ペンギンの憂鬱

日々のうだうだ~読書と映画と酒と料理~

ヴィヨンの妻

2012-07-14 | 映画
映画の方です
もちろん、言わずと知れた太宰治の小説の映画化。
人気作家として世間から注目されるも、生きることに苦しみ、
酒や女に溺れる大谷(浅野忠信)と、
そんな彼が酒代を踏み倒した小料理屋で働き、放蕩を続ける夫を
愛し続ける妻・佐知(松たか子)の姿を描く。

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かなり小説に忠実です。
もちろん映画用に脚色されている部分もあるにはありますが、
科白ひとつ取っても、そのまま使ってたりして。

小説を読んで、それをどういう風に捉えるかは人それぞれで、
原作に忠実であればあるほど、監督の解釈が色濃く映像に
出ますよね。

ですので私見ですが、
ちょっと浅野忠信がキレイ過ぎて、厭世感とか荒廃感とかの
パンチが足りない気がしました~

太宰好きなので、概ね○で!(笑
松たか子は、いいですね


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