ペンギンの憂鬱

日々のうだうだ~読書と映画と酒と料理~

天使の音楽

2010-11-20 | 日記
友達のハンドベルの演奏会に行ってきました。

ハンドベルって、どういうモノかは知ってたけど、ちゃんとした演奏を聞いたのは
そして、ずらりと音階順に並ぶ、何十もの実物のベルを見たのは初めてでした。

ベルって、貴族がお手伝いさんを呼ぶみたいな「チリンチリン」という
貧困なイメージしかなかった私ですが(どんだけ貧困だ
そりゃ、何オクターブを一個一個のベルで出すんですもんね。
すごい数ですよ。
一番低音のベルは、ちょっとしたお寺の鐘くらいあって、
女の子が渾身の力をこめて振る姿は、ちょっと驚きでした。

やさしいベルの音色は、時期的にも賛美歌かクリスマスソングかと思いきや
ジャズやクラシック、J-POPのカバーもあり、そして何より、その奏法に
ビックリでした。
基本的に振って音を出すってのは分かるけど、ベルを下に置いて中の振り子を
持ち上げて弾く方法、ベルごと台に打ち付ける方法など。

チリンチリンどころか、弦楽器の音色に聞こえたり、パイプオルガンのような音に
聞こえたり、奏法ひとつで音の可能性ってこんなに広がるんだ~
感動しました。

頭で知ってることって、知ってることにはならないね
月並みだけど、百聞は一見にしかずとは、良く言ったもんだ。