ぱそらぼ (ぱぁと1)

パソコン講座を、まじめに愛するブログです

自分の意見

2014年07月18日 | 社会派らぼ
例のSTAP細胞の一件以来、マスコミは未だに小保方氏のバッシングに余念がありません。良く知られての通り、小保方氏が早稲田大学に提出した学位論文について、調査が行われていました。結果、早大の調査委員会は計26か所の問題点があり、うち6か所は不正と認定されたものの、博士号の取り消し要件には該当しない…と結論づけました。

この調査結果に、研究者や専門家からは、疑問の声が上がっていると言います。門外漢の私が、下手にこうした問題に意見を述べることは慎みたいとは思うものの、指摘があるように、小保方氏の学位を取り消すとなると、他にも多くの取り消しが必要になってしまうために、彼女の論文も不問に処すというのが、どうやら真実のような気がします。元々から、理研はこのSTAP細胞の問題を、あまりにも乱暴に「不正」として幕引きを図ろうとしていた感があるのですが、それすらこれ以上引き延ばすと、他の研究者の論文にも支障が生じることが明白なための、幕引きのような気がしてなりません。

恐らく、事は早大にとどまらないと想像します。あまりにも簡単にコピペができる世の中になっており、それらに対する罪悪感も大半の人が感じてもいません。論文然り、議員の報告書然り、企画書然り、レポート然り。既に、私たちの周りの多くの場面で、手軽に意見をまとめる際にはコピペが横行しています。ネットに掲示板と呼ばれる機能があります。誰かがスレッドを立てて質問などを書き込むと、それに対して回答が寄せられるといった仕組みです。質問者は回答の中から「ベストアンサー」を選ぶことになっており、回答者たちはベストアンサー欲しさに、他のサイトの内容などをコピペして素早く回答するなど、問題は日常茶飯事になっています。マナー云々を声高に意見する良識のある者も当然いるわけですが、マナー違反は後を絶ちません。

元をたどって考えると、考えて「自分の意見」を持つよりも、正解とされているものを教わればそれで良いとする学校時代に遠因があるような気がしてきます。読書感想文など、本当に自分が考えたことを真正面から書ける生徒はむしろ少数派で、大半は論評などを読みながら巧く切り貼りをして切り抜けてきており、現場の教師も問題視することなく受け取ってきているのです。こうして育ってきたわけですから、真のオリジナリティを目指すことはなかなかの至難の業であったりもするのです。至難の業であるからこそ、値打ちがあるわけでもあります。

当面の問題に対峙し、考えて自分の「意見」を正しく持ち、それを表現することは意外と難しいものです。他人ばかりを非難して、自らの中にある甘さに気づかずにいることは、少し違うのではないかと思います。本人に起因しているとはいえ、ごく普通の一生懸命の若い研究者を、早く学びの場に反してあげたいと思います。



ワードアートの変形メニューが表示されない

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花火

2014年07月17日 | 社会派らぼ
花火のシーズンがやってきます。東京の荒川沿いでは、19日に花火大会が行われるそうです。それを前に「場所取り」が大変なんだと報じられていました。観光協会では、ロープやブルーシート、くいなどでの場所取りを禁止しているらしいのですが、数年前からカラースプレーが場所取りに使われるようになってきているそうです。白や赤、黄色などのスプレーで見苦しく場所取りの線が書き込まれると言います。河川敷には芝生などの植栽もしてあり、「芝養生中 立ち入り禁止」の看板があるにも関わらず、カラースプレーで場所取りがしてあって、あまりにも酷い…とか。

ネットでは、この非常識な場所取りに非難の声が続いています。実は、場所取り…というのは、花火だけではありません。桜の季節のお花見、イベント会場、また小学校の運動会まで、随所につきものです。場所取りには、まずルールがありません。が、マナーはあるはずです。マナーというのは「これはしても良い」「これはしてはいけない」というものではなく…、「これをすると他人に迷惑をかける」「これは他人を不快にさせる」といったもののはずなのです。つまり、視点はあくまでも他者への配慮にあるべきなのだろうと思います。が、これらの場所取りには「自分」という視点以外のものを感じません。

場所取り…という考え方自体が、暗黙の了解があるようには感じますが、考えるとおかしな話でもあります。一番普通には、場所はその当日の早い者順に定まるべきなのです、キット。それがその早い人より、もっと早く、更にもっと早くとエスカレートして、ついに早すぎてそこにいるわけにはいかないから、何かしら自分の代わりになるものを目印に置いておくことになり、最終的にブルーシートや遂にカラースプレーになったわけでしょう。

最近は、新製品発売を前に、徹夜で列ができることが少なくありません。(個人的には、徹夜で並んでまで、何かにこだわろうという心境にはトテモなれませんが。。。)それとて、生身の人間がそこに居るから「物好きな人もいる」と許容されているだけであって、座布団一つ置いておけば良いというものではありません。

宴を前にした無人の会場に、ブルーシートばかりがやたらと敷いてある光景というのは、美しくありません。それがカラースプレーとなると、殆ど問題外に景観を損ねています。本来なら、少し早く来て、そこに人がいるべきなのだと思います。それが、子どもの運動会のように、ある程度顔見知りの集団になると、チョット荷物だけ置いて帰って来ちゃったということになるのでしょうけれど、基本見知らぬ同士の場所で、シートだけで自分の権利を主張しようとすること自体、美しくありません。

夏の夜空を焦がす花火というのは、文句なしに美しい。ですからその会場は、宴の前も、そして宴が果てた後も美しくあって欲しいと思うのは、感性がずれているのでしょうか。



2つ目の画像を入れたら、前の画像が消えました

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PINコード

2014年07月15日 | 社会派らぼ
最近、LINEへの不正ログインが相次いでいるとニュースが報じています。他人のアカウントで、その本人に成りすまして、メッセージを送るというものです。友人に、忙しいからとプリペイドカードなどの購入依頼をし、購入カードの番号を聞き出す…などして、お金をとるといった手口のようです。

LINEのアカウントが流出したわけではなく、よそで使っているIDとパスワードの使いまわしなどをしていると、他所から流出した情報でログインされてしまうということです。LINEでは、こうしたパスワードの使いまわしをしないように呼びかけていますが、私たちが利用しているサービスは一つだけではありませんから、それらに一つ一つ異なるパスワードを設定するなどということは、理論上は言えても、実質上は不可能です。

更に、LINEはセキュリティ強化のために、「PINコード」による本人確認手順を追加すると発表しています。LINEでログインする際には、今まで手の認証手順に加えてPINコードという暗証番号が必要になるそうです。PINコードは、電話番号の異なる別のスマホから、LINEにログインしようとすると、必要になってくると言います。確かにこのような成りすましをしている人が利用しているスマホは、本人のものとは異なるもののはずですから。

但し、このようなセキュリティシステムは、いたちごっこなのも目に見えています。二重、三重に安全性が考えられていても、それを破る犯罪者がいて、更にセキュリティが強固になります。が、それも時間の問題で破られて、更に厳しくせざるを得ないといったいたちごっこです。

セキュリティの確保は私たち利用者にとっては、死活問題的な部分があります。当然、安全にこれらのサービスが使えるような対策を望みます。が、その一方で、こうした手段を使って繋がる相手との関係性も見直すべきではないかという気がします。最近はウェブ上での繋がりの方が便利で、リアルな繋がりが軽んじられている傾向があります。が、こうしたウェブ上でのコミュニケーションツールは、あくまでリアルコミュニケーションを補うものであって欲しいと思います。それ以前にシッカリと意思疎通ができている相手との連絡手段に使うことで、突然の「友人」からの被害に引っかからずに済むのではないだろうかと思えるのです。



ウィンドウを少し動かすと、いきなり最大化してしまいます

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ICT

2014年07月14日 | 社会派らぼ
この頃、ICTという言葉が普通に使われます。Information and Communication Technology。これまでは、ITと言われていました。Information Technology。情報を取得し、加工して、保存・送信するための技術…でしょうか。中でもコンピュータやその内部で動作するソフトを扱う技術のことを指すことが多かったわけですが、そこに「C」が入りました。が、言葉を調べてみようとする限り、ITの説明として「ICTもほぼ同義として用いられ」とあったり、ICTとは「ITのほぼ同義語」と説明されていたりします。Communicationを意味する「C」が言葉中に入ってはいますが、ただの情報ではなく通信・伝達・交流といった意味を加え「情報通信技術」などと訳されています。(ちなみにITは情報技術)

「Communication」の要素をより強く意識し、情報が「人から人へそれが伝えられる」ことに重きを置こうとしている解釈もありますが、技術進歩のスピードの中にあって、多くが実体をとらえかねている感があります。それはともすれば、ビジュアルコミュニケーションを追求するといった方向に走りがちで、動画投稿システムやテレビ会議、ウェブ会議、テレビ電話などの技術の充実の形に活かされていっている感があります。

報道や通信、交通といった訳語ではなく、本来心すべきものは、意志疎通、相互理解などと訳すべきものではないでしょうか。もっと「human」とか「heart」といった言葉をはさむ方が良いのではないだろうかと思ったりもします。「IHT(笑)」

教育現場のICT化は、インフラが先行しています。電子黒板が導入され、教科書がデジタル化され、タブレット端末が一人一人に与えられ、それが如何にも「夢の教育」に繋がると、私たちは勘違いしてはいませんでしょうか。言葉をなぞるとすぐにその意味が調べられたり、英語のネイティブな発音が聞こえたり、本物の写真がすぐに見られたり、実験の様子が見られたり…は、確かに教師の伝える負担を減らすことは間違いないのでしょう。が、自らの言葉で、理路整然と説明する力を持たない教師では、教育は務まりません(おそらく)。もしかして、ICTの行く先は、教育サーバーが据えられて、全国どこでも同じ内容の授業が繰り広げられる…とかではないでしょうね。



パソコン起動時、スリープ後、パスワードの設定を解除したい

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紙媒体

2014年07月13日 | 社会派らぼ
先日から「○○も欲しいし、△△も欲しいし、□□も欲しい」と、欲しいものを数えていたら、それを聞いていた人から「洋服や石は入っていないんですね。」と言われて苦笑い。う~ん、宝石や毛皮は要らない。。。。○○や△△…は、ご想像にお任せします。

まずはリサーチが大切です。衝動買いをすると、後でこっちの方が安かったのにとなりますので、あちこちのお店で価格調査。で、某店舗に入った際に、カタログとか置いてないのですか?と尋ねたところ、紙媒体は殆どありません…との返事でした。商品や価格などはすぐに変わるので、紙メディアを大量に印刷するのは無駄が多いのだという話でした。さすが、勢いのある会社は、考え方が堅実です。

そう思って振り返ると、大型量販店のようなところを回ると、結構分厚くなるほどのカタログが手に入ります。勿論、持ち帰ってゆっくりと価格や性能を見比べて検討するのにはうってつけなのですが、大半はそのままゴミ箱行きなのですから、もったいない話です。

地域のお知らせのようなものも、やたらと印刷物がポスティングされますが、果たしてそれだけのことをする必要があるのかと改めて考えてみると、大半が要らないのではないかと思えてきます。地域の各部署などでも、フルカラーの立派なリーフレットのようなものを作成されていたりします。啓発活動という意味では、それも一つのやり方なのでしょうけれど、効果対費用を考えると、あまり合理的だとは思えません。家庭内でどの程度役立てられているのか、どの程度見てもらえているのかを考えると、印刷物をどんどん配付すること自体を見直す必要を感じたりします。





グラフをモノクロ印刷したら、分かりにくくなった

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号泣議員

2014年07月11日 | 社会派らぼ
多額の政務活動費が計上されているにもかかわらず、その殆どの詳細が不明で、釈明会見の席で号泣した兵庫県議が辞職願を提出しました。県議会議長はこの辞職願を受理しましたが、同時に県議会各派は刑事告発し、こちらも県警に受理されました。

再三の不自然な出張も、裏付ける資料やメモは全く無く、詳細は覚えていないというあいまいさですが、捜査権を持たない議会としては限界だということです。刑事告発されていますので、舞台は警察の捜査に移り、事と次第によれば、虚偽公文書作成・行使などの容疑で逮捕される可能性も出てきました。というか横領罪か何かになりそうな気がします。

議会はこぞって、この元議員を非難していますが、早く幕引きを図りたい意図も見え隠れしています。日帰り出張は197回を数え、政務活動費から176万円もの切手代の交付を受けていたと言われています。が、報道によると、切手を大量購入しているのはこの議員だけでなく、他にも多額の切手代の交付を受けていた議員がいるようです。月に50万円が前払いで支給される政務調査費ですが、使わなければ返還する事になります。そこで返還せずに、切手を大量購入していたのではないか…と指摘されていますが、あくまで憶測の域を超しません。号泣議員は、このようなやり方を恐らくは周囲から学んだのではないかと想像します。

会見で号泣する議員の発言は支離滅裂で、彼が県議として不適格であることは明白な事実です。がこのような場合、マスコミ(社会)がこぞってこの1個人をやり玉に挙げて、徹底的に悪役に仕立ててしまうきらいがあることも、一方で現実です。野々村議員然り、小保方氏然り、佐村河内氏然り。彼らには程度の差はありますが、落ち度がありますし、下手をすると違法行為を行っていたりします。が、どうも嵩にかかって1個人に非難を集中させすぎて、周りで起きていることが見逃がされてしまっているように思えます。非は1個人に集中させておいた方が、何かと都合が良かったりすると勘ぐりたくなるのも当然です。

この議員に関して言うなら、彼を選んだ有権者に責任が無いとは言えません。この曖昧な支出をこれまで許容してきた事務局にも問題が無いとは言えません。彼一人を切っただけで、根っこが解決するとは思えないのが悔しい現実です。



シャットダウンボタンの横に黄色い盾の形のボタンが表示されます

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受け容れる

2014年07月10日 | 命の生き方
京都市バス内で実際に起こったことです。足の不自由な中年女性がバスに乗車しようとして、乗車口の段差に困っておられました。そこでバスの運転士が、彼女の介助に立ちました。ところが、女性は「ほっといてちょうだい!誰もてつだってなんて言ってない」と大声を挙げたというのです。運転士は席に戻り、女性の着席を待ってバスを発信させましたが、その後も女性は罵声を浴びせ続けたと言います。

「ノーマライゼーション」ということが、一時よく言われました。元々は北欧諸国から始まった理念ですが、障害者と健常者が一切区別されることなく、社会生活を全く同等に送ることが本来のあるべき姿だと考えることのようです。障害者が特別な配慮を受けるのではなく、何もかもが同等で同じでいられることを大切だとしています。バスの女性に、そのような意識があったかどうかは定かでありませんが、恐らくは「他人の助けなど借りずに一人でやっていく」という彼女なりの気概のようなものだったのではないでしょうか。

が、非はヤハリ障害女性にあるような気がします。独りで生きていくとする気構えは立派ではありますが、それとてたくさんの人の協力の上に成り立っているもので、知らないうちに他人に迷惑をかけて生きているのが人間というものなのですから、私たちはそれを自覚していなければなりません。「人の手助けなど無くてもバスに乗れる」というのが彼女の気構えだとしても、「手間取ってバスの発進を遅らせている」という事実を直視できなければならないと思うのです。これは障害者だから手助けを受け容れるべきだというような発想ではなくて、人は誰しも自分の思い込みだけのために、他人に迷惑をかけてはいけないのだ…とそんな風に思うのです。

以前、講座に来られた女性は、明らかに不自由そうに左手でマウスを持たれました。左利きなのでもなく、右手を怪我したわけでもありません。左を使うと、右脳が刺激されて脳が活性化するという理由でした。パソコンの操作が覚束ない上に、利き手では無いので、明らかに他の方に迷惑が掛かっているのですが、彼女は微塵もそれを気にされる風ではありませんでした。右脳を活性化するのは良いことでしょうが、それは独りの時間にお願いしたいと思いました。

障害を持たなくても、年齢を重ねることで、若い時にはできたことが一つ一つできなくなっていきます。仕方のないことです。老化というのは、ある日突然来るわけではなく、境目が無い連続の結果なのです。ですから「いつまでもやれる」と思い込んでしまわずに、できないことが増えていく事実を受け容れざるを得ないのです。そうでなくても、誰かに手助けをいただきながら、私たちは生きているのです。感謝こそすれ、不必要な意地を張って、他人を傷つけること厳には慎むべきだと、近い将来の自分に苦言を呈しておきます。



図形の立体化で内部の文字まで歪んでしまいます

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表は表、裏は裏

2014年07月09日 | 雑談
横浜南地区で募集した交通安全大会スローガンが専らネットで話題になっています。「赤信号みんなで渡れば怖くない…そういってアイツは先に逝ってしまった」というものです。誰もが知っているブラックジョーク「赤信号みんなで渡れば怖くない」をもじって、インパクトのあるスローガンに仕上げてあるという意味で、秀逸ではあります。このスローガンに合うポスターを募集中ということなので、やはりブラックな作品が集まるのでしょうね。

スローガンというのは、くどくどと理屈を説いて説得するのではなく、人間の第六感のようなものにピンと響かせるべきものだと思います。そこでよく耳に逆らわない575調のものが使われていたりします。すんなりと聞けるものから、ドキッとさせて訴えるものまで、完成度は様々なものが世の中には出回っています。このスローガン、これだけネットでも話題に上るのは、まず「成功」なのでしょう。

当然ですが、ネット上の反応はおおむねシニカルなものです。これはスローガンとしてはやはりふさわしくないのでしょうか。唐突ですが、このスローガンを見たときに、私が感じたのは「表は表、裏は裏」です。理屈ではなく、そう感じました。振り返って、何を感じたのかを分析してみると…。

世の中には、やはり表稼業と裏稼業とがあります。どんなに非難されようとも公教育が表なのに対し、実績を如何にあげても塾は裏です。「仕事人」はどんなに、世のため人のために働いても裏は裏です。「赤信号…」のフレーズはやはり、どこまで行っても表にはなれないと思うのに、今回それが表になってしまった違和感が拭えないのです。

結果として、交通事故が減ればそれでいい…のだとは思うのですが、ここはやはり表で行って欲しかったというのが本音です。


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フライデー化

2014年07月08日 | 社会派らぼ
ツイッターやフェイスブックといったツールが世の中に随分浸透しました。誰もが発信元になれる、そして発信したニュースはあっという間に世界を駆け巡る、それこそ夢のツールです。過酷な日常を世界中に発信することも、理屈的には可能ですし、たくさんの人たちがその「想い」を発信するツールとして現に活用しています。

が実は、その恐ろしいほどの数のツイートや書き込みのおそらく殆どが、たいした意味を持ってなどいません。一握りの卓越したスターを輩出するのには、それを支えるものすごく広い底辺が必要であるように、本当に意義のある情報は、世界を飛び交う何十億のコンテンツ中のほんの僅かに過ぎないのです。それでも、いいえそれだから、これらのツールには値打ちがあるのでしょうか。

最近、芸能人が盗撮被害を訴えるケースが相次いでいます。無断でタレントの写真を撮影し、公開する人がいると思えば、タレントが利用した店の従業員や店員がその一部始終を公開するような場合もあります。タレントというのは、良くも悪くも人の視線を浴びる職業で、何にせよ話題に上るだけで宣伝効果もあるのでは…と、要らないかんぐりをしてしまうのも事実で、なかなか規制をすることも難しいようです。写真週刊誌として有名な「フライデー」という雑誌があります。有名人が私生活を盗撮されて、話題になる事シバシバですが、品の良い雑誌だと思っている人はまずいません。世の中が「素人フライデー化」しています。世の中の品位が高くないということです。

正直、こんな無益な書き込みに時間を使うこと自体を、もう卒業しませんか。インターネットというのは、紛れもなく世界を変える発明だと私は思っています。産業革命に匹敵するのではないかとすら秘かに思っています。但し、諸刃の剣でもあって、活かすも殺すも私たち次第なのです。ネットの世界には管理者がいません。流出させる情報の淘汰は自分が行うしかありません。安易に中身のない情報をふりまくのは、そろそろ終わりにして(そういう、当ブログが、安易に書きまくっているかも…笑)、この大発明の技術をどう使えば、間違いなく人間の未来を明るくするのか、真剣に考え直しても良いかも知れません。

ネット上に情報を持つことは大切な世の中になってはいます。反面、出しても意味のないものも山と転がっているのも確かです。特に「個人」のこと…は、もう良いのではありませんか?



Pictbearが英語表記になってしまいました

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