ペンギンの憂鬱

日々のうだうだ~読書と映画と酒と料理~

アキレスと亀

2009-09-12 | 映画
売れない画家の夫と、彼を支え励ます妻の物語。

感想は、ただ一言。
「芸術家とは、こういうものなのか」と

あらゆる方面で非凡な才能の持ち主って、何かが突き抜けてないと、そうはならないんだろうね。
平凡の代表選手の私には全く想像が出来ない世界だけど

裕福な家庭に生まれ育った真知寿は絵を描くのが大好きで、将来画家になる夢を持っていたが、
両親が自殺して、生活は一編するが、画家になる夢は決して諦めなかった。
彼を理解してくれる幸子と結婚してからは、ますます芸術にのめりこみ、幸子も夫の才能を
信じて献身的に支えるあまり、2人して常軌を逸した行動をとり始める…。

それでも、何も無くなっても、結局は夫の元に戻っていく妻の姿は、ある意味歪な夫婦のカタチでしょう。
今までのたけしの映画には無い、何だか幸せな空気感もあり、でした


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