首相らと会談し、アジア太平洋地域へのリバランス(再均衡)政策の柱の一つである「東南アジア重視」を再確認する。
 オバマ氏は27日の首脳会談で、両国の防衛協力拡大や環太平洋連携協定(TPP)交渉の妥結に向けた協力、中国が進出する南シナ海の領有権問題などについて討議する。また、消息を絶ったマレーシア機の機体捜索で全面支援を表明する見通しだ。