ぱそらぼ (ぱぁと1)

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PINコード

2014年07月15日 | 社会派らぼ
最近、LINEへの不正ログインが相次いでいるとニュースが報じています。他人のアカウントで、その本人に成りすまして、メッセージを送るというものです。友人に、忙しいからとプリペイドカードなどの購入依頼をし、購入カードの番号を聞き出す…などして、お金をとるといった手口のようです。

LINEのアカウントが流出したわけではなく、よそで使っているIDとパスワードの使いまわしなどをしていると、他所から流出した情報でログインされてしまうということです。LINEでは、こうしたパスワードの使いまわしをしないように呼びかけていますが、私たちが利用しているサービスは一つだけではありませんから、それらに一つ一つ異なるパスワードを設定するなどということは、理論上は言えても、実質上は不可能です。

更に、LINEはセキュリティ強化のために、「PINコード」による本人確認手順を追加すると発表しています。LINEでログインする際には、今まで手の認証手順に加えてPINコードという暗証番号が必要になるそうです。PINコードは、電話番号の異なる別のスマホから、LINEにログインしようとすると、必要になってくると言います。確かにこのような成りすましをしている人が利用しているスマホは、本人のものとは異なるもののはずですから。

但し、このようなセキュリティシステムは、いたちごっこなのも目に見えています。二重、三重に安全性が考えられていても、それを破る犯罪者がいて、更にセキュリティが強固になります。が、それも時間の問題で破られて、更に厳しくせざるを得ないといったいたちごっこです。

セキュリティの確保は私たち利用者にとっては、死活問題的な部分があります。当然、安全にこれらのサービスが使えるような対策を望みます。が、その一方で、こうした手段を使って繋がる相手との関係性も見直すべきではないかという気がします。最近はウェブ上での繋がりの方が便利で、リアルな繋がりが軽んじられている傾向があります。が、こうしたウェブ上でのコミュニケーションツールは、あくまでリアルコミュニケーションを補うものであって欲しいと思います。それ以前にシッカリと意思疎通ができている相手との連絡手段に使うことで、突然の「友人」からの被害に引っかからずに済むのではないだろうかと思えるのです。



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